近況リキッド

お久しぶりです。靄篠です。
最近年を取ったのか、いわゆるおやじギャグ的なものが好きになってきました。それで、久々に文章を書いていると思えばこの様です。

あまりにもインターネットから姿を消しておりますので、久々に何か書こうかと思い立ったわけです。というのも、最近わりと、この数年間、創作を手放してでもやってきたことに、やっと少し自信を持てるようにもなってきました。

まだ何も結果が伴っていないのでざっくりとした書き方にしておきますが、ここ1年くらいはずっと勉強をしていました。結婚したこともありますが、別に結婚しても文章は書けます。文章から一度離れたのは、勉強をするためです。VRCもそうです。

文章を書き、あるいは文章と相対するために、勉強をしていました。最初は別の勉強をしていたのですが、途中で方針を変えました。そういう仕事ができるようになるための勉強を探し、幸いにもそう信じられるものが見つかりました。まだあと数年はかかると思いますが、その数年を楽しむ自信は持てるようになりました。この選択肢を知ることができて幸運でした。

最後に、最近僕が心配に思っていることを書いておきます。
この準備が終わったら、僕はまた皆さんと遊びたいと思っています。そしてまた好き勝手文章をばら撒いて、僕の中にある場所を埋め立てていって、またそういう遊び方がしたいと思っています。そのときに、今、私がまだ友人だと思っているあなたが、そこからもういなくなっているかもしれない。

孤独な文章の美しさを知り、そうでないことへの憧れもあります。僕は今、昔とは違うことが書けるようになっていて、そして、昔書けたことが書けなくなっている。そういうことの途中に僕の好きな人がいることが本当は嬉しいと思うわけです。僕は今、めちゃくちゃに「大丈夫」です。ありがたいことです。

安心してくださいということの意味もあまりよくわからないのですが、僕はまだ、僕はまだめちゃくちゃに文章が書けますよ。あるいは僕は今、むしろ昔よりも書けると思います。それは、書くことに対して僕は以前よりも閉ざしていないからです。以前のほうが、細く強い光が差し込んだ気はしますが、今はカーテンが揺れている。そういうことを感じています。それは誰かにとっては良いことかもしれないし、誰かにとっては悪いことかもしれませんが、少なくとも僕は今なお、書くことが好きなままで、書くことを机の上に置いたままにしている。それが少しずつ温まるのがわかる。

ここ1年の僕の生活は、そういうことでした。
またあなたと自由に遊べる日が楽しみだと思います。

過去にありがとうございます。そしてまたいつか。
また気が向いたら何か書きます。そういう余裕が出てきました。

蔓延っていると、ハシビロコウは、ちょっと似ている。それがこの文章の途中で思いついたことです。そういうことが好きです。美しいことと寂しいことや、温かいこととその痛みが、きっとこういうことと、同じようなことだからです。

これで文章が終わり、また僕は勉強をします。
生きていてくれてありがとうございます。僕はこれを読んでくれるあなたを、生きていてありがとうと思います。

2024.02.27　靄篠