ワーケーション関連の記事96件を分析しました(5/22~5/28投稿分)@組込みソフト技術者がワーケーションについて調査した内容をまとめてみたシリーズ
お久しぶりです。溝口翔太です。
以前公開した以下の記事の続編となります。
今回は5/22~5/28にnoteで投稿された記事の中で【ワーケーション】でヒットしたものについて分析したのでその結果について紹介させていただきます。
記事の分類について(前回と同じです)
大分類として体験記、告知、提言、その他の4つで分類しました。
体験記⇒実際にワーケーションして、その感想やインサイトについてまとめられたもの
告知⇒ワーケーション関連のサービスなどの情報発信
提言⇒ワーケーションについての私見などをまとめられたもの(私が普段投稿しているような記事が該当します)
体験記の中では中分類として体験者の属性として会社員、会社員以外で分類し、小分類は以前紹介させていただいたワーケーション種別で分類いたしました。
ワーケーションの種別に関する投稿についてはこちらからご覧ください。
ワーケーション関連の記事内訳
ワーケーションで検索してヒットした記事は合計96件でした。
(前回が133件で、この調査を開始してからだいたい100以上160未満くらい推移しているようです。)
96件のうちワーケーションと関係のないもの、今回の分類ではどれにも該当しないものは41件、体験記13件、告知9件、提言32件という結果になりました。
(前回)該当しない投稿81件、体験記11件、告知10件、提言31件
体験記、告知、提言が全て横ばいでした。
ワーケーションに関する世間の興味は相変わらず継続しているようですね。
先週と同様に山梨大学・クロスマーケティングの調査報告や、日本国土開発の仙台のワーケーション施設に関する内容が多かったような気がします。
またワーケーションに関する情報を継続的に発信している方もなんとなく掴めてきました。
次は体験記についての内訳を見ていきたいと思います。
体験記の内訳(体験者の属性)
まずは体験者の属性について分類した結果です。
全13人の内、会社員6人、その他(フリーランス、起業家など)7人という結果になりました。
(前回)全11人の内、会社員4人、その他7人
会社員の方の体験記増えています。(ヨシタカさんの投稿が3件あったのが影響しているかもしれないです。)
体験記からくるワーケーションに対する想いや考えはかなり参考になるので、一度読んでみると参考になると思います。
ワーケーションの種類も豊富で色々なライフスタイルの可能性を感じました。
次はワーケーションの種別についてみていきたいと思います。
体験記の内訳(ワーケーション種別)
全13件の内
バケーションアズワークが10件で(会社員5件、会社員以外5件)という結果でした。ワークインバケーションが3件で(会社員1件、会社員以外2件)という結果でした。
(前回)11件が全てバケーションアズワーク(会社員4件、会社員以外7件)でした。。
欧州では一般的なワークインバケーションの体験記が多かったです。
多様な働き方が広まる兆しでしょうか?
次はワーケーション先についてみてみましょう
体験記の内訳(ワーケーション先)
長野は比較的安定して数を見る気がします。二大巨頭の和歌山の方はまちまちですが、和歌山と長野で比べるとnote上では長野の体験記が多いような気がします。東京に近いというロケーションが影響しているのかもしれませんね。
宮城県は3件と多いように見えますが、ヨシタカさんの投稿が3件とも宮城県のためそれが影響していると思います。
おわりに
あくまでnoteに投稿された記事ベース、私見により記事を分類させていただきました。
前回同様分類させていただいた記事を参考としてまとめたいと思います。
今回から記事毎に私が感じたことや、学んだことを記載するようにしました。興味があるかたはそちらもご覧ください。
前回同、様記事を見させていただく中で色々気づきもあったので、皆さんありがとうございました。
今後ワーケーションを体験された方や、ワーケーションに関する事業を取り組んでいる方にインタビューさせていただくなどのコンテンツも検討しています。
インタビューにご協力していただける方いましたらご連絡お願いいたします。
参考(ワーケーション体験記記事一覧)
家族でワーケーションした体験記ですね。素敵な取り組みですね。
仕事の記録、AktioNote 下田ワーケーション記事の写真撮影
ワーケーションの体験記ですが、ワークとバケーションの比率がとてもよく、個人的にはこれぞワーケーションというような内容でした。
ワークインバケーションの体験記です。場所によってバケーションアズワークとワークインバケーションを使い分けるみたいなのもいいかもしれないですね。
ワーケーションというとまだまだ遊んでいると思われがちなのできっちり仕事をしていることをアピールするためにレスポンスの速さは大事になりそうですね。
長野県 乗鞍平原でのワーケーションプログラムに参加したら心身癒やされた話。
長野のワーケーション体験記ですね。ワーケーションプログラムは地域と共創するようなものもいいですが、地域の再発見できるような観光視点でのプログラムもいいですね。
2週間という割と長期間のワーケーションの体験記です。会社員ならではかもしれませんが、いざという時にすぐに戻れるロケーションは心理的に安心できますね。
大型免許合宿とリモートワーク、はたして共存できるのか!? DAY.1
少しめずらしいワーケーションの体験記です。大型免許の取得と並行して仕事するという内容です。どちらかというとワークインバケーションに近い気がしますが、新しい働き方(時間の使い方)ですね。
【リモートワーカーの1日】バリ島からお仕事している私のとある1日 〜しっかりと作業したい日編〜
この記事を書かれている方は現地在住になるので、ワーケーションとは少し異なりますが、海外でワーケーションする場合に参考になる情報が多いですね。
ワーケーション先で自炊をするかどうかの判断は難しいですが、ホテルや旅館を選択する人と、家守がいるような場所を選択する人で傾向が変わりそうな気がしますね。
ワーケーションは体験してみないとわからないといのが正直あると思うので、よくも悪くも一度体験してみてから会社の制度としてどうするかを議論するべきだなと感じました。
1週間のワーケーションで有休などを組み合わせながら体験した内容です。最終宿泊日は有休を取得し、ワークインバケーションでその他はバケーションアズワークで過ごされたようです。
鳴子編が今回で完結ということで少し寂しいですが、次のも楽しみですね。
移動時間も仕事できるようになると、今までにはない暮らしができるようになりますよね。
"今"最も時間を費やすべき相手は、"今"自分の目の前にいる人
ワーケーションプログラムと仕事のバランスの難しさを感じる内容でした。ワーケーション先を楽しみながら、仕事も充実させるようないいとこどりができるノウハウが蓄積されるといいですね。
参考(ワーケーション告知記事一覧)
広島県尾道のワーケーションに使えるワーキングスペースの紹介です。
軽井沢で予定されていたワーケーションプログラムが延期になったそうです。時期が時期なので仕方がないですよね。
UNPLAN Village Hakuba グリーンシーズン公式アンバサダーが決まりました!
UNPLANのワーケーションタイプのアンバサダーの募集記事です。
グランピング施設にコワーキングスペースを併設した、The Forestといサービスの紹介です。7月からサービス開始するそうなので、気になる方は情報をウォッチしてみてはいかがでしょうか?
ワーケーションに使えるゲストハウスを紹介されています。北海道の砂川市というところですが、興味ある方いかがでしょうか?
【自画像を描くAI搭載ロボット】クリエイティブなイノベーションをクリップ、略して「クリクリ!」#51
ワーケーション向けのモバイルワークステーションを搭載した軽トラのレンタルサービスの紹介です。バンライフに近いものを感じますが少し新しいですね。
【釜石】*女性向け*「泊まる」と「暮らす」の間で過ごせるワーケーション
岩手県釜石市のワーケーションに関する情報を発信されているようです。
ワーケーションやリモートワークに便利♪外出先での仕事効率化に最適なラップトップバッグ『Moose Workstation Bag』
ワーケーション、テレワークで使えるアイテムの紹介です。以前他の方が取り上げているのを見たような気もします。
ワーケーションに関する研究をこれから開始されるみたいですね。興味があります。
参考(ワーケーション提言記事一覧)
これからの時代の働き方 Vol.12|移動生活するアブローダーワーケーションマガジン『ワーケーションリアル体験記』
ワーケーション、テレワークに関する生産性に関する記事を取り上げています。生産性を定量的に評価するのは難しいですが、潜在的に「リモートワーク=生産性が下がる」というのがあるのでしょうね。
草津温泉に関する情報を交えながら、ワーケーションとの相性を説明しています。マーケティングの視点からの内容は読みごたえがありますね。
「一番大事なのは、外から来た人が快適に働けることではなく、今、この街に住んでいる人が、この街で幸せに働いて、暮らせていることなんだよ。」この言葉の重みを感じますね。来てほしいではなく、行きたくなる場所を地域の人と作りこんでいけば箱なんて大げさにつくらなくても人は集まるような気がします。
ワーケーションを会社制度として導入する際の税務処理についての紹介です。
ワーケーションを場所を変えるというバウンダリーマネジメントとして捉えるとかならずしも遠方にいくだけでなく、身近に簡単にできるものがあるといいですよね。
ワーケーションに関するインタビュー記事のまとめです。Akinaさんのインタビュー記事でワーケーションを成功させるためのアドバイスに関する内容がありますが、参考になる点もありますが、なぜそれが重要なのか踏み込んだ記事になっているとさらに良かったかなと思います。
ワーケーションのレベル定義などアカデミックな内容となっています。ワーケーションに来た人と、地方の人のかかわり方を中心にワーケーションのレベルを定義しています。私が以前定義したワーケーションのレベル定義とはまた少し違う軸の内容になりますね。
先週も取り上げられていた日本国土開発の仙台でのワーケーション施設に関する記事が再度取り上げられています。興味の高さがわかりますね。
vol.4 地方は社会をどう変える?地域に入り込むワーケーションで得たキザシ
ワーケーションの体験経験から、ワーケーションについての情報をまとめられています。キザシ8の内容についてですが、無理に地域の課題解決に参画しなくても現地で困ったことをまとめてそれを地元の人に伝えるだけでも地域共創になると思いました。
ワーケーションとは何かを考えさせられます。場所が変わるというバウンダリーマネジメントという視点でみれば、相田さんのおっしゃっている通りプチワーケーションのようなものもいいですよね。移動コストを考えると、プチワーケーションはとても魅力的だと思います。
Otellさんも取り組んでいらっしゃいますが、ワーケーションの滞在先で仕事に集中できる空間を整えるという取り組みが進んでいるようですね。実際にいくつかのオフィス家具を使い比べながら自分にあったものを見つけて、あとで気に入ったものは購入できるような仕組みもいいかもしれないですね。
日経のワーケーション関連の記事を取り上げています。最近話題の山梨大学の田中教授へのインタビュー記事もあります。田中教授のインタビュー記事は必読です!!
ZIKU WORKSTYLE LAB weekly News_2021.05.25
先週も取り上げた山梨大学とクロスマーケティングの調査報告、多拠点生活する人へのインタビュー記事を取り上げています。
コワーキングスペース、ワーケーションスペースで働いている人たちは、そこでどんなことをしているか
バンライフが流行ってきている関係で、キャンプサイト×ワーケーションというのも出てきていますが最終的にどのようなワーケーション比率で生き残っていくのか興味深いですね。
休暇に着目したワーケーションの分類について@組込みソフト技術者がワーケーションについてまとめてみたシリーズpart5
私の記事です。いつもありがとうございます。
日本国内のワクチンツーリズムの可能性→ワーケーション×ワクチンケーション=無双かも。
現在問題になっているワクチン接種率の解消にワーケーションが使えるのではという観点の内容です。
伊豆は東京からの距離も近くワーケーション先としては相性がいいですよね。もともと人を受け入れるキャパもあるのでそこに地域共創が加わるととんでもないことが起きそうですね。(いい意味で)
JR東がワーケーションに取り組むという内容を取り上げています。
ユニリーバ島田さんのインタビュー記事が取り上げられていますが、「企業のリーダーたちは、まずだまされたと思ってワーケーションをしてみてほしい」が心に刺さります。
ワーケーションの基本的な情報がまとめられています。
私の記事です。いつもありがとうございます。
ゴーゴーカレーの社長の言葉を紹介されていますが、「発想力は移動距離に比例する」はワーケーション視点でみると追い風かもしれないですね。
リモートワーク、ワーケーションに関する提言ですが、新しい働き方をどのように暮らしにフィットさせていくのかが重要だと感じます。単純に働く場所が置き換わるだけでは従来の暮らしからはあまり変化がでないのだと思います。暮らしをアップデートするには、働く以外の部分も色々変えていく必要があると思いました。
【No.243】メルマガ顧問税理士『ワーケーションで楽しく仕事する』
ワークインバケーションをどこまで経費として落とせるのかという皆さん気になる内容に紹介です。
ワーケーションがバズワード化してしまっているのが原因だと思いますが、MaaS(Mobility as a Service)が日本で広まった時と同じ様な流れを感じます。
ニューノーマルな観光を模索するーハワイ州観光局×観光復興ガイド【POOLOゼミレポート】
ワーケーションの広まりという社会変化に対して観光業界がどのように対応するべきかという内容です。この中にもありますが、ハワイの観光のデータで「世界規模で見るとハワイ訪問者数は増加しているものの、州民の満足度が少しずつ下がってきていることが問題視されており」というのが印象的でした。
「絶対にできない」を全力で実現へ、 創業当時のAI inside と「DX Suite」誕生の裏側
AI Insideという企業のインタビュー記事になりますが、定量的ではないですがワーケーションがビジネスのブレイクスルーとつながったという内容があり、興味深かったです。
仕事とプライベートの切れ目が難しいので、個人としてはバウンダリーマネジメントをしっかり行う必要がありますね。企業としても人が根付くような制度設計が必要だと思います。
移住やワーケーションがいいところばかり報じられている気がしますが、引用しているAERAの記事にあるようにデメリットについても議論できるといいですね。一応AEREの記事の最後に移住に関するデメリットが記載されています。
長期のワーケーションに関する記事を取り上げています。いろいろ参考になる部分はありますが、特に気になったのは「基本的に自然があるところでワーケーションするため、前より「外に出よう」と思うようになった。」というところです。JHTOでヘルスケアワーケーションを提案していますが、理にかなっているのが、こういうところからも理解できますね。
ワーケーションによって何をしたいのか、それに対してどこまでコストをかけるのかワーケーションは千差万別になるのではないかと思います。
街を自分のオフィスに取り入れるという新しい考え方ですね。オフィスというものを今後どのように考えていくのかという点において参考になりますね。
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