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大地とつながる健康法〜アーシングタイチ®︎

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アーシングタイチ®︎ 〜自然と一体となって、はだしで太極拳を楽しむオリジナルの健康法の基本、1分エクササイズ動画108本を一つひとつ解説していきます。
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2020年2月の記事一覧

#31 天をまわす

■ 大地とつながる健康法 アーシングタイチ <基礎編>

第31回 天をまわす

歩幅は肩幅に開き、自然に立ちます。

肘は突っ張らないように保って両腕を持ち上げて、両手のひらで、天を受けとめるような意識で、くるくる回します。体の軸も回転させます

視線は左右交互に、手のひらの先のほうを見ます。

● ポイント1 右手、左手が描く円の大きさ、まわるスピードを一定に保つようにしましょう

●ポイン
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#30 百会のツボをまわす

■ 大地とつながる健康法 アーシングタイチ <基礎編>

第30回 百会のツボをまわす

歩幅は肩幅に開き、自然に立ちます。ひざは伸びやかに保ちます。

頭頂部の百会のツボで天井に円を描くようにゆっくりと全身を揺らします。

回転するコマの軸をイメージすると分かりやすいです。

両腕は自然に伸ばし、腰の前方で、手のひらを下に向けて円を描きます。

● ポイント1 海底に生えている海藻のようなイメ
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#29 虚歩で両手の上げ下げ

■ 大地とつながる健康法 アーシングタイチ <基礎編>

第29回 虚歩で両手の上げ下げ

虚歩で立ち、両手で押し下げ、押し上げを繰り返します。

指先、手首、肘を柔らかく使い、手のひらは上下反転させます。

視線は、手のひらの進む方向を見ます。

● ポイント1 両手を上に持ち上げたときに、肘を伸ばしすぎて、脇が締まらないように注意しましょう

●ポイント2 両腕の上下とあわせて、重心も少しだ
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#28 虚歩で両腕をまわす

■ 大地とつながる健康法 アーシングタイチ <基礎編>

第28回 虚歩で立ち、両腕をまわす

虚歩で立ち、両腕をグルグル回す練習。

重心は後ろの足に9割。

前の足はかかとを浮かしてつま先を地面につけます。

前の足の爪先は正面に、後の足の爪先は斜め45度に向け、
両ひざはやや外側に張り出すようにします。

腕を回す方向は、内旋と外旋、両方やってみましょう。

後ろ足への負荷が大きいので、無
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#27 その場で捋(リー)

■ 大地とつながる健康法 アーシングタイチ <基礎編>

第27回 その場で捋(リー)

相手のエネルギーを受け流す用法、「捋」(リー)の繰り返し。

両手の手首指先で小さな円を作ったあと、水平に大きく反対方向に流します。

● ポイント1 相手のエネルギーを受け流すには、まずしっかりと相手のエネルギーを受け止める強さが必要です。脇を締めず、肘を曲げ過ぎないようにしましょう

●ポイント2 両手
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#26 かかとを交互にトントン鳴らす

■ 大地とつながる健康法 アーシングタイチ <基礎編>

第26回 かかとをトントン鳴らす

かかとを交互に持ち上げ、大地をトントンノックしましょう。

足の動きに両手を合わせて手のひらで大地を押すようにします。
5分くらい続けると気持ちよくなります。
徐々に速くしてみましょう。

● ポイント1 足首、ひざ、股関節を柔らかく使いましょう

●ポイント2 下半身がクッションです。上半身がガタガタし
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#25 纏糸勁の基本(12)

■ 大地とつながる健康法 アーシングタイチ <基礎編>

第25回 纏糸勁の基本(12)

両腕を左右交互に斜め上45度方向にムチのように跳ね上げ、重心移動とともに、ねじりながら丹田に引きつけます。

● ポイント1 左右斜め45度、上方向45度の角度をしっかり認識しましょう

●ポイント2 手首はできるだけ直線的に動かします。腕をしっかりとねじり、肩が上がったり、肘が伸びきったりするほど腕を伸ば
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#24 弓歩で前方を推す

■ 大地とつながる健康法 アーシングタイチ <基礎編>

第24回 弓歩で前方を推す

足を前後に開き(弓歩)、前に出した足と反対側の掌を前方に向け、手首を柔らかく使って短く前に打ち出す動作を繰り返します。

● ポイント1 肘、手首を緩めて、手のひらの小指側を前に、親指と小指が向き合っている形にして推します。肘を完全に伸ばしたり、手首を完全に曲げず弾力を持たせましょう

●ポイント2 手首を
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#23 馬歩で突きを繰り返す

■ 大地とつながる健康法 アーシングタイチ <基礎編>

第23回 馬歩で突きを繰り返す

つま先をできるだけ正面に向け、肩幅の2倍くらいに両脚を開き、ひざをやや外に張りだして重心を落とします(馬歩)

左右交互に、パンチを繰り出します。
腕は完全に伸ばさず、ねじります。

● ポイント1 重心を十分に落とします。ただし下半身がこわばるほど落としすぎるのはNGです

●ポイント2 全身が、球がぐる
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#22 その場で楼膝拗歩(ローシーアオブー)

■ 大地とつながる健康法 アーシングタイチ <基礎編>

第22回 その場で楼膝拗歩(ローシーアオブー)

両脚を肩幅くらいに開き、膝を緩めて自然に立ちます。

右手で右から左へ丸く前面を払いながら、
左手を下から斜め後ろに持ち上げ手のひらを上に向けます。

両手の動きと同時に腰を左に回し、後方の左手のひらをいったん見ます。

前方に視線を戻しながら、持ち上げた左手を左耳そばを通って、左手小指側
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#21その場で倒巻肱(ダオジェンゴン)

■ 大地とつながる健康法 アーシングタイチ <基礎編>

第21回 その場で行う倒巻肱(ダオジェンゴン)

腰を右に回し、斜め横を向きながら両腕を広げます。
右腕が斜め右後ろ、左腕は前方方向に自然に出します。
両腕は緩やかなカーブを描く形になります。
視線は右手のひらの先をみます。

視線を正面を向け、腰を正面に戻しながら右手を右耳のそばを通って前方に打ち出し、
左手を腰下に引き寄せます。

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#20 その場で野馬分鬃(イエマーフェンゾン)

■ 大地とつながる健康法 アーシングタイチ <基礎編>

第20回 その場で野馬分鬃(イエマーフェンゾン)

足を肩幅に開き、少しひざを緩め、自然に立ちます。

腰を45度に回転しながら、両腕で大きなボールを抱える形になります(抱球)。

腰を正面に戻すと同時に、両腕を分けます。

左右交互に行います。

● ポイント1 ボールを抱えるポーズでは、左右の手のひらが、体の正面で上下に向き合う位置に
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#19 起勢(チーシー)

■ 大地とつながる健康法 アーシングタイチ <基礎編>

第19回 起勢(チーシー)
太極拳の套路(型)の最初でよく行う動作です。

両脚を肩幅に開いて立ち、両腕を自然に降ろした状態から、
前→上→手前→下の順に両腕をゆっくりと動かしていきます。

手の上下の動きに合わせて、膝、腰を連動させながら上下の動きを感じて繰り返しやってみましょう〜

● ポイント1 手を持ち上げる動作に見えますが、意識
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#18 スワイショウ(2)〜でんでん太鼓

■ 大地とつながる健康法 アーシングタイチ <基礎編>

第18回 スワイショウ(2)〜でんでん太鼓

前回に続き、もう一つのスワイショウです。

腰の回転を利用して両腕を振り回します。

でんでん太鼓によく例えられます。

手が体に当たる時の響きを感じてみましょう。

手の甲で背中の腎臓あたり、手のひらでわき腹あたりに自然にぶつかります。

● ポイント1 ひざを柔らかく使って、重心の上下の動
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