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ツリーハウスのホテルin沖縄。サステナブルでエキサイティング!
人生初!
沖縄でツリーハウスに宿泊!
旅サイトだったかインスタだったかで、見付けた瞬間、
「絶対行く~!」
それは、沖縄県名護市にあるツリーハウスのホテル。
2021年7月開業。
「Treeful Treehouse Sustainable Resort」
(ツリーフル ツリーハウス サステナブルリゾート)」
私は毎年2回ほど沖縄に行っていますが、いつもはビーチリゾートに宿泊。
今回、いつもとは違った特別な体験をして来ました!
⭐人生初!ツリーハウスのホテル
やんばるの森の中。
ジャングルと言ってもいいでしょう。
それは行く前から予想・覚悟していました。
何故なら、予約後、ホテルから連絡あり、待ち合わせ場所を、
「ファミリーマート 名護真喜屋店でお願いします!」
という。
空港から1時間20分。
レンタカーで向かい、その場所に到着すると、ホテルスタッフさんの車が迎えに来てくれました。
森の中のくねくね道、あとを付いていくこと約25分。
ジャングルの中では方角も分からず、
「ここはどこ?」
駐車場に到着すると、まず、2つのツリーハウスが目に飛び込んで来ました。
「ん?HPで見たのとは少し違う?」
と思っていたら、1つはスタッフさんが過ごすツリーハウス。
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もう1つはエッグツリーハウスといって、Tシャツなどのお土産ショップ、兼、事務所?
なんと卵型のものは船!
船というのはどこに停めてもいいらしく、こちらに運んできたそうです。
なんか可愛い。
実はこの卵の中にツリーフルツリーハウスのオーナーさんがいらっしゃいました。
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⭐スパイラルツリーハウス!
このリゾートは1日1組限定。
スパイラルツリーハウスとエアロハウスの2棟セット貸し(最大6名)。
この森、貸切りで2泊しました。
キャー!
これがスパイラルツリーハウスです~!
昼も夜もステキ☆
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写真撮って撮って~!
ブランコもありました~!
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オーナーさんは、このアカギの木にほれ込んで、ここの土地を購入され、2013年から計画を練り、なんと6人のスタッフでツリーハウス3棟と、オープンスペースなどを建築されたそうです。
そして、気になるツリーハウスの中はこちら!
可愛い~!
ベッドは大人1人、又はお子さん2人がちょうどいいくらいですかね。
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床は琉球畳。
ここ、何冊かツリーハウス本の表紙を飾っているようですね。
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自然と共存する施設なので、アカギの木がお部屋の中を貫いています。
つまり、天井、床には隙間あり。
1日目の夜、スコールのような雨が降ったんです。
翌朝、ここで夜を過ごした友人からの報告。
「雨の音が半端ないっす。朝起きたら床、濡れてました。」
「えー!」
行かれる方はご覚悟を。
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屋上にあがる階段があり、紐を引くと屋根がパカッ!
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ハンモックと天然木のテーブルが置いてありました。
ここは夜19:00までライトアップ☆
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安心してください。
水回りもありますよ。
洗面はボトルに入ったお水で。
トイレは一応カーテンあり。
わお!
ここを見た段階で、ここには男性陣が泊まる、ということに相成りました。
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ところで!
このツリーハウスにどうやってスーツケースを運ぶと思われますか?
スパイラルツリーハウス、というだけに螺旋階段くねくね。
駐車場側からぶら下がる紐。
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なんとジップライン!
スーツケースをジップラインで運ぶの、初めて見た~!
実は広い方のエアロハウスに全員の荷物を置くことにしたので、このスーツケースはすぐにバックして戻して頂きました。
「見たい見たい!」
という私達のために実演、ありがとうございます!
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⭐快適&広々「エアロハウス」
そしてもう1つセット貸しの「エアロハウス」は快適&広々。
こちらはツリーハウスではなく、地面に建っている建物。
駐車場側の入り口(左)と、焚き火スペースに出る出入口(右)。
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大きな窓からはやんばるの森!
空間デザイナー小市康弘氏のインテリアデザイン x 建築家村井正氏というコラボレーションのお部屋。
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こちらのベッドはキングサイズくらいかな。
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ソファも広々、ちょっとエアコン直撃(笑)。
窓際のソファ?ベッド?は細くて高いので寝返り禁止(笑)。
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キッチンにはお鍋や食器類も完備。
家具もオシャレ~。
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ドレッサーには木の化石を使った2台の洗面台。
お風呂もあります。
サンルームのようなお部屋も。
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ツリーハウスのトイレを見て、ちょっとナーバスになった方、安心してください!
エアロハウスのトイレはウォシュレットです!
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スタッフさんとの連絡はトランシーバー。
夜になると真っ暗なので、ヘッドライトやタンブラーなどのちょっとしたキャンプ用品あり。
夜、ツリーハウスで寝るために頭にヘッドライトを付けて
「おやすみなさ~い!」
とエアロハウスを出て行った友人。
実は、森中の虫がヘッドライト目がけて集まって来て困ったらしいです(笑)。
そして置いてあったジェンガなどのゲームで白熱!
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⭐初耳!プライベートリバー?
ツリーハウス、エアロハウスのすぐ横は川。
スタッフさんが言う。
「今日はお客様1組だけですから、プライべートリバーです!」
プライベートリバー!
初めて聞いた言葉でした。
透き通った清流で、とてもキレイ。
まずは川遊び!
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とても浅くて流れもゆるやか。
この川沿いを1時間くらいかけてトレッキングするツアーもあるという。
でも、ツリーハウス周辺でパシャパシャやってるだけで充分楽しい!
ちなみに、今回はやりませんでしたが、
「やんばる絶景ツアー in 東村高江」
というバギーツアーがあるんです。
これもすごいですねー!
次回はこれかな!
ツリーフルツリーハウスには看板娘がいます。
やぎのドナちゃん!
ただのペットではありません!
スタッフの一員です。
何故なら、燃料を使わずとも、ドナちゃんが草を食べ、草刈りをしてくれるから!
そして時々、野生のイノシシ、出没。
大自然だ~。
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エアロハウスに水鉄砲が置いてあったのですが、実は、これはやぎのドナちゃんが近寄って来た時に使うものだそう。
ドナちゃん、水が嫌いなんですって。
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⭐焚き火のBGMでBBQ&しゃぶしゃぶ
1日目は焚き火で「アグー豚と沖縄もとぶ牛のBBQ」。
2日目は焚き火で「アグー豚しゃぶしゃぶと沖縄そば」。
これがもう、どちらも超おいしかった~!
エアロハウスから出たところにある広いパーティツリーデッキ。
ここにある螺旋階段は、駐車場などに行く空中回廊につながっています。
川のせせらぎ、パチパチという焚き火の音。
最高のBGM!
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うわー!
野菜がいっぱい!盛り付けきれい!
そしてアブー豚のハンバーグ、ソーセージがこれまた絶品!
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沖縄もとぶ牛がとろけました!
じゃがバターも沖縄の炊き込みご飯、じゅーしーまでフルコース!
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そして2日目はしゃぶしゃぶ!
焚き火の上でどうやってしゃぶしゃぶ!?と思ったらそのままお鍋のせてありました!
乾杯!
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1日目同様、野菜たっぷり!
やっぱり盛り付け、キレイ!
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量もたっぷり!
海ぶどうでお肉を包んで食べてもおいしい、というのでやってみたけど、ナイス!
沖縄そばまでのフルコース!
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朝食は、毎朝、このホテルで焼いた、焼きたてパン!
バスケットに入って届くので朝からピクニック気分♪
1日目はモリンガパン、2日目は紅芋パン。
野菜スティックとバーニャカウダソース。
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お部屋に置いてあったウェルカムフルーツを切って頂きました!
マンゴーもたっぷり!
ドラゴンフルーツを美味しいと思ったのは初めて!
甘~い!
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冷蔵庫にはりんごジュースや牛乳、オーツ麦のミルクなどのサービス。
値札がついたものだけ有料です。
「泡盛だ~♪」
と、お酒大好きの友人は夕食時に晩酌。
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今回はジャングルの中だし、一番近いコンビニへは車で約25分。
待ち合わせ場所のコンビニでしっかり買い出ししてから行ったのと、2日目のランチボックスも事前に予約して行って正解!
ランチのあとは、1人ずつスパへ。
いくら貸切りとはいえ、スケスケ!
安心してください、カーテンあります。
全身のアロマトリートメント、めっちゃ気持ち良かった~!
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⭐ギネス登録・世界一低いツリーハウスのサウナ
ツリーハウス、プライべートリバー、焚き火でしゃぶしゃぶ、美味しいと思えたドラゴンフルーツ、全て人生初!
そして「藍サウナツリーハウス」は、サウナ苦手だった私もすごく堪能出来たサウナでした!
実はここ、「世界で一番低いツリーハウス」としてギネスに登録されています。
通常、ツリーハウスは木の上にのっているので高さは地上より上。
でも、このサウナツリーハウスは崖の斜面に生えている木から吊るされ、崖の下の川の上に浮いている状態。
地上を0メートルとした時に、サウナツリーハウスの一番下部はマイナス3.6mとなり、世界一低いツリーハウスに認定されたとか!
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確かに、川の上に浮いてますね!
そしてその下にはスライダー。
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サウナ室はロウリュ式。
ツリーハウスの中でこれをやろうってすごい発想!
暑い!
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続いて涼しいお部屋へ。
ここで塩飴を頂きながら一休み。
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最後はレッツスライド!
そう!
あのスライダーは、サウナの後に川に飛び込むためだったのです!
超気持ちいい~!
整いました!
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夜の雰囲気もとてもステキ。
木の骨組みがユニークな通路は、クジラのお腹の中のイメージだそう。
ツリーハウスの屋上もライトアップ☆
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うろちょろしてたら、スタッフさんのツリーハウスの中も見せてくださいました。
こちらは太い木が2本、貫通しています。
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スタッフさんの中には、最初はお客さんとして来て、すっかり魅了されてここで働くことにした、という強者もいらっしゃいました。
実際に行動を起こすのがすごいですよね!
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⭐カーボンネイティブのサステナブルリゾート
ここは自然ファーストのサステナブルリゾート。
通路も木を切らずに作れるよう、そのまま、なんです。
なので、足元、注意!
階段などの素材もこの地の木材。
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ツリーハウスは生きた木で出来ているので、「カーボンネガティブ」。
HPに記載がありました。
【カーボンネガティブとは?】
排出する二酸化炭素よりも、吸収する二酸化炭素の方が多い状態なので、カーボンニュートラルよりも更に環境に良い影響があります。
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エアロハウスに置いてあった照明器具。
このスタンド部分は、この森で倒木があった際に、その木を使って制作したというんです。
窓から見えた、あれだー!
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2棟セットで6名まで宿泊可、だったのですが、今回は4名で宿泊。
4名にした理由は、一日のお湯の使用時間に【40分】という制限があるから。
HPにはホテルのコンセプトや建設する上での工夫が色々記載されていました。
🔶エネルギーについて
●化石燃料を使用せず、電気のみを使用
●太陽光パネルからは、施設で使用されるよりも多くの電力を発電
●化石燃料を使う草刈り機の代わりに、ヤギのドナちゃんが草刈り
🔶水について
●エコキュート(夜間のうちにお湯を沸かしてタンクに貯め、そのお湯を日中に使う物)を使って電力の有効活用
●限られた水量の温水タンクで宿泊者のお湯の利用は一日40分まで
●目の前を流れる沖縄一美しい源河川の河原に作った井戸からの水を利用、紫外線による殺菌を行い、飲むことが出来、自然への負担もなし
🔶木材について
●ツリーハウス建設に使用する木材は50%の炭素で、炭素固定の役割を果たし、大気中の二酸化炭素が削減される
🔶動植物との共存について
●施設全て、地上から1.2m以上の高さに建てられ、橋や空中回廊の床にも間隔を空けてスリット状にし、地面に太陽光が当たるように
●雨や日光を通すことで植物が育ち、動物や昆虫、植物、微生物が建物の下で生活したり、通過できる
🔶廃棄物について
●スパイラルツリーハウスにはコンポストトイレを設置
人間の廃棄物は植物を育てる土となる
チェックアウトして帰ろうとするとまたスコールが!
友人がレンタカーのドアを開けて待ってくれてると思ったら、1番最初に乗り込んだのは、やぎのドナちゃんでした!
「あー!ダメ~」
時遅し、ドナちゃんは後部座席に。
あ、そっか。
ドナちゃんは水が嫌いなのでした。
雨を避けようと車に入って来たんだ~。
出て行ってもらおうとスタッフさんが押したり引いたり。
コロコロでお掃除してツリーフルツリーハウスを後にしました。
これもいい思い出♪
![](https://assets.st-note.com/img/1692800376816-UYQLHdGSwY.jpg?width=800)
ここは是非、また行きたいし、友人にもオススメしました。
その理由は、とにかく素晴らしい体験が出来ること。
そしてスタッフさんが皆さん、すごくいい方ばかりで、様々なリクエストにも応えてくださり、快適に過ごせたこと。
ツリーハウスの前で撮った4人の写真の裏には温かいメッセージが書いてありました。
そして、今まさに、もう1つのツリーハウスが建設中でした!
それが出来たら5人くらいは泊まれそうかな。
![](https://assets.st-note.com/img/1692806406236-o5x8hwulHB.jpg?width=800)
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