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【日記】珈琲屋にて

忙しかった週末がようやく終わってこのnoteを書いている。

久々にとてもくたびれた。
夏前から企画されたイベントの手伝いに駆り出され、ようやくこの週末に当日を迎えた。
来客の多さ、慌ただしさ、機器のトラブルなど、イレギュラーな出来事の連発だった。

カメラ係として会場内を屈んで歩いたり、しゃがんだりしながらの撮影はなかなかに疲れる。大ホール系や教室によって照明の入り方が違うので、会場にあった調整もなかなかに骨が折れる。照明が強すぎて白飛びする壇上、スクリーンに投影しながらプレゼンするタイプのものは前側だけ照明が落ちてたりして演者が陰になったりと、なかなかに難しい。光と影と仲良くなれたと思ったらまた次の会場だ。

またインカムも持たされてしまったので、時に呼び出されて走ったり、会場設営に奔走したり、全身運動だった。今だに身体中が悲鳴を上げている。運動不足だね。

結局予想していたよりもかなり多い来客があって、収支的には黒字だったようだが、お給金は予想よりもかなり少なくて驚いた。
まぁこのイベントは亡くなった恩師のために参加したところもある(ただし拒否権はなかった)ので、お金のことはまぁまぁと。でもやっぱり少ないんじゃない?と不満に思ったり。

久々の打ち上げ、飲み会はとても楽しかった。
体育会系な飲みニケーションで育ってきたので、学生時代の当時が蘇るようだった。次回のイベントはどうするかという話も、アルコールのお陰でとんでもない内容が立ち上がった。シラフだったら絶対に企画されなかったろう。それが飲み会のいいところだ。
この歳になっても一番下っ端なので、おもちゃのようにイジられたが、それも懐かしくて嬉しいし、大先輩達に「おいこら!」と文句を言い返せるのも酒の席の特権だ。

そして今朝。
朝起きたら喉がガラガラ。時期柄、体調不良も疑ったが、どうやら酒灼けのようだ。おもちゃなりに声を上げていたのが喉にきていたようだ。全身の筋肉痛も相まって、なんだか頭も痛いわで、今日有休を申請しておいた自分を心から褒めてやりたい。

溜まっていた洗濯と、散らかりっぱなしだった部屋を掃除し、イベントで一緒に駆け回ったスーツ達をクリーニング出した。

そしてようやく今、珈琲屋について一服付けている。

ここはカフェじゃなくて珈琲屋だ。珈琲もできればカタカナよりも漢字の方がしっくりくる、そんなお店だ。
学生時代から数えて14〜5年通っているこの店は、喫茶と自家焙煎をしていて、家で飲む珈琲豆もここで買っている。今日はクリスマスブレンドをお願いした。次は月末にニューイヤーブランドを頼んで歳を納める。毎年12月の恒例行事だ。

今日の喫茶は一番深煎りを頼んだ。熱くて、とろみのある深い珈琲が、掠れた喉に染み込む。苦味もしっかりあるが、丸味もあって落ち着く味だ。店内のほんのりした照明も良くって、居心地が良い。

珈琲の香りもさることながら、目の前で焙煎しているガラス張りの部屋から漏れ出る香りもすごくいい。むせ返るほどの香ばしさと甘さを含んだ濃厚なアロマは、思わず深呼吸したくなる。
肺いっぱいに空気を含んで、鼻腔全体でゆっくり香りを楽しむ。ふーっと息をつくと、これまでの疲れや重たいものたちも抜けていく感じがする。
一息つくって、本当にこういうことなんだなと思う。

noteは色々書いていたけれど、なんか難しく書きすぎちゃって煮詰まってたので、たまにはこんな感じで日記も良いかなってね。

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