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☆DXリテラシー(IoTクラウドについて #6)


こんにちは、モーリーです。


本日は DXリテラシーの知識として『IoTクラウド』について解説します。

最近、IoTの活用が急速に進んでいることをご存知でしょうか?『IoTクラウド』とは個人の情報端末であるスマートフォンやデジタル家電だけでなく、産業用の設備機器などもインターネットを介してつながり、さまざまな情報を管理・分析・活用することができるシステムのことです。



ただし、IoTクラウドの導入には開発・導入コストが高いため、現在は主に大手製造業が中心となっています。そのため、中・小規模事業者が求める安価で導入可能なIoTソリューションはまだまだ少ない状況です。




しかし、今後はセンサーの小型化、省電力化、低コスト化が進むことで、IoTクラウドの普及が どんどん加速してくるでしょう。また、センサーや端末を経由して収集されたデータはクラウドサーバーに蓄積され、そのデータを解析することで、さまざまなサービスに活用されることになります。




IoTクラウドの特徴は、いつでもどこでもデータの収集が可能であることです。自動車や建設機械、スマートフォンなど、動くものに対してもデータの集約が得意です。もちろん、プライバシーの問題には注意が必要ですが、スマートフォンを持つ人々の動きを把握することも可能なのです。




身近な場所でも、すでにIoTクラウドサービスが活用されています。例えば、自動車の車番を認識できるカメラとセンサーを使って駐車場の入退場を管理する仕組みや、エアコンや照明器具にIoTの技術を組み込んだシステムなどもあります。




さらに、飲料水の自動販売機とスマートフォンアプリを連動させ、利用者にポイントを付与する一方で、企業もユーザーの購買データを活用してマーケティング戦略を立案するケースもあります。




また、IoT技術を利用して路線バスに発信機を搭載し、リアルタイムの運行情報をバス停の端末に提供することで、待ち時間のイライラを解消するサービスも登場しています。


こうした大量のデータは『ビッグデータ』と呼ばれ、分析や解析によって有用な情報に変えることができます。最近では、AI(人工知能)を活用した解析が注目を集めています。AIを使うことで、統一性のないデータをさまざまな角度から検討し、規則性や傾向を見つけ出すことができます。このクラウドサービスでは、AIによる解析基盤が提供されており、これまでの経験則では発見できなかった新たなビジネスの可能性も探ることができいるのです。




そして、ここ数年の新型コロナウイルスの感染拡大により、企業や公的機関は感染防止対策や人々の新しい生活スタイルの浸透を求められています。IoTクラウドサービス『ニューノーマル時代』のニーズに対応し、活用の場を広げていくでしょう。


たとえば、スマートフォンのGPS機能を利用して位置情報を取得し、繁華街などの人出の統計情報を算出することが可能になったり、新型コロナウイルス感染症対策として開発されたスマートフォン向けの接触確認アプリも、人々の接触を検知・記録し、陽性者に通知するためのIoTシステムが活用されています。




最後に、AIを活用したデータ解析には大規模なサーバーの計算能力が必要であり、設備投資に大きなコストがかかることがあります。しかし、このクラウドの技術を活用することで、中小企業やスタートアップにも手軽に、比較的安価なコストでデータ解析が行えるようになりました。



IoTクラウドサービスは、私たちの生活の中でもすでに使われており、さまざまな可能性を秘めています。これからもIoTの進化とともに、私たちの生活がさらに便利になっていくことは間違いないと思います。

本日は、『IoTクラウドサービス』について解説しました。

それでは、みなさん良い一日を!

また 明日

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