205日目 チームで仕事をするには雑談も重要

「業務中の私語を慎みなさい」と、厳しい統制をとっている組織は少ないのでしょうか?

「勤務中の私語厳禁」という張り紙を飲食店で見たことありますが、その店のマネージャー的な人は頑固親父的な日本人ですが、働いてる人はみな中国人になってました。

確かに、業務時間中に業務に関係ない話をしているのは、給与を支払っている会社側からすれば、仕事して成果を出しなさいと言いたくなります。

顧客の前など、私語をしてはいけない状況はあります。

ただ、顧客との関係を強化するには、雑談は必要です。

確度の高い非公式な情報は、会議の前後の雑談でしか入手できません。確度の高い非公式から公式になるまで、情報の内容の変化はない事が多いです。

情報は正確性も大切ですが、入手するスピードが1番大切です。
早く入手できれば、その後の行動をするための準備に早く着手できます。

同じ事が、チームで仕事をする時にも当てはまります。

部下の例でいうと、公式な「退職願い」が出てからでは何もできません。

非公式な情報、つまりは雑談から、退職の予兆を検知して、対策を立てれば、退職願いが出てくる事がなくなるかもしれません。

退職願いは最悪のケースですが、大きな失敗をする前にいろいろな予兆があるはずです。

また、楽観的に考えすぎていて、失敗するケースもあります。

うまく行ってないチームは全然雑談をしてなかったりします。

逆に雑談ばっかりしていて、進捗が悪い事も稀にありますので、適度に雑談できるという状況が良い状態です。

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