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【note繋がり】初対面の方に人生を助けてもらった話

そういえば、1週間で振られた日の夜。 振られた理由が納得できず 何でこうも自分は不幸なんだと嘆き悲しんでいた。 何時間も泣いて、どうしようもなく死にたくなっていた。 赤の他人にこの気持ちをぶつけて少し楽になりたい、と それが許されないのであれば本当に死んだ方がマシ、と 自己中極まりない感情が自身を支配していた pm8:00 ずっと才能に触れてみたかった〝ある人〟にコンタクトをとった。 「わたしは今、失恋して死にたい一色。あなただったら、どう捉えますか。」 その人は、

    • この2ヶ月で人生が、変わった。

      2月後半に雪が降った、という投稿から まあ、大体2ヶ月と少しが過ぎた。 もう桜の季節もすぎて、寂しいけれど 晴れ晴れとした気持ちのいい世界で暮らしている。 1月末、久しぶりに人を好きになったわたしは 誰もがびっくり、1週間で見事に振られた。 周りに恵まれているおかげで、そんなに落ち込まなかった。 1日だけ大泣きして、あとは笑って過ごせていた。 みんなのおかげ。ありがとう。 それから、わたしは新卒で入って3年働いた会社を辞めた。 みんなが心から寂しがってくれて、温かいサプ

      • 二月後半に、雪が降った

        春めいて見せた半月前から一転、昨夜雪が降った。 社会人三年目。 あと二週間で仕事を辞める。 看護師の、学校に通うことにした。 勉強が大嫌いだったわたしが、 最低限の単位だけ、四大で秀を取ってノコノコと卒業し、もう二度と勉強しなくてもいいんだと心底喜んだわたしが、 また自ら、よりハードな勉強をしようと思い腰を上げた。 「もう春だ、新しい気持ちでまた頑張ろう」 そう思った矢先に、雪が降った。 二ヶ月ほど過去に引きずり戻されたような 不思議な感覚になった。 雪す

        • プッシュプルポット

          このバンド名を知っている方は何人いるだろうか。 まだ、世間に知れ渡るほど有名ではないので 知らない人の方が多いのは当たり前だろう。 プッシュプルポットは、石川県金沢発のロックバンド。 4人構成で、 Vo.ぐっちさん Gt.拓也さん Ba.かずのりさん Dr.明神さん 激しめギターロック、好きな人はすき。 金沢の規模では、いちばん有名なバンドであると思う それでも、ずっと規模は小さかった。 プッシュプルポットといえば「笑って」。 (良ければこの先の記事は↑の動

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        • 自分が経験できなかった世界線の話
          8本

        記事

          しっかり好きだった彼は、ほんの一週間で儚く散った。

          皆さまがくれる「スキ」の通知で目覚めたり、 眠ろうと思える日々。 この記事を、たくさんの方に読んでもらえて とても嬉しい気持ちでありながら とても心苦しい気持ちになったため、続編を。 この記事で書いた2つ下のかわいい男の子は ほんの一週間と少しで、 忽然と私の前から姿を消したのだった。 さようならをする、1日前まで 「四国の美術館いっしょにいかない?」と 目を輝かせることもできる人だった。 雲行きが怪しくなり始めたのは、 わたしがnoteを書いていると知られてからだ

          しっかり好きだった彼は、ほんの一週間で儚く散った。

          あと5ヶ月で26歳。23:59

          あと5ヶ月で26歳。23:59

          あほくさ

          上っ面のわたしを見て好きだと言った皆さん。 金があると豪語した貧乏人。 グリーンカレーのココナッツ。 鉛筆削りがないときの丸い鉛筆の芯。 AM3時40分のATM 「営業時間内にご利用ください」。 毎月19800円の電気代。 無謀な夢を追いかける若者。 25で安定を求めて結婚した女。 「なんか思ってたんと違う。」「別れよ。」

          あほくさ

          最低な春、25度目のリベンジ

          ニュースキャスターが、 「来週には春の気温です」と言った。 もう春が来るのか 思えば、春は嫌いなことが多すぎた。 あのぬるっとした温度感も、人々の浮かれ模様も 新しい緊張感も、責任も 星空の見える屋上の小さな宿も、 不気味なほど真っ直ぐなブルーも おばあちゃんに最後にみせた、地元じゃない桜の写真も 大嫌いなひとの誕生日も。 全部が25度目の、春 春になると心機一転、というのは全くの嘘で みんな騙されている 桜が散れば、君たちには五月病が襲いかかる そし

          最低な春、25度目のリベンジ

          概念

          あんなに凍り固まった最悪の雪がもう跡形もなく溶けた。 ほんの5日とか、その程度の時間しか流れていない。 あの日は、随分と寒くて、雪も降っていたのに 昨日は本当に狂いそうになるくらいの満天の星空だった。 あの星屑の、星にはなれなくても、 屑くらいでいいので葬ってほしくて 悔しくて今朝は早起きをした。 アラームが鳴る2分前だった。

          ごめんね。

          ごめんね。

          いっしょに寝よう

          寝室にダブルベッドがあるにも関わらず、 ハンモックを購入してからというもの わたしの生活の睡眠という大切な時間の大半を そこで過ごしている。 飼っている愛猫は、 最初こそゆらゆら揺れる布切れを嫌がっていたが 最近、自ら飛び込んで一緒に眠るようになった。 わたしの顔に、小さな自身の顔を近づけたり 足元でうずくまって寝たり。 仰向けでこのように記事を書いている間も 腕の間をすり抜けて、画面を遮り、邪魔をする。 時折、ぐるぐると鳴る喉と 身体にふみこんでくる小さな圧力

          いっしょに寝よう

          恋人が好き 久しぶりにこんな感情になった 人を好きになるってすごくいいな

          恋人が好き 久しぶりにこんな感情になった 人を好きになるってすごくいいな

          エロい会話

          唯一価値観を交換した、年下の男性との会話 文字の交換で、こんなにエロい会話はない。はず

          有料
          300

          エロい会話

          愛ゆえに

          小学校6年生の頃から、高校の終わり頃まで 日記をつけていた。 毎日つけていたわけではないけれど、 気づけばものすごい数の冊数のノートが部屋に溢れかえっていた。 大学生になって、まあまあ幸せで まあまあ忙しくなってきた頃に、全て捨てた。 日記の内容の大半が、忘れられない人についてだったので 連絡をとることがなくなってから、6年以上も、 生きてるのかすら定かではない相手を思って 気が向いた時につらつらと ああでもないこうでもないと 書き連ねていた記憶。 超ダサくて笑

          愛ゆえに

          一年ぶりに恋人ができた

          初めてを沢山経験させてくれた人と別れて、 一年間誰とも付き合うこともなく2024年になった。 一年の間、正直言うと付き合おうと思えば付き合えそうだなって思う人はいた。でも付き合わなかった。 365日という間、本当に自分の心が動いたかと言われたらそうじゃなかったから。 そして、一年間誰とも付き合わないことで 「本当に好きな人とは」をじっくりと考える時間を自分自身に設けたかったから。 2023年の暮れに、占いに行った 5000円を支払って運勢を見てもらった。 「20

          一年ぶりに恋人ができた

          映画

          観たい映画がたくさんあるのに、劇場へ足を運ぶことを心底怠り、今に至る。 ようやく一年越しに生の映画を観る。 どきどき、よりもここまで大した距離ではないのに、 一年も来ることができなかった自分の怠惰すぎる部分に 絶望している。 久しぶりに感情が動くんだなあ。 映画を観たときの涙だけが、自分の中の本当なので