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#コピーライティング
SlackのUXライティングの考え方
2020年1月に行われた Design Matters Tokyo のセッションでUXライティングについて学んだので記事にまとめます。
Slack社でUXライティングに取り組んでいるアンドリューさんのお話で、実際にUXライティングするワークショップも体験したので共有したいと思います。
Slack社のアンドリューさん
UXライティングとはUXライティングとは、ソフトウェアやインターフェースを言葉
予期的UXとコピーライティング(とUXライティング)
遠くかけ離れたものに同質性を見出せるのは、鋭い洞察力のあかしである。
ーアリストテレス(古代ギリシャの哲学者)
これは、私が非常に好きな言葉で、物事の思考を深める際に、指針となっている言葉のひとつです。全く異なる領域の本を読んだり考察を進めていく中で、「これは同じことを言っているな」と感じたり、二つの異なる領域が交差することで、新たな発見が生まれる瞬間があり、強い知的興奮を覚えることがあります
コピーライティングとUXライティングの考え方の違いについて
わたしは広告会社で10年ほどコピーライターとして勤務した後、転職してIT系の事業会社でUXライターをしています。
そんなキャリアなので、コピーライティングとUXライティングの違いについてよく考えるのですが、最近読んだこちらの記事でも、コピーライティングとUXライティングの違いについて軽く言及されていました。
通常のコピーライティングは主に販促を目的としたライティングであり、UXコピーライティン
バナー広告のコピーライティングで使える行動経済学3選
最近行動経済学の本をたくさん読んで勉強しているのですが、「これはそのままコピーライティングやUXライティングに使えるな」と思うことが本当に多いです。
ということで、その中でも特に汎用性が高そうなものを3つ選んで、まとめてみたいと思います。
題材にするのはこちらのバナー広告です。
そうです、「うわっ…私の年収、低すぎ…?」のやつです。
日本で最も有名なバナー広告のひとつではないかと思うのです
シンプルで簡単な文章を繰り返すと、人間は「信頼できる」と判断する
いつでもキャンセルできます。
これは、わたしがNetflixのUXライティングを分析した際に、会員登録フローにおいて画面に何度も繰り返し表示されたメッセージです。その数は、なんと5回でした。
Netflixの入会を検討しているユーザーが最も不安に思っていることは「自分の思うようなサービスでなかった場合に、すぐに解約できるかどうか」です。その心理的な不安を払拭するために、同じメッセージを繰り返し
UXライティングのテキストはユーザーの記憶に残ってはいけない
UXのテキストは、ほとんどの場合、人々の記憶から消えるべきなのです。
これは、GoogleのUXライターであるTorrey Podmajerskyさんが、あるインタビューで語った言葉(をDeepL翻訳で訳したもの)です。
わたしはこの一文を読んで、UXライティングの本質が凝縮されているな、と強く感じました。それとともに、これからUXライティングに取り組んでいく上で、自戒としてずっと覚えておきた
コピーライターがひらがなを使う理由とUXライティングの漢字ひらがな問題
まずはこちらの文章をお読みください。
毎年、いまごろになると「鬼が笑うけど」というようなことを考えます。だってねぇ、今年やることなんてあと10日分しかない。
来年は、今年の続き…だと、ふつうは思うじゃない?だけど、そういうことにはならないよ、たぶん。ただの続きのつもりでやってても、だめだよ、きっと。
これは、とある日のほぼ日に掲載された、糸井重里さんが書いたエッセイ「今日のダーリン」の冒頭部分
「UXライティングのはじめ方講座」に参加しました
2020年1月26日、デジタルハリウッド東京本校で開催された「UXライティングのはじめ方講座」に参加しました。講師は、売れっ子コピーライター(画像参照)の永井一二三さん。
今回の講座は普段UXライティングを仕事にしているわたしにとって、とても学ぶことが多かったので、記事にまとめてみます。
なぜ参加したかわたしは以前広告会社でコピーライターをしていたのですが、2019年1月からIT系の事業会社で