noteと定年
204○年○月○日
解雇をする。
少々、びくっとする言葉だ。
実は定年退職の日のこと、
業務文はいつも冷血な感じがする。
その時、前に会社を辞めようと
考えたときのことを思い出した。
当時は、
会社を愛していた。
しかし、相手は自分を愛していない。
それは、電信柱に恋をするようなものだった。
辞めた日、
東京駅のテラスで
秋風に吹かれていると、
通り過ぎるサラリーマンたちが
「気持ちよさそうだ」と
話しているのが聞こえた。
どうも、自分のことではなく、
天候のことだった。
定年後しばらく、
ブログやユーチューブをはじめる。
予期せず、心の底に沈んでいたものたちが
現れ始めた。
ずっと閉じ込めていたんだな。
ごめん。
これがNOTEをはじめたきっかけです。
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