行灯とラフカディ・ハーン
ラフカディア・ハーンの本を読むと、
昔の日本の日常が描写されている。
ラフカディア・ハーンは日本の怪談
をまとめた本が有名。
その中で、
よく出てくるのが、行灯。
電気のない時代の夜の照明は
行灯や提灯になる。
木や竹の骨組みに紙を貼る。
中にはろうそくや油のしみた芯
を入れて灯りとする。
うすぼんやりした灯りの光は
家の中外を照らす。
僕らが忘れてしまった光景だ。
ちなみにラフカディア・ハーンは
日本人の奥さんに怪談をして
もらっていたらしい。
昔の子供たちも、
眠る前に親から、
昔話や怪談をしてもらっていた。
行灯や提灯の
ある風景は異世界に近い。
失われてしまった
日本のなつかしい風景。
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