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教育者note

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現代に教育について、感じていることを綴っていきます。 教育に関心のある方、同じような考えを持っている方と繋がりたいです。
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記事一覧

子供には失敗する権利がある

子供には失敗する権利がある

下の娘(2歳)の頑固さが止まりません(笑)
大人から言われることすべてが嫌のようです…
着替え、食事、寝ること…全部拒否されてしまいます。
大人側も手を変え品を変え、彼女の気分を損なわないように、なんとか上手く誘導できるように工夫しています。
毎日が闘いです!

1.私も箸が使いたい!
いつもスプーンとフォークで食事をしていた次女ですが、周りを見て箸が使いたいと言い出しました。
長女が使っていた「

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21世紀に重要視される唯一のスキル  by ピーター・ドラッカー

21世紀に重要視される唯一のスキル  by ピーター・ドラッカー

経営・マネジメントで有名なピーター・ドラッカーを紹介します。
ちなみにドラッカーは、組織のマネジメントなどに関する著作がたくさんありますが、日本の経営からも大きな影響を受けたと言われています。
そんなドラッカーが21世紀に重要視される唯一のスキルを明言していますので、紹介いたします。
これからの教育を考える上で大いに参考になると思います。

1.そのスキルとは?

ドラッカーが指摘したそのスキルと

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成功したら幸せ?幸せなら成功する?

一般社団法人夢教育ネットワーク 立尾信之介

00:00 | 00:00

・成功したから幸せになれる
・幸せだから成功できる
アメリカでの研究結果があったので、おしゃべりしてみました!

子どもが勉強しなくなるたった一言

子どもが勉強しなくなるたった一言

普段、子どもたちにどんな言葉を投げかけていますか?
人は言葉によって思考が生み出されますので、どんな言葉を言われているかで大きく変わります。
性格や考え方はもちろんのこと、その子の能力や才能にまで大きく影響します。
今回は、大きな影響を持つ言葉の中で、使うと子どもが勉強しなくなるという言葉を紹介します。

1.「勉強しなさい」は言っても大丈夫?

「勉強しなさい」と言われて育った人、言っている親御

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【教育者note】子どもの心配や不安を減らす考え方

【教育者note】子どもの心配や不安を減らす考え方

 「子どもがゲームばっかりしている」

 「子どもが全然勉強しない」

 「子どもの理解力が不安だ」

 「自分の子どもが、他の子よりもダメなところが目立つ」

 子育てをしていると、子どもに関する心配や不安が尽きません。

 どうやったら、この心配や不安を取り除けるのかを記します。

 「心配や不安は〇〇である」と気づく 生きていれば、悩みや心配は尽きません。

 仕事のこと、家庭のこと、人間関

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【教育者note】生きる力とは

【教育者note】生きる力とは

 私が教師を志してから、学習指導要領というものの存在を知りました。

 まずは、教員採用試験対策として。

 現場では、授業や教育課程の基準として。

 この学習指導要領に書かれていることを現場の教員は表現しています。

 はじめに勉強してから10数年経過しました。

 子供達に教育するにあたっての目的や目標などが記載されています。

 学習指導要領は時代の変化とともに約10年に一回、改訂されます

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【教育者note】子供から学ぶこと

 子供と過ごしていると、教育理論に当てはまらないこと、現実的に上手くいかないことがたくさんあります。

 教師として、教育や心理学について、勉強はしているつもりです。

 しかし、実践となると、「できない」「やってもうまくいかない」ことばかりなんです。

 たぶん、やり方を徹底できていない面も多々あります。

 上手くいかないから、あきらめてしまいそうになります。

 だけど、そこからいかに成長す

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【教育者note】自分の考えを持つ(科学的なものの見方とは?)

【教育者note】自分の考えを持つ(科学的なものの見方とは?)

 高校で理科を教えています。

 新型ウィルスのことで、「科学とは、何か?」と強く考えさせられています。

 原子の構造とか、遺伝の仕組みとか、物理の法則とかを知ることももちろん大切です。

 しかし、学習指導要領にある「科学的なものの見方」を本当に養うことができているのかという反省に至りました。

 現状、生徒たちに正解を教えることはできます。

 何かの名前だったり、法則の使い方だったり、計算

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【教育者note】言葉の解釈は自由に選べる

【教育者note】言葉の解釈は自由に選べる

 私達は、言葉によっていろいろなことを考えます。

 同じ日本語を使っていても、人によって受け取り方が違ったり、同じ話を聞いても、伝わり方は人それぞれです。

 この言葉の解釈の違いで、幸せな人生を送れるかどうかが決まるといっても過言ではありません。

 特に重要だと考えられる言葉をあげて、それぞれ考えていきます。

・努力

・夢

・仕事

・努力 みなさんは「努力」と聞いたときに、どういうイ

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【教育者note】「やりたいことがない」生徒へ

【教育者note】「やりたいことがない」生徒へ

 三者面談や二者面談で、進路について話をしています。

 「高校を卒業したら、どうするのか」という問です。

 17歳、18歳で人生と向き合い、自分で選択しなければいけません。

 地域や家庭の状況も絡んできます。

 たくさんの生徒から聞かれる言葉は、

 「夢がない」

 「やりたいことがない」

 という言葉です。

 こんな生徒に、どう向き合い、話をし、幸せな人生を送ってもらうのか、葛藤し

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【教育者note】「できない心」から「できる心」に変える

 遠回りかもしれないけど、人生で、教育で大切なのは、やっぱり「心」です。

 大切な「心」の状態…前向きな、積極的な、表現はいろいろありますが、そんな「心」を育てていくのが、素晴らしい教育だと思っています。

 正直、上辺の行動だけ強制しても、何も変わらないと思います。

 どうやって、そんな「心」を育てていくのでしょうか?

 教師として、意識したいことをまとめます。

 1.いつも「可能性」に

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【教育者note】夢教育で、子供達が夢を描く!?

【教育者note】夢教育で、子供達が夢を描く!?

 前回の記事で、私達人間が輝くためには夢が必要だと書きました。

 だから、「どうやったらみんな夢を持つことができるか」が、教育の重要なテーマとなります。

 子供達に夢を描いて、将来に希望とワクワクを持って過ごしてもらうことを目指した教育『夢教育』について、西田文郎先生の家庭教育のポイントを参考に書いてみたいと思います。

 ・一緒に夢を語り合うこと

 ・徹底的に褒めること

 ・絶対的な愛情

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【教育者note】キラキラした輝く人生に必要なもの

 子供達と将来の話をしていると、やりたいことがわからない、夢がない、働きたくない、と聞くことが多くあります。

 日本では、将来に夢や希望を持てない子供の割合が、世界一高いというデータもあります。

 しかし、明るく幸せな世の中を作るためには、希望にワクワクして、生き生きと働くたくさんの人の存在が必要です。

 そのためには、「夢や目標を持つこと」です。

 イチロー選手が、

「目標を持つことで

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進路を決める高校生の保護者に伝えたいこと

進路を決める高校生の保護者に伝えたいこと

 私が勤務する通信制の高校では、多くの生徒が不登校生でした。

 今年担任したそんな生徒達が、4月から3年生になります。

 卒業後の進路に向かって具体的に動き出すこの時期に、保護者の皆様に伝えたいことをまとめておきます。

 進路についての考え方です。

 生徒の進路を決めていくことは、高校3年間の経験の成果と教員側の勤労観、仕事に対する考え方が問われます。

 どうしたら、卒業後も幸せで充実し

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