11/8 春の思い出と、日記
半年前くらい前に、じいさんが死んだ。死ぬところには立ち会わなかったが、普通に生きて会話をしてから、2ヶ月か3ヶ月が経った後のことだった。実家からやけに電話が来ていて、仕事終わりに電話をかけ直して、死んだことを知った。なんか人間ってのはついこの間まで普通に生きていたのに、いきなりこうやって死んでいくんだなぁと、改めて思った。最後に会った日は、同じテーブルで料理を食べて、じいさんは酒も飲んでいた。それが次に会ったかと思えば冷たくなって、木の箱に入って、燃えて灰の中に消えた。冷たか