クリエイトあそび

はじめまして、 モヤモヤしたものをカタチにしたくて始めました。 よろしくお願いします。

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記事一覧

ハンモックと読書

秋の日はハンモックで昼寝をしたい。 自然の中、ハンモックで読書は あこがれ。 ハンモックで読書をすることを、 知ったのは、ムーミンにでてくる 哲学者。 「じゃこう…

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朗読と音楽『無重力な雨』

以前投稿した『無重力な雨』を朗読ソフトに音読してもらいました。 映像はcanvaとオリジナル。 音楽はガレージバンドで製作。 朗読は音読さん。

noteと定年

204○年○月○日 解雇をする。 少々、びくっとする言葉だ。 実は定年退職の日のこと、 業務文はいつも冷血な感じがする。 その時、前に会社を辞めようと 考えたときのこ…

秋のにおい

今朝、窓を開けると秋のにおいがした。 涼しい風と草木のにおい。 そして、 よく訪れた松本を思い出した。 当時、出張で訪れていた 松本の定宿は、ホテル花月。 今では…

朗読 知らない街

朗読ソフト音読さん 

かわいい仏像(円空)

仏像など、縁のない自分。 たまたま、見た日本の伝統美術史 本におもしろい人がいた。 それは「円空」。 旅が好きなお坊さん。 彼の得意技は、木の中に仏さまを 見つけ…

「斜陽」のような家

年代物の邸宅を訪れるといい気分に浸れる。 太宰治の小説「斜陽」。 そんな、家で暮らしてみたいなと思ったものだが、 非現実的ですぐ、あきらめていた。 最近、諦めきれ…

秋の楽しみ

映像はオリジナルと板橋美術館、音楽はガレージバンドで作成。

アルテミス計画

月にはうさぎがいるらしい。 そんなことを、思う出すのは 日本人だけかな。 月をよく見ると、うさぎの 形が見えるらしい。 なんとも日本らしい話だが、 それを信じてい…

who needs love

天使は絶望していた。 ディストピアへの加速が 止められない。 実は動物実験でも、うまくいかなった。 子孫が増えない。 それどころか、せっかう生まれた子孫を 育てない…

生まれた街 朗読と音楽

映像はオリジナルとcanva、音楽はiMovieサントラsapailwearness、朗読ソフトは音読さん。

行灯とラフカディ・ハーン

ラフカディア・ハーンの本を読むと、 昔の日本の日常が描写されている。 ラフカディア・ハーンは日本の怪談 をまとめた本が有名。 その中で、 よく出てくるのが、行灯。 …

本当は書きたくなかった太宰のこと

実は、太宰の小説を読むと嫌な気分になる。 津軽生まれの自分にとって太宰は、 評判の悪い親戚のようなもの。 はずかしいが、同質なものを感じてしまう。 同じ津軽出身…

生まれた町の匂い

初めて生まれた街を離れる。 潮騒とうみねこが泣いていた。 その時はまだ、 街のにおいに、 気がついていなかった。

森の中の洋館(朗読と音楽)

文章で投稿したものを一部朗読、音楽をつけてみました。映像は本文とは関係のないものです。音楽はiMovieサウンドトラック falls、朗読は音読さん。

森の中の洋館

書斎の窓から庭を見ると、 子どもたちが、スキーを楽しんでいる。 前田侯爵はどんな気持ちだったのだろう。 戦国時代から続く大名の子孫であり、 当時は列強欧米との戦争…

ハンモックと読書

ハンモックと読書

秋の日はハンモックで昼寝をしたい。

自然の中、ハンモックで読書は
あこがれ。

ハンモックで読書をすることを、
知ったのは、ムーミンにでてくる
哲学者。

「じゃこうねずみ」だった。

じゃこうねずみは
彗星が地球にぶつかると言い出した。
そして彼の口癖は「この世のものは全てが無駄だ」

哲学的なのかな?
ハンモックの世捨て人は
優雅な読書家のような気がする。

何せ、地球が終わるのに
読書をし

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朗読と音楽『無重力な雨』

以前投稿した『無重力な雨』を朗読ソフトに音読してもらいました。
映像はcanvaとオリジナル。
音楽はガレージバンドで製作。
朗読は音読さん。

noteと定年

noteと定年

204○年○月○日
解雇をする。

少々、びくっとする言葉だ。
実は定年退職の日のこと、
業務文はいつも冷血な感じがする。

その時、前に会社を辞めようと
考えたときのことを思い出した。

当時は、
会社を愛していた。
しかし、相手は自分を愛していない。
それは、電信柱に恋をするようなものだった。

辞めた日、
東京駅のテラスで
秋風に吹かれていると、

通り過ぎるサラリーマンたちが
「気持ちよさ

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秋のにおい

秋のにおい

今朝、窓を開けると秋のにおいがした。

涼しい風と草木のにおい。

そして、
よく訪れた松本を思い出した。

当時、出張で訪れていた
松本の定宿は、ホテル花月。

今では、めずらしい。
松本の民芸家具のホテル。

昔の別荘にいるような雰囲気が、
気に入っていた。

夏が終わる避暑地が好きで、
チェックインしたあと、
町のバーで少し飲んで寝る。

朝は、年代物の家具にかこまれて
コーヒーを飲む。

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かわいい仏像(円空)

かわいい仏像(円空)

仏像など、縁のない自分。

たまたま、見た日本の伝統美術史
本におもしろい人がいた。

それは「円空」。

旅が好きなお坊さん。
彼の得意技は、木の中に仏さまを
見つけること。

突然、木に梯子をかけて
ナタをふるいだす。

または、木の木っ端を削りだす。

かなり、破天荒だが、
その仏像は皆、やさしそう。

ちなみに、旅先で作った
仏像は、お寺に遊びに来る
子どもたちの、川遊びの浮き替わりに

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「斜陽」のような家

「斜陽」のような家

年代物の邸宅を訪れるといい気分に浸れる。
太宰治の小説「斜陽」。

そんな、家で暮らしてみたいなと思ったものだが、
非現実的ですぐ、あきらめていた。

最近、諦めきれないのか、
こんな空間で楽しみたいと、
思うようになった。

ここからは妄想です。

暗い室内に、陽がやわらかくさす。
窓ガラスは溶かしガラスかシンプルなステンドグラス、
障子もよし。
陽ざしを楽しむ。

そとでは、鳥の鳴き声が聞こえ

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秋の楽しみ

映像はオリジナルと板橋美術館、音楽はガレージバンドで作成。

アルテミス計画

アルテミス計画

月にはうさぎがいるらしい。
そんなことを、思う出すのは
日本人だけかな。

月をよく見ると、うさぎの
形が見えるらしい。

なんとも日本らしい話だが、

それを信じている子供はいるのか。
たぶんサンタクロースより、
少数派だと思う。

そんな、月を開発する計画、
アルテミス計画。

アルテミスはギリシャ神話の女神。
古くはシュメール人の豊穣の女神。
母性的なやさしを感じる。

神話とは裏腹に、

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who needs love

who needs love

天使は絶望していた。

ディストピアへの加速が
止められない。

実は動物実験でも、うまくいかなった。
子孫が増えない。
それどころか、せっかう生まれた子孫を
育てない。

限界にきた種族を救う道は
ないのか。

このまま、人類の絶滅を傍観するしかないのか?

社会リーダーたちには、
富を存分に与えたが、
自分のシェルターをつくることしか
考えてないようだ。

まったく、近視眼。

大量絶滅のあと

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生まれた街 朗読と音楽

映像はオリジナルとcanva、音楽はiMovieサントラsapailwearness、朗読ソフトは音読さん。

行灯とラフカディ・ハーン

行灯とラフカディ・ハーン

ラフカディア・ハーンの本を読むと、
昔の日本の日常が描写されている。

ラフカディア・ハーンは日本の怪談
をまとめた本が有名。

その中で、
よく出てくるのが、行灯。

電気のない時代の夜の照明は
行灯や提灯になる。

木や竹の骨組みに紙を貼る。
中にはろうそくや油のしみた芯
を入れて灯りとする。

うすぼんやりした灯りの光は
家の中外を照らす。

僕らが忘れてしまった光景だ。

ちなみにラフカデ

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本当は書きたくなかった太宰のこと

本当は書きたくなかった太宰のこと

実は、太宰の小説を読むと嫌な気分になる。

津軽生まれの自分にとって太宰は、
評判の悪い親戚のようなもの。

はずかしいが、同質なものを感じてしまう。

同じ津軽出身の宗像志功がいる。
太宰とは正反対の田舎者そのもの。
よくいえば、原始的でパワフル。

太宰はそんな人々を嫌っていたと思う。
都会的体裁の物語を書いて成功するが、
津軽の地霊は彼にとりついて離れない。

危うい綱渡りをしていたのかもし

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生まれた町の匂い

生まれた町の匂い

初めて生まれた街を離れる。
潮騒とうみねこが泣いていた。
その時はまだ、
街のにおいに、
気がついていなかった。

森の中の洋館(朗読と音楽)

文章で投稿したものを一部朗読、音楽をつけてみました。映像は本文とは関係のないものです。音楽はiMovieサウンドトラック falls、朗読は音読さん。

森の中の洋館

森の中の洋館

書斎の窓から庭を見ると、
子どもたちが、スキーを楽しんでいる。

前田侯爵はどんな気持ちだったのだろう。

戦国時代から続く大名の子孫であり、
当時は列強欧米との戦争中。

かつて、仲間と日本の統一を果たした先祖は
自分のことを、どう思うのだろうか?

亡国の難局を、ゴシック調の洋館で、
ひとり、考えていた。

郊外の台地の森に立つ
旧前田侯爵邸を訪れたのは
夏が終わり、秋のが近づく頃。

スクラ

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