【2023年】セルフライナーnote【上半期】
おまたせしました、セルフライナーnoteのお時間がやってまいりました。
前書きはこちらから。
ということで、今期から上半期・下半期方式にし、打率方式を取ります。
ちなみに登録選手(投稿記事のみ。つぶやきは選考外)数はぴったり30。
ここから栄えある2023年度上半期ベストナインを選出したいと思います!
皆さんのお気に入り記事は入るのか?
あの記事は何番で起用されるのか?
ということで早速行ってみよう!
1(遊)丸い味の珈琲
規定打席ギリギリな気もしますが、我がはやぶさ軍のリードオフマン。
「いや、打率低くね?」ってツッコミ、お待ちしてました。
私もそう思います。でも悲しいかな、これが首位打者です。マジで…。
貧打過ぎませんか?小数点変えて防御率の方が良かったけど、何を抑えているんでしょうか。
話を戻して。
久々に読みかえしてみましたけど、結構いい文章だと思うんですよね。構成も悪くないし、自分で読みながら「あぁそうだったなぁ」と実感。
この記事もそうですが、noteを始めて書いていることって自伝的な内容が多いというか、今時点で自分を振り返ってこんな感じというものが多い気がします。ようやく冷静に言葉に出来るようになったように思いますし、一方で言葉に落とせるようになった苦しみとか、それでもまだ落としきれないくやしさとか、そういうモノも少しずつだけど咀嚼したり、味わえるようになったように思います。まだまだ円熟した味からは遠いですけれど。
ちなみに珈琲屋シリーズは人気でしたが、転居してしまったこともあり、期せずしてこれがシリーズ最終話、珈琲三部作になりそうです。比較的人気だったため悲しみと、新しいもの書こうねってことかなと。
他の話はこちらから。
このトップ画、とても気に入っていて、今回のトップ画にも使わせてもらいました。
2(中)我が家のミドリたち
彼もまた規定打席に届いているか怪しいところですが、我がはやぶさ軍の中で堂々第二位の打率です。
今年(え、これ今年なの?)作ったマガジン『ミドリのハナシ』の第一作品にあたります。植物系の記事はそもそも閲覧数が落ちるのですが、一方でスキ率は悪くなく、コアなファンが一定数いることがひしひしと伝わってきます。
私も決して高レベルな園芸を繰り広げている訳ではないのですが、ゆるっとした園芸話をnoteで出来るのは楽しいですし、この輪がぬるっと広がっていったらなぁと思っています。#noteゆるっと園芸部みたいな感じで軽いサークルみたいなことが出来たら楽しそうだなぁ…なんて。はやぶさ産の子株なんかも譲渡したいですしおすし。
実は園芸部としての活動を水面下(いやもう一部には丸見えですけども)で行っているのですが、それはまた少し先のお話し。
紹介した植物たちは元気にしておりますし、マガジン含めてちょこちょこと紹介していきたいので、今後もゆるっとよろしくです。
あと、皆さんの植物記事もお待ちしております。
3(一)【私説】良本の法則
全4部作シリーズの第一弾です。
本文中でも触れていますが、noteの隣人の方から本を紹介してもらって、それについての読書感想文や随想をつらつら書き連ねさせてもらったのがこの作品たちです。
これまた後で書きますけど、私は結構SNS弁慶で、あんまり他人と関わってこなかったので、まさか本を紹介してもらったり、しかもそれが自分に結構ヒットして、それを読んで文章書くだなんて、思ってもいませんでした。
そもそも書き出した時にも4部作になるとは思わなかったし、父方祖父について腰据えて考えさせられるとも思っていなかったので、本当に数奇な体験をさせてもらったなぁと。やっぱり人間って一人で生きるのには限界があるっていうか、周りの影響って大きいよなぁって、改めて。
また読書感想文は書いてみたいところだけど…最近本読めてないなぁ…反省。
【MVA】4(捕)神が死んだ日
上半期、はやぶさ的MVA(Most Valuable Article)はこれです。
堂々の4番です。
打率で言ったら二軍落ちレベルですが、監督の圧倒的贔屓寵愛のため、4番に座らせ続けます。
何故か。
まずね、この記事は私の中のエッセイイメージに限りなく近いです。(トップ画のカップの絵も、このために描かれたのか?と思うくらいイメージ通りだった!)
私の敬愛するエッセイに星野源さんの『蘇る変態』があるのですが、私はあのイメージで書いています。恐れ多くも。
”軽さと面白さと若干の黒さを取り入れながら、絶妙なバランスを保ちたい”
そんな欲求をうまく落とし込めた気がしています。まだ爪の甘い部分はあるけれどね。自分の中でこれが書けたことは大変なカタルシスだったと、今でも覚えていますし、クリスマスの六本木なんて二度と行かないと今でも思っています。
そしてもう一点。
これ、ご覧の通り全く伸びなかった。
びっくりした。こんなに伸びないもんかと。
自分で本当に10回くらい読み直して自分で笑ってたのに全然伸びなかったから「みんな面白すぎて嫉妬しているに違いない」と酸っぱい葡萄をかましてみたり、最終的には「時代が俺に追いついていないのか」とか思ったり…。
なんて綺麗事にしてますけど、普通に結構ショックでした。
noteを始めて4~5記事目くらいでこの記事がまとめに取り上げられて読んでもらえて、そこからも1番で紹介した珈琲屋シリーズが結構読まれて、順風満帆だったんだけれど、年末から年明けくらいから段々と手ごたえが薄くなっていたんだよね。
それが結構焦りっていうか、なんでだろうっていうのがどうにもわからないし、悔しかったりして結構躍起になっていたんだよね。
ましてこの記事は自分の中で「凄いものが書けた(自画自賛)」があったので、尚のこと。まぁ今振り返ると、スタートの”まとめ特需”が冷めて、身の丈に合う形になって来ただけだと思うんだけど。
ビュー数は伸びるんだけどスキ数はからっきしだった矢先のこと。何とコメントが付いたんですよね。それもね、自分が一番面白いと思っていたところに、共感してもらえて。それがもう嬉しくて嬉しくて、あの時の感動は今でも忘れないし、本当に物凄く単純なことだけれど、
と思えたのが、この記事でした。
ここまで全く触れなかったのですが、こうしたことからコメントはHRとしましたし、この記事のHRは値千金というか、私のnote史に残る大きな大きなHRだったと感じています。記録よりも記憶ってこういうことよね。
自分の中で変な色気っていうか、一山当ててやろう、じゃないけど、そういう妙な気負いがなくなったのはここからで、より自由気ままに書けるようになったのは、本当にこの記事と、コメントをくれたikue.mさまのお陰です。ここに感謝と御礼申し上げます。
ここまで読んで気になる方は、この記事を読んで私の一押しポイントを探しつつ、コメント欄で答え合わせしてみて下さい。
5(DH)【お便り】拝啓、noterのみなさま
意外と最近の記事から。
これはちょっとズルな感じもしなくないけど、個人的に凄く嬉しい記事でした。
前のセルフライナーnoteの時の抱負が2つあって、ひとつが、植物に関するマガジンを作ること。もう一つが、
こんなことを書きました。
なので、いろんな人のところで(自分史上)積極的にコメントをした半期だったように思います。
迷惑に感じた人もいるかもしれないけど、私のコメントに反応してフォローしてくれたり、コメントしに来てくれたり、SNSの水辺でつま先を少し濡らした、そんな感じだったように思います。
そんな最中で私は転職と転居を同時にしちゃったもんだから結構色々と崩れてしまって、noteも更新はもちろん、見ることすらままならないような状態に陥っていて、全く余裕がなくなっていた時期がしばらく続きました。
少しだけ落ち着いて、ちょっと頑張って文章を書いたのがこれでした。
なんかへたくそになった気もしたけど、書きながら自分らしさみたいなものをちょっとだけ取り戻す作業にもなったし、何より見てください、このHR(コメント)数です。暖かくて暖かくて仕方なかったです。本当に感謝。
6(三)【ラジオ風】縦書きにまつわるエトセトラ
これね、意外だった。ラジオ風文章。第三位のスキ率。
文章の内容はタイトル読んだらおしまいなんだけど、文体を口語にして書いた感じです。
元々、私は文章作るとき声に出しているというか、口の中で転がしていて、そのリズム感とか、語感とかを意識して書いている部分があります。なので、一回思いっきり口語に振り切ったらどうだろうと思って作ったのがこれ。
自分でやっておいてなんだけど、「うわっ、めちゃくちゃ読みにくっ!」って思った記憶がありますが、意外とスキしてもらったんですよね。ラジオの部分が評価されたのでしょうか。
何となくnote民の語ってラジオと親和性がある気がしますよね。スタエフなんてまさにそうで、自分もちょっとやろうかなとか思ったんですけど、声出し恥ずかしいなぁと思ったのと、要らんこと言いそうでやめています。
でも音声ならでは温度感だったり、即応的にコメントが返せるテンポ感は素敵ですよねぇ…とやっぱり気になっているはやぶさなのでした。
でもね、と逆説を重ねますが、やっぱり文章ののんびり感とか、そこに置いておける感じとか、この不便さもやっぱり捨てがたくって、愛おしいよね。
7(右)【実証実験】酔っ払いnote
酔っぱらって打ち込んだ文章のやつ。
「我ながら面白い企画だ!」なんて思ってたけど全く面白くない上に、他でもやっている人がいて二重に企画倒れ感があり…自分の中ではあんまりだったんだけれど、意外と人気で驚き。
素面で自己分析している部分は反省文を書いているような気持ちになって、反省文を書いている時って無駄に言葉が出てくるからひたすらにそれを連ねていった記憶があります。自虐モードの語彙力たるや。
8(左)【日記】君は風の中に
たまに書く真面目な文章。上半期で一番スキをもらったのはこれ。
私の文章は基本ノンフィクションなので、これも実体験で、まだ熱を持ったまま文章にしました。自転車にまつわることもあり、時間の流れとか、思い出を駆け抜けるように書けたらと思いましたが伝わったでしょうか。取って出し感は伝わっているかもしれませんが。
引っ越しを考えて最初に処分したのはこのロードバイクでした。
逆に言うと、後回しにしたくなかったんですね。憎々しいけど、本当にずっと居たし、学生時代の友人や先輩からも、「お前ん家のあのチャリ、今もあるの?」「邪魔だったよなぁートイレ行くのに」と今でも笑われます。それくらい存在感がありました。
結局、壁に付いたタイヤの黒いしみはあんまり消えず、最後まで思い出を残してくれました。結果的に壁のクロス代も請求されてしまったけど、それも含めて彼との思い出はずっと消えないと思います。
9(二)私のイルカは夜に鳴く
凄い悩んだ9番セカンド枠。次点も載せておく。
これね、トップ画のゆるいイルカもさることながら、タイトルの語感が良いよね。やっぱり名曲って凄い。
これを選んだのは追記があって。
実はね、マウスピース、最終的に噛み切りました。正確には噛み切り切っていないんだけど、部分的に破壊しまして。朝起きたら口の中に違和感があって、分解されてたわけ。確かにね、なんか青っぽい色してたのに、ここ最近、歯の当たる部分がどうも白っぽくなってきているなぁとは思っていたのよ。でも気付いたら負けっていうかね、見て見ぬふりしてたら、とうとうやったよ私のイルカ。マウスピースの素材が何だったかは知らないけど、イルカがやったよ。
いや、今だからこう書けるけど、これ寝ている間に分解して喉に詰まったら完全に召されてたからね。それも含めてスタメン入りですおめでとう。
ちなみに、いまだに田中○紀子元議員のモノマネは、マウスピースなしでも出来るようになりました。
それから新しいマウスピースを導入した結果、『とっとこハム太郎』のこうしくんの真似ができるようになりました。ありがとうございました。
ちなみに次点はこちら。
(投)【日記】春と霧
投手打率にしたらちょうどいいけど、投手にしては打席立ちすぎでは(しかもDH制で)?
これも真面目系エッセイ。
転居・転職前のモヤモヤを書き連ねつつ、書きながら何かに至ろうとする文章です。
この辺りはそうだけど、本当に読者のことはほとんど考えていなくて、自分の思考整理的に書いている感じがあるので読みにくいかもしれませんね。でに、妙に読者を気にしすぎると自分じゃなくなるので、これくらいでいいのかなとも。
そして、振れ幅がでかいというか。ふざけた文章と真面目の差が激しいところですが、作者は一人です。だいぶ、私という人間がいかに不安定な人間か伝わったのではないかと思って恥ずかしくなりつつも、「まぁこれが自分だからしかないか」と割り切ったりしてみたり。
おわりに
ということで、はやぶさベスト9+αの報告は以上になります。
過去一長かったのでは、と思いますが、ここまでちゃんと読んだ方も、最初からこの『おわりに』に飛んできたそこのあなたも、読んでいただいてありがとうございました。
次回は下半期にお会いできますと幸いです。
下半期のベスト9と、年間MVAも作れたらいいなぁと思ったり。
あと、ファン投票ならぬnoter投票も作ったら…って思ったけど、それが「スキ数」なんじゃ?と迷走している私です。
とりあえずちゃんと作れてよかった…と胸をなでおろすはやぶさなのでした。下半期もどうぞよろしくお願いいたします。
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