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人生感想文

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記事一覧

強い女であるために。

強い女であるために、彼の動向を、気にしてはいけない。 私が彼を気にしてしまうのは、彼のことが好きだからではなくて、幸せだった、あの時の私に会いたいからだ。 強く…

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2週間前

関係

心臓を何処かに捨ててしまいたいような辛い思いをしたからこそ、他人の傷みが理解る。 脳みそを支配されるように他人を好きになった事があるから、どれだけその愛が、尊い…

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1か月前

夏の匂いが、この感情を運んで来たよ。

今年の夏は、去年の夏とは違う。 幾らあの夏が心に残っているからと言って、決して同じ夏を擦り、繰り返すことはできない。 どう思い描いても、この夏には貴方は居ないし…

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1か月前

時間と記憶

あの日から私の日課は、貴方のsnsを覗くこと。 少し、こわいでしょ? でも恋を引きずった過去がある人なら、誰しもがやった事のある、誰にも言えない事。 今日も変わら…

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1か月前
2

シンプル イズ ベスト

電車に乗っていると、目の前に、シンプルな見た目のカップルと乗り合わせていることに気がつく。 彼等はそんなこと微塵も気にしていないように愛し合い、幸せそうに見つめ…

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2か月前

目の前にあって、それでも手が届かないから、美しいと感じる。 儚くも、手に入れようとすればするほど、近づけば近づくほど、遠ざかっていく。 求めなければ始まらないの…

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2か月前
1

要らない感情

貴方の気持ちを魅きたくて、アプリをインストールする。 貴方が始めたことだけが、何故だか私のもとに知れて、まるで仕組まれたかの様に、私も無意識に、それの利用者にな…

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3か月前

夏と冬

よく、夏が好きとか冬が好きとかいう人がいるけど 夏には夏の良いところがあって、冬には冬の、良いところがあると、私は思う。 私には、楽しかったり辛かった夏の思い出…

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3か月前

〇〇ちゃん

いつからかわたしは、女の子のことを、ちゃん付けで呼ぶ人がタイプになった。 あの愛でるような眼差しで私のことを見つめて、まるで小さい動物の世話をするようにわたしの…

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4か月前

もう直ぐ、私も解放されるよ。

私が貴方のことばを求めなくなって、気にも留めなくなったとき、ようやく、私は貴方という呪縛から解かれたと言えるのだと感じる。 貴方がここに言葉を綴るときは、決まっ…

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5か月前

表面張力の涙

極限まで美化された思い出を回想して浸って、私の瞼の中で、涙が表面張力でギリギリを保つ。 会ってしまえば、これ以上ない程に気まずいだろうに、なぜだか貴方のことを思…

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5か月前
1

あのこと、わたし。

自己嫌悪に苛まれ、あのこになりたい、このこみたいになりたいと、無意識のなかで自分を変えようとしてしまう。 自分の個性や性格を見失い、迷走してしまう。 何が正しく…

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5か月前

違和感

一度感じた違和感には、目を瞑ってはいけない。 時間が経つにつれて、その違和感を忘れてしまったり、気のせいだと思いはじめるかもしれないが、 その違和感は決して、ど…

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6か月前
2

フツウ

一袋に何十個入ってる198円のチョコレートを買うのを迷う人もいれば、一箱4000円越えのチョコレートを一度に何箱も買っていく人もいる。 世の中って、何が普通か本当にわ…

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6か月前
3

人生を旅する

一度、心の底から忌み嫌ったことのある人間を、共に時間を過ごすにつれて好きになり、尊敬の域まで達する。 皆さんにも、こんな経験はあるだろうか。 私にはこれが常であ…

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6か月前
12

井の中の蛙

よく、大人はいろんな世界を見て、視野を広げた方が良い。と僕等に言う。 彼らは一体、何を根拠に言っているのだろう? 彼らの発言が偏見に塗れているのと同じく、もちろ…

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7か月前

強い女であるために。

強い女であるために、彼の動向を、気にしてはいけない。

私が彼を気にしてしまうのは、彼のことが好きだからではなくて、幸せだった、あの時の私に会いたいからだ。

強くいるためには、前に進まなくてはいけない。ただ、忘れなくてはいけないということではない。

忘れなくてもいい。憶えていればいい。思い出ではなく、ただの記憶として、そっと、心に残しておけば良い。

私が憧れる強い女達は、沢山傷ついて、苦しん

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関係

心臓を何処かに捨ててしまいたいような辛い思いをしたからこそ、他人の傷みが理解る。

脳みそを支配されるように他人を好きになった事があるから、どれだけその愛が、尊いものなのか知っている。

人には経験しないと醸し出せない雰囲気があって、落ち着きがある。

なにか世界の全てをも悟ったかのような、どれだけ信頼し、愛し合っても、結局独りであることに変わりない事を知ったような目。

私は、目が死んでいる人に

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夏の匂いが、この感情を運んで来たよ。

今年の夏は、去年の夏とは違う。

幾らあの夏が心に残っているからと言って、決して同じ夏を擦り、繰り返すことはできない。

どう思い描いても、この夏には貴方は居ないし、あの頃のような、無知で純粋な私も居ない。

貴方は今年、どんな夏を描きますか?

あの夏を回想し、私を脳の端っこにでも、一瞬でも座らせてくれるのだろうか

結果どうにせよ、私も貴方も、どうか幸せな夏が、描けますように。

時間と記憶

あの日から私の日課は、貴方のsnsを覗くこと。

少し、こわいでしょ?

でも恋を引きずった過去がある人なら、誰しもがやった事のある、誰にも言えない事。

今日も変わらず、覗いて貴方の写真を見た。

何故だろう、何も思わなかった。

何故、貴方の事がこんなにも気になって、引きずっていたのか、とても不思議だ。

もちろん、どうして彼に惹かれたのかは覚えているけど、好きだったのかどうかはわからない。

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シンプル イズ ベスト

電車に乗っていると、目の前に、シンプルな見た目のカップルと乗り合わせていることに気がつく。

彼等はそんなこと微塵も気にしていないように愛し合い、幸せそうに見つめ合い、小声で2人だけの世界を楽しむ。

たった一瞬電車に乗り合わせただけの私にも伝わってくる。2人だけの世界が、彼等にはどれだけ美しく見えているのか。

到底私には、縁が無いのだろうか。

シンプルな見た目から入ると、性格が良かったり優し

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目の前にあって、それでも手が届かないから、美しいと感じる。

儚くも、手に入れようとすればするほど、近づけば近づくほど、遠ざかっていく。

求めなければ始まらないのに、求めすぎると全部消えてなくなってしまう矛盾。

早いところ人生にある程度の諦めを持ち、あたかも何も感じていないような振りをして生きるのが、この世界での正当防衛なのかもしれない

要らない感情

貴方の気持ちを魅きたくて、アプリをインストールする。

貴方が始めたことだけが、何故だか私のもとに知れて、まるで仕組まれたかの様に、私も無意識に、それの利用者になった。

貴方はたった5人しかフォローしていないのに、その中の1人に私がいて、
何故なのか全く見当もつかないけど、なんとなく、その中のたった2人の女の子の、私じゃないもう1人が 今の彼女 なんだろうなってことは、女の勘が察知した。

友人

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夏と冬

よく、夏が好きとか冬が好きとかいう人がいるけど

夏には夏の良いところがあって、冬には冬の、良いところがあると、私は思う。

私には、楽しかったり辛かった夏の思い出があって、嬉しかったり苦しかった冬の思い出がある。

夏になるとそれを思い出すし、冬になればその思い出に浸る

今年もまた夏が来て、その細やかな空気と共に回想し、想像し、堪能する。

この夏が終わっても尚、ただその寂しさだけでなく、追っ

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〇〇ちゃん

いつからかわたしは、女の子のことを、ちゃん付けで呼ぶ人がタイプになった。

あの愛でるような眼差しで私のことを見つめて、まるで小さい動物の世話をするようにわたしの名前を呼ぶ、あの感じがたまらなく好きだから。

どれだけ仲良くなっても、ちゃん付けで呼ばれると、自分たちが男と女であることを、無意識に思い出させる。

どれもこれも、貴方が置いて行った、足跡のひとつにすぎないのだけれど。

もう直ぐ、私も解放されるよ。

私が貴方のことばを求めなくなって、気にも留めなくなったとき、ようやく、私は貴方という呪縛から解かれたと言えるのだと感じる。

貴方がここに言葉を綴るときは、決まってあのこの事で脳内が埋まっているときで。更新されないということは、貴方もあのこという呪縛から解かれたということ。

嬉しくもあり、悲しくもあるこの出来事は、貴方が、私は何一つ知る事もできない遠くの存在になってしまったことを痛感させる。

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表面張力の涙

極限まで美化された思い出を回想して浸って、私の瞼の中で、涙が表面張力でギリギリを保つ。

会ってしまえば、これ以上ない程に気まずいだろうに、なぜだか貴方のことを思い出してしまう。

もう二度と、おはようという事もなければ、またねという事もない、貴方のことを。

思い出すべき人は貴方ではないのは理解っているのに、貴方が別の幸せを掴んでいるのは理解っているのに。

何故、貴方をしきりに思い出してしまう

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あのこと、わたし。

自己嫌悪に苛まれ、あのこになりたい、このこみたいになりたいと、無意識のなかで自分を変えようとしてしまう。

自分の個性や性格を見失い、迷走してしまう。

何が正しくて、何が間違いなのか。
何が正義で、何が悪なのか。

ここまで生きてきた人生の中で、自分なりの軸はそれなりに持っているはずなのに、なぜだか、他人の軸に影響され揺らいでしまう。

どう足掻いてもあのこにはなれないのに、必死にもがき、あのこ

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違和感

一度感じた違和感には、目を瞑ってはいけない。

時間が経つにつれて、その違和感を忘れてしまったり、気のせいだと思いはじめるかもしれないが、

その違和感は決して、どこかに消えてたわけでも、見間違いでもない。

もし、それに目を瞑ってしまえば、後からもっと、大きな問題が発覚するのだ。

既に透けて見えている大問題を時間をかけて探すほど、私たちは暇じゃない。

少し痛みは強いかもしれないが、違和感に気

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フツウ

一袋に何十個入ってる198円のチョコレートを買うのを迷う人もいれば、一箱4000円越えのチョコレートを一度に何箱も買っていく人もいる。

世の中って、何が普通か本当にわからないなと、まだほんの20年しか生きていないのに思う。

前者は、4000円越えのチョコを人生に一度、食べられた時のこれほどにない幸せを知ることができるし、後者は、198円のお徳用チョコを、いやそれ以上なものを毎日気兼ねなく、我慢

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人生を旅する

一度、心の底から忌み嫌ったことのある人間を、共に時間を過ごすにつれて好きになり、尊敬の域まで達する。

皆さんにも、こんな経験はあるだろうか。

私にはこれが常であり、つい最近も、これに直面したばかりだ。

その人は俗に言う人生の成功者に分類される人種。そんな人が、

人生は綿密な計画を練るのではなく、旅するように生きろ。

と言った。

この大嫌いだったその人のその言葉が、思いの外、私の心に響い

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井の中の蛙

よく、大人はいろんな世界を見て、視野を広げた方が良い。と僕等に言う。

彼らは一体、何を根拠に言っているのだろう?

彼らの発言が偏見に塗れているのと同じく、もちろん僕の発言も偏見に塗れている。

だけど、僕は井の中の蛙でも、幸せだと思う。
むしろ、井の中の蛙のほうが、幸せだとまでも思う。

自分が育った、「普通」だと思う価値基準だけが存在する中で、それが側から見れば「異常」かもしれない等とは微塵

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