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誰かと、時代と、生きること

クドカンの新作ドラマが昨日から始まったことを知らなくて、
ばたばたが少し落ち着いた??な昨夜、
ネトフリで何か観ようとしたら配信されてた!
観た!
じわっと涙がでた笑いながらも。
思うところ考えるところがたくさんと、
ドラマは勿論あの頃舞台とかから観てきたからこそ変遷というか
いろいろ思うところがあること、
そのひとが、今、≪こんな≫ドラマを書いて、放送されていること、その内容に、じわっと。
物語は始まったばかりなのだけれど、
いろんなこと思い出したり重ねたりして、もう胸がいっぱいになっている。
 
なんだかなつかしかった。
 
今回のテーマである時代ネタもだし、
それに加えてそれ以上に、
よく観ていた頃、彼ら駆け上がっていっていた頃(?)の小劇場感をなんだか感じたりもして。
って、そう感じさせることすら、計算済み予測済みなのかも。
 
皆、皆、歳をとる。
時代はかわる。
自分が「かくあるべき」と教わってきたことや、
それが「正しい」と思っていたことは、変わる、揺らぐ。
え、それって、「正しい」と言われ、思ってきたことやねんけど、
つまりは今いる自分自身の一部ですらあるかもしれないねんけど、
そんなことすら、揺らぐ。
間違っている! とされたり、誰かを傷つけている! と言われたり気付いたりする。
えーっ!
でも、考えていかなくちゃならないんだ。
ぶち当たって、悩みながらも、いっぱいいっぱいになりながらも、
今とこれからの時代とその人々と他者と生きていくから。
生きていくということはつまり、訳がわかんなかったり答えは出なかったり、
なんで、なんでなん、わっかんねー、うわー、ギャー、でも、それでも、だ。
 
悩みながらも、なんだか目の前の者に対して「素直」に、向き合おうとされていて、
その素直さ故に、どんどん、前へあたらしく(ブレないながら)進まれているこの人の作るものは、
クセとアクの強さと、(きっと)照れと(ちょっと)反骨心(?)からのフザケのせいで、
〝ナカミ〟をみようとも考えようともしないひとからはきっと決めつけや誤解をされているかもしれない。
でも、わたしは好きで、
その作風に惚れたり理解する仲間とスタッフさんたちや新しい時代を生きてる若い人たちもがカンパニーとしてひとつの作品を作り出すさま、
皆、(悩みながらかもやけど)楽しそうにいきいきとしているさまが、うれしいような、まぶしいような気持ちになり、笑ってしまったり、時に泣いたりする。
 
その作品に触れて、同じように、悩みながらもがきながらも、考えようと
思う人・する人がいること、増えること、その中のひとりだということ、
そうして、いろんな、いろんな皆で、走って転んでつっぱしってはもがき日々生きること、
すごく素敵なことだな、と、いつも、うれしくなるのです。
 
ばかばかしさと、真摯な気持ちと、真摯な気持ちと、照れと、
つまりはそれだけ向き合う向き合おうとする気持ちと。
 
〝不適切にもほどがある!〟
 
なんてタイトルなんだ!(笑)


1話を観て↑を書いた。
が、2話から更に考えた。書いた。
よろしければこちらもお付き合いいただけますように。


過去記事。

同じような「ん?」を書いていた↓

「あの頃」の。

◆◆
【略歴や自己紹介など】

構成作家/ライター/エッセイスト、
Momoこと中村桃子(桃花舞台)と申します。

旅芝居(大衆演劇)や、
今はストリップ🦋♥とストリップ劇場に魅了される物書きです。

普段はラジオ番組構成や資料やCM書き、
各種文章やキャッチコピーなど、やっています。

劇場が好き。人間に興味が尽きません。

舞台鑑賞(歌舞伎、ミュージカル、新感線、小劇場、演芸、プロレス)と、
学生時代の劇団活動(作・演出/制作/役者)、
本を読むことと書くことで生きてきました。

某劇団の音楽監督、
亡き関西の喜劇作家、
大阪を愛するエッセイストに師事し、
大阪の制作会社兼広告代理店勤務を経て、フリー。
lifeworkたる原稿企画(書籍化)2本を進め中。
その顔見世と筋トレを兼ねての1日1色々note「桃花舞台」を更新中。
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