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二月後半に、雪が降った
春めいて見せた半月前から一転、昨夜雪が降った。
社会人三年目。
あと二週間で仕事を辞める。
看護師の、学校に通うことにした。
勉強が大嫌いだったわたしが、
最低限の単位だけ、四大で秀を取ってノコノコと卒業し、もう二度と勉強しなくてもいいんだと心底喜んだわたしが、
また自ら、よりハードな勉強をしようと思い腰を上げた。
「もう春だ、新しい気持ちでまた頑張ろう」
そう思った矢先に、雪が降
しっかり好きだった彼は、ほんの一週間で儚く散った。
皆さまがくれる「スキ」の通知で目覚めたり、
眠ろうと思える日々。
この記事を、たくさんの方に読んでもらえて
とても嬉しい気持ちでありながら
とても心苦しい気持ちになったため、続編を。
この記事で書いた2つ下のかわいい男の子は
ほんの一週間と少しで、
忽然と私の前から姿を消したのだった。
さようならをする、1日前まで
「四国の美術館いっしょにいかない?」と
目を輝かせることもできる人だった。
あと5ヶ月で26歳。23:59
最低な春、25度目のリベンジ
ニュースキャスターが、
「来週には春の気温です」と言った。
もう春が来るのか
思えば、春は嫌いなことが多すぎた。
あのぬるっとした温度感も、人々の浮かれ模様も
新しい緊張感も、責任も
星空の見える屋上の小さな宿も、
不気味なほど真っ直ぐなブルーも
おばあちゃんに最後にみせた、地元じゃない桜の写真も
大嫌いなひとの誕生日も。
全部が25度目の、春
春になると心機一転、というのは全く
ごめんね。
恋人が好き
久しぶりにこんな感情になった
人を好きになるってすごくいいな
一年ぶりに恋人ができた
初めてを沢山経験させてくれた人と別れて、
一年間誰とも付き合うこともなく2024年になった。
一年の間、正直言うと付き合おうと思えば付き合えそうだなって思う人はいた。でも付き合わなかった。
365日という間、本当に自分の心が動いたかと言われたらそうじゃなかったから。
そして、一年間誰とも付き合わないことで
「本当に好きな人とは」をじっくりと考える時間を自分自身に設けたかったから。
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