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(開店44日前) 飲食店が開業するまでの、メイキング。全部見せます!!大作戦!! ◎メニューラフ案、試作、視察、そして、コミュニティ形成のための裏コンセプト?

いつも記事を開いてくださり、ありがとうございます!
未来創造人の森下 卓弥(モリシタ タクヤ)です。

この記事は、
「何か(ビジネス)を始めるんだったら、飲食店経営なんかが良さそうだなぁ~」なんてことを、ぼんやり考えている方むけの、背中をちょっとだけ押してくれそうな、飲食店開業までのメイキングをお届けするものです。

ですので、

ネタバレを含む内容が結構あります。
というか、ネタバレしかないです。
お付き合いのほど、お願いいたします。

というわけで、
また、前回からの進捗を書いていきます。

今回は主に、

○メニューのラフ案
○試作&試食
○視察
そして、
○裏コンセプト

について、書いていきます。

まずは、メニューのラフ案
画像をご覧下さい。

今回は、韓国料理店を開業いたします。はっきり言って、生粋の日本育ちな私に、韓国料理の知識はもちろん無く。韓国料理が得意な知人がいるわけがありません。なのに、どうして韓国料理店を?という疑問は、いったん置いておいて、メニューを書いてみました。

ん?ちょっと待てよ。
見ていてなんかつまらない。

品数(メニュー点数)や、バラエティが足りないのか?

いや、それだけではなさそうだ。

そして、書き直したメニューがコレ。


완내스(ワンネス)の名物メニューを決めて、目立つ枠に配置しました。
(素人の私が書いたものなので、ディティールにはこだわらず…)

するとどうでしょうか?
メニューに物語的な楽しさ
「喜怒哀楽」みたいなものが生まれました。

お客様の、「選ぶ楽しさ」も増したように感じます。

これで、
완내스ワンネス(=完全に私好みだ!)
という店名とうまくリンク出来そうです!

ちなみに、
その名物メニューとは、
「チーズタッカルビ」
です。

(余談ですが、
「チーズタッカルビ」というと、
ひと昔前の流行り。
というイメージが強いのですが、
実はこの料理、かなり奥が深い。

こんな話もあります。
冬のソナタの韓流ブームが去ったあと、
一時は閑古鳥が泣いた新大久保に、
「チーズタッカルビ」が
韓流ブーム再来の火付け役となって
活気を取り戻した。とか)

いざ、試作&試食。

「やってみたら面白そう。」と、
「自分が食べたいから。」が
開業理由の大半を占める
韓国料理というジャンルの選択。

百聞は一見に如かず
で飛び乗った、
ソウル行きの飛行機。
ちょっとは現地の味と文化に触れられた。

その時の舌感覚をたよりに、
いくつかのメニューの試作と試食を
おこないました。

チーズタッカルビ


梨泰院クラス パク・セロイ風 スンドゥブ

がっつり手探りでしたが、
少しづつコツもつかめてきました。

コチュジャン大事!!
何出汁(牛肉系?貝系?)で攻めるか。
甘辛バランス。
隠し味の○○。
など、現地の味を再現しながら、
日本人好みの味に。
という具合で、仕上げています。

何を言っても、
やっぱり味(クオリティ)は大事ですからね。

しかし、まだまだ引き出しとしての情報量が少なすぎます。
西は大阪(鶴橋)、
東は東京(新大久保)
と、本業の仕事を抱き合わせながら、
インプットに出かけました。

海鮮チヂミ


ソルロンタン


コングクス



一日では食べられる量も限られているので、
出張頻度を上げながら、
情報収集に励んでいます。


そして、本記事の最後には、
「裏コンセプト」について
少しだけ書かせていただこうと思います。

裏コンセプトという呼び名が
正しいのかどうか、
わかりませんが、

メインコンセプト
「Wonneseu(ワンネス) is Fullness」
で張りながら、

裏コンセプト
「Wonneseu(ワンネス) is Borderless(ボーダーレス)」
を、提案できないか。と考えています。

裏コンセプトとは何なのか?
勝手に私がそう名付けているだけなのですが、、、
ぅんん〜、そうですねぇ〜
言わば、『理念』のようなものです。

実は、今回、
韓国料理店をはじめようと思った背景には、
この、『理念』があったのです。

少し大きなサイズ感の話になりますが、

2015年に、
世界共通の目標として掲げられたSDGs。
サステナブルでありながら、課題解決が施された新しい社会の構築。

出遅れながらも、
「これからはこれをビジネスとセットで考えるのが、スタンダードだ。」

と、考えたわけです。

このような、せっかく素晴らしい目標がありながら、それを偉い人たちやメディアの間だけで浸透させ、気がついたら2030年になっていた。

だけでは、ちょっとさみしい気もしますね。

大事なのは、これからや後世を生きる人たちに、その目指した環境を提案していくことなんだと思うので、
だったら、ちゃんとそんな人たちに届きやすいカタチ(方法)で、発信しなきゃならない。

とまぁ、ざっくり言うとこうなったわけです。

そう、そこで、
そのインフラを、
いま、若い世代の方に影響力がある、
『韓国のトレンド』にしようというわけです。

そして、そのインフラにのせて、
SDGsの一環である、
多様性(ダイバーシティ)を
提案しようとしています。

それが、裏コンセプト
「Wonneseu is Borderless」
です。

直訳すると、「国境がない」という
そんな意味合いですが、
もう少し自分たちの身の丈にあった
課題解決の方法で、
国際問題に向き合っていけたらな。
なんて思います。

今回、開業するお店では、
お客様とのコミュニティ形成に
取り組んでいこうと思います。

先に書かせていただいたように、
自分たちのチームだけではなく、
次世代の力(=これがコミュニティ)を借りながら、掲げたミッション(理念)を達成し、より良い未来を迎えたいと思います。

というわけで、
長くなってしまいましたが、
今日はこの辺で失礼しようと思います。

最後までお付き合い下さいまして、
心から感謝いたします。

また次号を楽しみにしていただけると嬉しいです。

それでは、良い未来をお過ごし下さい。
森下 卓弥












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