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反出生主義への疑念 – 実践すべきかについて
0. はじめに
反出生主義とは、子どもを産むことは非道徳的であるとする哲学的立場である。はじめに私自身は反出生主義者であることを明かしたい。その上で、本投稿において、私が抱いている反出生主義への疑念を明らかにする。自身が反出生主義者であるにもかかわらず反出生主義への疑念を投稿する理由は、純粋な知的探求心や、自分の立場に縛られずに自由な思考をしたいという思い、また自己の思想も含めて批判的な態度で臨
「なぜ働かなければならないのか」 - その真意
はじめに「なぜ働かなければならないのか」この質問、インターネットで検索するとそれなりに回答があるのだが、どれも直接的な、悪く言えば表面的な回答になっている気がしてならない。つまり、回答者が質問者の意図を汲み取れず、質問者が本当に聞きたい答えを回答者が返せていないのである。(裏を返せば、そもそも質問者の聞き方が悪いということにもなるが。)
私が考える「質問者の本当の問い」と「それに対する返答」は後
反出生主義を知ったきっかけ
皆さんが反出生主義*を知ったきっかけは何だろうか。
1. 思想・哲学を調べていて
2. 仏教について研究していて
3. 希死念慮などを検索していて
4. 知人・友人・家族などを通して
5. 不意にSNSで見かけた
6. noteやWebサイトのホーム画面などでたまたま見かけた
7. この投稿で知った
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一部重複するものもあるが、概ねこんなところだろうか。
*反出生主義とは、子どもを
反出⽣主義であまり語られない視点 - 非自発的人類滅亡
近年、反出生主義に関する文献やインターネット上での議論が徐々にではあるが増えている。しかし、その中で反出生主義者側があまり語らない視点があると思ったので、今回はその紹介をしたい。何をもってあまり語られていないとしたのかは、筆者の目にとまったか否かのため、勝手ながらただの主観だ。あまり語られない話なので、反出生主義の主流の議論からは外れて傍流の論点になる。論点は非自発的人類滅亡だ。
自発的ではない
反出生主義に対する反論へのコメント
このnoteは、他の方の投稿に対するコメントとして投稿しているので、興味がある方は、文末の記事を読んでください。(前記事も含めて拝見いたしました。論点が多岐にわたっているため、すべてにコメントはできませんが、めざめさんやそのページに訪れた人の助けになれば幸いです。)
各論に入る前に反出生主義の重要なポイントを提示したい。まず、親と子ども本人が努力したとしても、残念ながら子どもが「自分の人生は不幸