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YSM SIX TOUR FINAL(is the greatest show I've ever known)
開演予定時刻から15分経過し、クラブチッタの会場内BGMはThe Smashing Pumpkinsの「Today」に切り替わった。煌びやかなギターフレーズからラウドでファジーなサウンドに雪崩れ込むイントロ、そして儚げな歌声が印象的なAメロに差し掛かったところで音量が上がり、場内の照明が落とされた。
Today is the greatest
Day I've ever known
Ca
2023年 年間ベストアルバム&EP
27枚、A→Z順。
昨年は、毎月良かった新譜を月毎の記事で記録し、年末にはそれらの中から年間ベスト27枚を選んで横断的な感想を記載していたのですが、今年はその時間が取れなかったため、一作ごとの感想を本記事にまとめて書くことにしました。
Amaarae『Fountain Baby』 ニューヨーク生まれ・アトランタとガーナ育ちのシンガーソングライターによる2ndフル。アフロ・ポップとR&Bをアニ
音楽ライター サイトウマサヒロ |ポートフォリオ
プロフィール1995年生まれ・東京都目黒区在住の音楽ライター。
経歴●早稲田大学教育学部卒。在学中はバンド活動に加え、サークル活動でライブイベント企画、ZINE制作等を経験。
●2018年4月より、音楽レーベル関連会社にてアーティストファンクラブ運営・Web制作ディレクション・ECサイト運営等の業務を経験。
●2022年9月より、フリーランスの専業ライターとして活動開始。現在は主に音楽関連
2023.5 良かった新譜
Bring Me The Horizon - LosT 2023年5月4日リリースのシングル。アルバムごとどころか一曲ごとにシーンを揺るがすインパクトを残し続けている彼らだが、今回も当然のように凄い曲。本楽曲は「DiE4u」以降の"Future Emo"路線へのあまりにも早い自己批評で、そのベクトルが安易なトレンドのキャッチアップや単なる懐古には向かっていないことを示している。「超ポップかつ激ヘヴ
もっとみる2023.4 良かった新譜
The Burden - Terminal カナダの4人組ポスト・ハードコアによる2023年4月14日リリースの3rdフルアルバム。リスナーからはUnderoathやSilversteinといった00年代スクリーモのリバイバルとして捉えられており、実際彼らもハッキリとその影響を公言している。だが個人的には、神経質にボイシングされたコードや裏メロの単音フレーズを涙ながらに鳴らしつつ、へヴィなリフ&ブ
もっとみる2023.3 良かった新譜
Dispirited Spirits / Emma Aibara / Fall Out Boy / LIES / Liturgy / NMIXX / SATOH / that same street / Zulu
Dispirited Spirits - The Redshift Blues
(Album, 2023.3.10)
ポルトガルのIndigo Diasによるプロジェクトの2nd。
2023.2 良かった新譜
Dano / ex. happyender girl / Falling In Reverse / GEZAN with Million Wish Collective / Inu / Runnner / Theophonos / TORIENA / 女王蜂
Dano - El hombre hace planes, Dios se ríe
(Mixtape, 2023.1.27)
スペイン
2023.1 良かった新譜
Angel Electronics / Ὁπλίτης / Mega Shinnosuke / Palette Knife / Parannoul / Rat Jesu / SARI / Tears Seven Times / 未来電波基地
Angel Electronics - ULTRA PARADISE
(Album, 2023.1.23)
LAの自称「ブルータル・ユーフォリア・ウェー
ゴールデンチョコレート(の粒を、こぼさず食べることができたなら)
1月某日、「ミスドスーパーラブ」の存在を偶然にTwitterで知って、これは! と体に甘い電撃が走り、そのまま即座に通販で注文してしまった。
同書は、ミスタードーナツのメニューをタイトルに冠した26の短歌、小説、童話、エッセイ、グラフィックとヴィジュアル作品から構成されるリトルプレス。異なる経歴や肩書きを持つバラエティ豊かな書き手が、それぞれ自由な切り口でミスドを語っている。
ホットコー
2022年 年間ベストアルバム・EP
2022年リリースの音楽作品の中から、12月現在、特にカッコいいと思うアルバム・EPを27枚選びました(27枚という数字は、3×3でジャケットをコラージュした画像を3枚と作品名をテキストで書いた画像1枚でツイートしたいから、という理由で、特に深い意味はありません)。
作品個別の詳しいレビューは全て毎月のnoteに書いているのでここでは省きますが、改めてリストを見直したり聴き直したりしてみて思
2022.12 良かった新譜
Autonoesis / Beyoncé / brakence / demxntia / florelle / LE SSERAFIM / LeeHyunJun / Strawberry Hospital
Autonoesis - Moon of Foul Magics
(Album, 2022.8.25)
カナダはオンタリオ州トロントの詳細不明ブラックメタルプロジェクトによる2nd。表題曲
2022.11 良かった新譜
Alien Book Club / Dazy / Ernest Hood / Madmans Esprit / MASTOIDS. / NEUPINK / situasion / Stateside / twofold / サニーデイ・サービス / 零進法
Alien Book Club - Desecration of the Whispering Salamander
(Album, 20
LiSAが歌う理由 ー 「Catch the Moment」が繋ぐ過去と未来、そして「今」
※本テキストは、2017年8月15日にロッキング・オン社運営の「音楽文」に掲載されたものです(「音楽文」は2022年3月31日にサービス終了済)。リリース日やライブ開催日などは2017年時点の時制に沿って記載されていますのでご了承ください。
LiSAの約2年ぶりの4thアルバム『LiTTLE DEViL PARADE』が、5月24日に発売された。誤解を恐れずに言うならば、「めちゃくちゃ」なアル
2022.10 良かった新譜
The 1975 / Avantdale Bowling Club / BYEE the ROUND (バイザラウンド) / Cloud Rat / Counterparts / Daeva / Isabella Lovestory / Jean Dawson / Ringwanderung / Sobs
The 1975 - Being Funny In A Foreign Language
2022.9 良かった新譜
BLACKPINK / acloudyskye / Daniela Lalita / EDEN / Futbolín / HAILROSE / Lantern / Madison Cunningham / WARGASM(UK) / ウ山あまね
BLACKPINK - BORN PINK
(Album, 2022.9.16)
2016年デビューの4人組K-POPグループによる2nd。って今更
2022.8 良かった新譜
Chat Pile / DethTech / dynastic / ena mori / The Lounge Society / MJ Lenderman / Panic! at the Disco / Pool Kids / Uztama / さユり
Chat Pile - God's Country
(Album, 2022.7.29)
"Death-grunge"を標榜するオクラホマ