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表現とは自分の中から出た叫び
あれも駄目。これも駄目って押さえつけるから、私たちは表現したくなる。
表現しなければいられなくなる。表現して、そこで抑え込まれている自分を表現しなければいられなくなる。
これは違う。あれは違うと何でもかんでも否定してくるから、私たちは表現したくなる。
何でもいいだろう!って思うから、それを表現したくなる。どこにも、そして何にも正しい事なんてないってことを表現したくなる。
何が正解で、何が不正解かなんて誰にもわからない。だからこそ、その何が正なのかわからないその混沌を私たちは表現を使って外の世界に吐き出そうとしている。
よくわからないから、描くのであって、なにものもよくわかるのであれば、私たちは何も表現などしないし、何も創作もしない。何なのかよくわからないから、私たちはそれを知るために表現し、そして何かを作り続ける。
全ては自分を知る為。
何でもかんでも抑え込まれて、与えられているだけでは私たちは何も自分を知れない。その自分を知れないという苦しみがあるからこそ、私たちは表現する。そして何かを作る。
そうした事を通してしか私たちは、私なるものを知る事は出来ない。
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