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ここで差をつけろ! Twitter”ちょい足し”テクニック ~アンケート実践編その2~

1回ではまとめきれず、せめて前後編と思ったら、結局三部作になってしまった…。
一応言っておくが、別に小分けにしてPVを稼ぎたいわけではない。単に書いてて、これ以上は読むのがしんどくてちょうどいい区切りかな?ってところで終わったというただそれだけである。

そういえば過去の2回の内容であるこれこれで、それぞれ #働き方#コンテンツ会議 でご好評だったようだ。こんな駄文を読んでいただくどころか、わざわざいいねまでしていただきありがとうございますm(__)m

もう既に10テーマ以上書いていながら恥ずかしげもなく言いますが、正直自分はnoteの使い方をイマイチ分かっていません。
ハッシュタグのチョイスもそれっぽいやつを片っ端からチョイスしてるし、ただ記録を残すのにちょうど良かったのでnoteに書いているだけだったりします(笑)
そういや、段落とかで文章を区切れる機能があることを今更気づいたけどどうしよう…(;'∀')

まあそんなこと考えてもしんどいので、今まで通りのノリで続けていきたいと思う。
ということで、前回に引き続きの内容だが今回の観点は

ブランドの認知度はどれくらいあるのか(SNSブランディング)

である。
例のごとく実施したツイートをまずは紹介しよう。

結論からいうと、これは #甲子園の味 というかつて一世を風靡したときに活用していたキャッチコピーについての認知度調査だ。ちなみに、なぜあのブランド自体の知名度をやらないのかというと、既に高い知名度を有しているため単にやる必要はないからだ。

それともうひとつ言えるのは、ブランド調査をやるならしっかりと費用をかけて細部に渡ってまで調査を行うべきだからだ。
僕も過去何度かやったことがあるが、ブランド調査というのは、そのブランドの現在地を確認するためのいわば定点観測であり、販売戦略の根幹に関わってくる大変に重要な指標だからだ。となると言っちゃ悪いが、たかがTwitterでガチったリサーチが出来るほど甘くはない。

と、自らいきなり話を全力で折りに来てしまっているのだが、じゃあ全く出来ないかというとそうでもない。
さっき言ったブランド調査は、いうなれば戦略レベルの話なのだが、逆に戦術レベルのことならTwitterでもそれなりに出来たりする。
というわけで、今回のブランド調査もそんな戦術視点での話なのである。

ところで皆さん、戦略戦術はどういったものなのか、説明できるだろうか?一応言っておくが、戦略と戦術は全く異なるものだ。

端的に言うと、

戦略︰目標を完遂させるための様々な手法をとりまとめたもの。
戦術︰戦略を執り行うための手段。

言うなれば、戦略という大枠があって戦術がある。

マーケティング視点でいうと、商品のブランディング戦略を行うための戦術のひとつが、Twitter運用だったりする。じゃあTwitter運用そのものは戦術なの?というとそうでもない。
逆に「Twitter運用」という仕事を戦略目線で考えた場合やと、運用の仕方が戦術となる。
要はとある対象をどうするか(HOW)というのが戦術だ。
例によって簡単なやつだが(笑)、戦略と戦術をとりまとめたのが下の図みたいな感じだ。

ごくごく当たり前の話だが、戦略も戦術も目標があってのものだ。そこに一本芯を通せる施策じゃないと、目標はまず成功しない。(通したら必ず成功するわけでもないのが口惜しいところだが…)

話を戻す。
上のツイートの場合だとざっくり流れでいうと、

・目標
こてっちゃんというブランド認知拡大
・戦略
キャッチコピーの認知を広める
・戦術
Twitterのアンケート活用

こんな感じだ。
ただあのブランドの場合は、 #甲子園の味 というワード自体が、検索ボリュームも備えたポテンシャルのあるものだったが、こういったケースは他のブランドだとまずない。
なので、例えば記念日(こてっちゃんの日とかだ)の認知度チェックにすれば活用出来るだろう。

ちなみにこのアンケートのねらいは現状確認だ。前回は割と販売戦略にも活用出来そうなことをやってみたが、残念ながら今回はそこまでのことはできない。ただし継続的にやれば話は別だ。

アンケートのそもそもの目的のひとつとして、継続的に実施することで、結果を年単位で比較することにある。
僕がやっていたブランドクラスだと、毎年定点調査をやっても、そうそう数字の差異は出てこないのだが、(だからこそささいな変化も非常に重要だったりする)データというものは蓄積してなんぼだ。
僕を含めたマーケターの方は、"数字山脈"とかいう山と谷の動きをにらめっこしながら、現状打破になるような突破口を見出そうと日々トライアンドエラーをしている。

それでいて、ことTwitterに関しては、このデータ蓄積かつ定点観測というものが絶望的に不足している。
まあこれはTwitterに限らずSNS全体にいえることなのだが、"SNS=コミュニケーションツール"という安直な言葉に甘えすぎていると言わざるを得ない。無論それが悪いわけじゃない。

しかし、

"数字を見て話をする"ということは、ビジネスパーソンには不可欠なスキルだ。これが出来ない人間は社会では生き残って行けない。絶対に。

とはいえ、数字も例えば広告費を投下した結果のインプレッション(表示数)計測といった代理店の実績発表会のような類のものは、それに含まれるものでないことも付け加えておく。見るべき数字の詳細についてはまた改めて話をしようと思う。

まあ僕も、都合1年半であのアカウントのTwitter運用は終了したのだが、企業公式SNSというのは今後はビジネスコミュニケーションツールとして発展していくだろう。
現に今こうやって書き記しているnoteといった新興勢力も出てきているし、SNSに触発されてオウンドメディアも再興の兆しが見えてきている。

なので、ひとつ言いたいことがある。それは、

評価者側である経営層ももっとSNSについて勉強すべきで、逆に評価される側ももっと自分の実績を見える化&数値化すべきということだ。

SNS運用というやつは、従来までの杓子定規で測れるような代物ではない。
昨今のコロナ禍で大きく働き方も変わり、俄然SNS運用にも注目されてきている。こういうときだからこそ、SNSで生まれる数字の重要性を考えるべきだ。

そして、担当者に関してはもっとセルフプロデュースをすべきだ。
端的に言うと自分のやっていることに自信持とうぜ!ということだ。正直SNS運用というやつは、まだまだ上層部に白眼視される企業の方が多いし、何を隠そう僕もそのひとりだ(笑)
ただ一方で、企業ももはやSNSの影響力を無視出来ないとこまで来ている。現に僕が担当していたアカウントも、僕が担当から離れてフォロワーが2000人近く減少しているが、それでもフォロワー数5万人超えの公式Twitterとして存在している。

担当者を挿げ替えたとしても、よほど社会的にやらかしてない限り、アカウントを削除するまでの勇気は企業側にもないのだ。(上手く運用できているかは置いといて)

というわけで、

アンケートひとつでも継続的に実施して数字を見る習慣をつけていこう!

というのが今回の結論。

全3回になったアンケート編だが、エゴサ編・POP編と比べたら矜持的な話が多かったかもしれない(笑)
ただまあ僕も一応先人やし、これを読んでいる方が割といらっしゃるようなので、あえて書かせていただきました。これを読んで、多少なりとも参考にしてもらえたら幸甚です。  

さて、次回は…と色々と構想はありますが、ここは乞うご期待ということにしましょう(笑)

では次回をお楽しみに~(^_^)/~

<アンケート編おしまい>

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