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成田祇園祭開催間近!! 「成田山新勝寺でお参りと名物を喰らい旅」 (千葉編) Vol.22

 今回の「東京発〜好きなように旅してみた〜」は、東京から車で1時間ちょっとで行ける千葉県の人気観光地で、全国初詣参拝者ランキング2位の成田山新勝寺と成田山周辺のおすすめスポットをお届けする。

7月上旬には、全国から45万人もの見物客が訪れるほど有名な夏の一大イベント成田祇園祭も行われることもあってこれからの時期熱い観光スポットになること間違いなしなので、最後までお楽しみあれ。


 
 まずはじめに向かうのは、940年に成田山を開山し、1000年以上の歴史がある『成田山新勝寺』へお参りへ。

1.『成田山新勝寺』

大本堂(成田市観光協会より画像引用)


成田山新勝寺』は、寛朝大僧正が940年(天慶3年)に平将門の乱を鎮めるために関東に下り、成田山を開山したとされており、1000年以上の歴史がある日本で有数の寺院で、国内外問わず多くの参拝客が訪れる。

成田山境内マップ(成田山新勝寺より画像引用)


境内マップを見ての通り境内はとても広い。大本堂から各諸堂を参拝して成田山公園の自然に触れる頃には、良い運動になること間違いなしだ。

そして開運スポットとしても有名な寺院なので、時間に余裕のある方は隅々まで参拝しご利益を得てみるにも良いし、今の自分に合う諸堂を選択して自由に参拝してみても良い。

己に勝つことで道は開くとされている 勝御守を授与して頂いた。
お不動さまの不動の御心で己に勝ち、どんな困難にも打ち勝つという御守だそう。


参拝後には各諸堂でそれぞれの御朱印が頂ける。

大本堂で頂ける不動明王の御朱印


平和大塔で頂ける御朱印


また平和大塔では、毎日写経体験を行なわれていて初穂料2,000円を納めれば道具と毛筆を借りて体験することもできる。定員50名で予約制なので気になる方は、下記予約フォームをチェック。


【追記】筆者自身、幼稚園生の物心ついた頃から親戚や祖母に連れられて早朝に自宅を出発し、午前中の早い時間帯に御護摩を済まして各諸堂を参拝し、成田山公園内にある「雄飛の滝」へ行くルートが好きだった。季節の花や緑の多い成田山公園は、小さい子供を連れた家族連れにもおすすめ。


雄飛の滝(成田市観光協会より画像引用)


 続いて訪れるのは、成田山新勝寺の参道にあるうなぎの老舗『川豊本店
成田山参道には、うな重を食べられるお店が多くあるが、その理由は成田山の近くにある印旛沼は川魚が豊富で、栄養素の中でも高いうなぎが地域の食文化として定着したからだと言われている。

江戸時代から参拝客に愛されてきたうなぎを堪能しよう。

2.『川豊本店』

川豊本店(ちば観光ナビより画像引用)


1910年(明治43年)に創業し、100年以上の歴史ある『川豊本店』の美味しさの秘密は、良質なうなぎを見抜く経験豊富な職人の「目」・割きたて、蒸し立て、焼きたて・創業以来継ぎ足し続ける「秘伝のたれ」

永く愛されるうな重の味を求めて全国各地からたくさんの観光客訪れ、成田山の特集では毎回と言っていいほどメディアの取材も入る人気店だ。

秘伝のタレは100年以上継ぎ足されている(川豊インスタグラムより画像引用)


(川豊インスタグラムより画像引用)


うな重(川豊インスタグラムより画像引用)


文化遺産に登録されている純日本家屋で、贅沢な肉厚うな重を堪能し、夏バテを吹き飛ばして明日への活力をつけてみるのはいかが。

2024年の成田祇園祭は、7月5日(金曜日)から7日(日曜日)から行われる。

成田山新勝寺総門前にも展示されていた



成田山参道で行われる山車や屋台の総踊りを以前見させて頂いたが、普段は成田観光館で展示されている山車や屋台が参道で引っ張られ、たくさんの祭り参加者の熱気と祭囃子の音色・雰囲気が抜群に良かった。

成田祇園際の様子(成田市観光協会より画像引用)


参道を駆け抜ける(成田市観光協会より画像引用)


神輿を担いだ地域祭りや食べ物屋台が並ぶ祭りと違い、大きな山車や屋台を動かし、観客に魅せるものなので、珍しいお祭りが見れるはず。

 旅の締めは、温泉に浸りサウナで蒸されようということで、成田山参道から車で10分ほどの距離の場所にある『龍泉の湯

3.『龍泉の湯』

龍泉の湯 外観(ニフティ温泉より画像引用)


龍泉の湯』の名前の由来は、この地方の龍にまつわる伝説が由来している。大昔に大干ばつに見舞われた際に村人たちを助けるために龍が雨を降らせてくれたが、雨を勝手に降らせたことに怒った大龍神に龍が三つ切に切り裂かれてしまった。幾度の時代を超えた今、良い泉質の温泉が湧き出た成田の当地に龍がくれた恵みという意味を込めて『龍泉の湯』と名付けられたそう。

自慢の露天風呂(Yahoo!マップより画像引用)


屋根付きなので、安心(ニフティ温泉より画像引用)

「庭園、星空、木のぬくもり ゆったりと時が流れる、あなたのそばの天然温泉」がスローガンの施設で、露天風呂に重きを置いていて自然や空気を感じながら浸かれる温泉が魅力。

内湯


含よう素-ナトリウム-塩化物強塩温泉の自家源泉に、市内で湧いているほぼ同じ泉質の別源泉及び井戸水(地下水)を混ぜたお湯が注がれている。また水風呂や高濃度炭酸泉をはじめとした浴槽には、井戸水(地下水)が使用されているので、触りが柔らかで優しい感じも魅力的だ。

ロウリュウサウナ


自慢のロウリュウサウナは、定員約20名ほどで、横長の3段構成。
METOS製ikiストーブが設置されていて温度と湿度のバランスがちょうど良いテレビ付きのサウナだ。サウナ→水風呂→露天エリアにウォータークーラーが設置されていて整い椅子までの導線も完璧。

筆者はこの空間が最高に気持ち良すぎて5セットほど長めに入り、無理をした反動で帰宅後体調を崩したので、長すぎず回数も無理なく楽しもう・・・。(そんなことをする人は少ないだろうが。)

今回の記事では、東京からすぐに行ける成田を紹介してみた。普段は車中心の記事ではあるが、今回は成田山新勝寺と新勝寺参道に店を構えるうなぎの川豊・近郊の龍泉の湯ということで、このルートは電車を使ったルートで回ることもできるので、成田祇園祭を見に行きがてら訪れてみてほしい。

夏の始まりと梅雨のはじまりが見えてきた今日この頃。

" 毎日笑顔で過ごそう。そして旅の思い出をたくさん作ろう "

最後までご覧頂きありがとうございます。

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施設概要

(※詳しくは、公式HPを要チェック)

成田山新勝寺

住所:千葉県成田市成田1-1 電話番号: 0476-22-2111
御護摩時間:6:00〜15:00
駐車場あり
---成田祇園祭の開催時間---------------------------------------------------------------------
・安全祈願・鏡開き
 7月5日(金曜日)13:30より 大本堂前
山車・屋台競演(総踊り)
 7月5日(金曜日)安全祈願・鏡開き後、大本堂前にて開催
山車・屋台競演(総踊り)
 7月6日(土曜日) 9:00より JR成田駅前広場
山車・屋台総引き
 7月7日(日曜日)13:00より 成田山表参道(門前~薬師堂)
山車・屋台競演(総踊り)
 7月7日(日曜日)16:30分より 大本堂前
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川豊本店

住所:千葉県成田市仲町386 電話番号:0476-22-2711
営業時間:10:00~17:00(L.O) 
7月と8月の土日祝の営業時間:10:00~18:00(L.O)
定休日:不定休  駐車なし


龍泉の湯

住所:千葉県成田市松崎1249 電話番号:0476-28-4126
営業時間:9:30~24:00(最終受付23:15)
利用料金:大人 入館入浴料(平日)  980円(税込)
     大人 入館入浴料(土日祝)1080円(税込)     
             小学生以下 入浴料(全日)  600円(税込)
定休日:不定休  駐車あり



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