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白バイガール2 幽霊ライダーを追え(著:佐藤青南)【いやあ、良かった、プロだったのか「バカやろう!読書紹介に関しては俺たちの方がプロだろ!」】

バイクを使った物語は難しい。
バイクは物語向きではないのです。
いや。ありますよ。
これとか、

これとか、

これとか。

しかしバイクは道を走らなければならない。
それを物語にどう絡めるか。
ここがまず難しい。
バイク乗りたるもの、ひたすら道を走っていたいと思うもの。
(自分、バイク乗りじゃないっす。けど)

しかし物語と二点間の移動は、接点が乏しいのである。
少なくとも凡才には思いつかない。
どうやったらいいんだ?

しかしまあ、なんである。
白バイ隊員たちの話だったらできる。
それは警察官の捕り物帳にできるからである。
そんなわけで本作。
白バイガールシリーズの2作目を紹介してみたい。

シリーズで読んだことのあるのはこれだけだ(謎のドーヤ感)
舞台背景はニンジャ250Rが主人公の愛機として登場するので、
(これで公務はやりません。私物)
10年前くらいの神奈川県警。

謎の暴走ライダー、しかもプロレーサー並みの技量。
さてこいつをどうやって本筋に持っていくか。

まずとあるヤクザ(?)が死体として発見されるところから始まります。
これを刑事の人たちが追及していく過程で、
現場に落ちていたガーディアンベルというアイテムは、
バイク乗りがつけるお守り。
本来はハーレー乗りが身につけるものだが、今回は購入者が割れる。
かつての人気レーサーだった男。

一方、交通課の若者たちは今日も今日とて捕り物をしていたのだが、
そこで謎の暴走ライダーに翻弄される。
*:これがアプリリアのマシンなのだ。
型番は覚えてないがたぶん当時の旗艦クラス。

しかし交通課の主人公ヒロインは、その腕に覚えがある。
かつて自分が所属していたバイクチームで最良の兄貴分だった男。
そしてそれは刑事たちが追う相手でもあった。

いったいなぜ?

彼はとある人身事故によりプロを引退せざるを得なくなったのだが・・・

*****

そんな感じで警察ミステリとして基本を作りながら、
バイクが主役の話にうまくつなげています。
確かに!これだったらできる!

自分バイク乗りでもないくせに、
バイクモノを書いてみたいと考える闇の王子サワヤカなんですが、
これはだいぶ勉強になりました。
なるほど。捕り物にすればいいのか。
しかしこれだと主人公が警察官になっちゃうな。
もうちょっとなんか。
できればホラーとかにつなげたいんだけど。

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