みやもコーチ

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  • 魔法のサッカーボール

    サッカーボール1つで人とつながり、人を創り、人を幸せにすることができる。ぼくはサッカーに出会えてよかったなと心の底から思っています。そんなサッカーのすばらしさの共有、そしてサッカーの楽しさを一番感じてほしい子どもたちの保護者、指導者に向けての情報発信をしていきます。二日に一度投稿します。

最近の記事

濃厚なジャム

■自由自在な人間あなたは自分を変化させることに 抵抗がある人なのか。 それともそうでない人なのか。 これで全くその人の伸びしろが変わってくる。 成功している人は何度も自分を変化させて トライ&エラーを繰り返している。 でも変化させることをほとんどの人は嫌う。 なぜならそのままの自分が楽だから。 自分の考え方を否定せず、 自分の知っている世界の中で生きる。 これほど楽なことはない。 自分が知らない世界で過ごすことは すごく居心地が悪い。 ■気持ち悪い環境に飛び込む過

    • 感謝力

      ■プラスの感情人はどういうときに すごいパワーを発揮するのだろうかと 考えたことがある。 何かで負けて悔しいとき。 すごい気分が良いとき。 誰かのために動いているとき。 死に直結する物事のとき。 いろんな場面があると思う。 でもなんか死に直結する状況をつくって パワーを発揮したいとも思わないだろうし、 わざわざ負けてパワーを発揮したいとは思わないだろう。 マイナスな感情はすごいパワーを発揮することは事実。 だけどその状況をつくって頑張りたいとは思わない。 とする

      • 点と点をつなげる能力

        ■点の集まりだと遅いこういう話を聞いたことが あるのではないだろうか。 「小さいことを積み重ねて、 その点の努力が集まってやがて線となる。 いろんな事はつながっているんだよ。」と。 いろんなことがつながっているというか 繋げるとより成長できる。 他のスポーツで重要なことをサッカーに 応用すれば、新しい発見があるときがある。 スポーツ以外でも生きる上で大切な考え方を サッカーにつなげることで安定した選手に なることができる。 いろんな能力をつなげていくことが大切。

        • 身近にいる人の平均があなた

          ■日本代表の選手が口をそろえて言うこと日本代表の選手が少しずつ海外で プレーする選手が増え、 少しずつであるがレベルが上がってきている。 そのうえで海外を経験した選手が口をそろえて言うこと、 それは「どんどん海外に出ていったほうが良い。」 本田も「ワールドカップで日本が優勝したいのなら どんどん海外に出ていく必要がある」と言っていた。 なぜ海外に出ていったほうが良いと思うのか。 海外に出ていったとしてもなかなか活躍 できない選手もいる。 そんな選手でさえ、海外を勧める。

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          22本

        記事

          ひねくれ君

          ■危険な自己肯定あなたはどうやって自己を肯定しているか。 自己肯定は結構大事。 だけど少し間違えると危険性が伴う。 その一つが、自分は真面目と思うこと。 真面目というのは世間的にはすごく評価される。 だけどスポーツの世界では通用しない。 過去にインスタグラムで 「超真面目な子って実は危ない」という投稿をした。 それを今回は深く話していきたいと思う。 ■スポーツはルールがあるようでないサッカーのルールでは肩で相手と ぶつかるのは良いとされている。 いわゆるショルダーチャ

          地元の定食屋

          ■店を選ぶ基準は本当に美味しさ?あなたはどうやって昼に食べる お店を決めているだろうか。 美味しいから。 安いから。 近いから。 カレーが食べたいから。 行きつけだから。 お店の人と仲がいいから。 まあ、いろんな理由があると思う。 でもよく行くところというのは 地元の知っているお店に行くことが 多いのではないだろうか。 そう、人はいろんな要素を組み合わせて どこで食べるかを瞬時に判断している。 だけど、人間は人間だ。 人とのかかわりがすごく大きな理由になりやすい。

          地元の定食屋

          おいしかったらパンは何でもいい

          ■どのパンを選んでいいかわからないまず、選択肢が多いことで ぼくたちにどんな影響があるのか。 あるお店では20種類ほどのパンが並んでいる。 そしてあるお店では5種類のパンが並んでいる。 ぼくたちはどちらのお店に行くだろうか。 おそらく種類の多いお店に行こうと 思うのではないだろうか。 それはそうだと思う。 15種類も多いので選んだときの満足感が 上がると思ってしまうのも普通である。 でもある研究では 種類が多いお店に行った人たちの方が 満足度が低いという研究結果が出て

          おいしかったらパンは何でもいい

          「量より質」という言葉の落とし穴

          ■あなたはどう考える「量より質」、「質より量」どっち問題。 どちらが大切なのかとよく議論される。 少し前までは練習すればするほど 上手くなると思っている指導者がたくさんいて 二部練、三部練をさせて何時間も 練習させていた時代だった。 しかし、最近は大きな大会などで 「毎日2時間しか練習していません。」 と言っているようなチーム、高校などが 結果を出し始め、評価をされている。 あなたはこの問題についてどういう 考えを持っているか。 ■量より質が大事だが…まず、ぼくの意見

          「量より質」という言葉の落とし穴

          谷にいるときにどれだけ居心地よくいれるか

          ■誰でも必ず来る”谷の時期””上を目指す” これは成長にとってとても大事な要素。 絶対あいつより上手くなってやる。 もっと上手くなりたい。 試合に負けて悔しい。 こんな感情がないと必ず プロにはなれないとぼくは思う。 ぼくもサッカーが楽しいという感情だけでは ここまでの上達はなかったと思う。 小さい頃は練習試合でも負けたら泣いていたし、 朝早くでも雨の日でも関係なく自主練していた。 これが確実に今のぼくにつながっている。 ”谷の時期” これは誰しもが上を目指してや

          谷にいるときにどれだけ居心地よくいれるか

          妥協のセンス

          ■線引きは必ずある”妥協”という言葉を聞くと 少しマイナスのイメージが生まれてしまう 人も多いのではないかと思う。 妥協=諦めるのような 意味合いがあるからかもしれない。 ぼくも多少はマイナスのイメージがある。 でもぼくたちのこの人生では妥協というスキルは すごく大事だと思う。 サッカーでいうとこれも身に付けたい、 あれも身に付けたいと言っているとキリがない。 100mを10秒で走れるようにトレーニングする。 そしてボディビルダーのようにムキムキの身体にする。 そして

          妥協のセンス

          選択に意味はない。

          ■ぼくたちの人生にはたくさんの選択があるあなたは自分のいろんな選択に 自信を持っていますか? サッカー選手になるのか、ならないのか サッカースクールを変えるのか、変えないのか 手術をするのかしないのか 多くの場面でぼくたちは選択をします。 そしてそれが深刻な問題ほど すごく迷ったり、本当にこっちを選んで 大丈夫なのかと不安になったりしますよね。 ■選択したほうを正解にするしかし、どれだけ考えても どちらが本当の正解はわかりません。 あなたが自信を持って 手術をすると

          選択に意味はない。

          1歩先を考えることができれば”怖い”という感情から”楽しい”という感情になる

          ■人間はなぜ怖いという感情が湧き上がってくるのかサッカーにおいて”怖い”という感情に なってしまうことはありますよね。 例えば、相手のプレッシャーが早くて 奪われそうになって怖いと思ったり、 次のプレーがわからなくなって ボールを受けるのさえ、怖いと思ったり… こういう悩みを持つ選手というのは 多くいるんです。 ぼくも調子が悪いときはボールを受けたくないなとか ボールを受けても奪われるだけだし。 と思って怖がってたこともあります。 こうなってしまうとあまり 良いプレ

          1歩先を考えることができれば”怖い”という感情から”楽しい”という感情になる

          東大合格より難しいプロサッカー選手という職業

          ■狭き門”プロサッカー選手”皆さんはご存じですか? プロサッカー選手というのは 東京大学に合格するより難しいと 言われています。 具体的な数字で示したかったんですが、 どのくらいの人がサッカー選手になりたいと 思っているかなどがすごく曖昧だったので 数字で比較することは辞めました笑 しかし、一つ言えるとすれば プロサッカー選手になるためには 10000時間の練習量が必要だと言われています。 この数字を見れば 高校三年間で必死に勉強した時間でも 10000時間には到底達さ

          東大合格より難しいプロサッカー選手という職業

          個人の特徴はいつ生まれるのか

          ■小さい頃から長所を伸ばそうとするのは危険ぼくが最近感じるのは サッカー選手になるためにはその子の ストロングポイントが必要だというのは 理解されるようになってきた気がします。 これは本当に大事で 例えば、10段階ですべての能力が8の選手と ほとんどが5だけど、一つだけ10の能力がある選手では プロになりやすいのは後者の選手です。 これは自信を持って言えます。 でもこれは理解されるようになってきました。 しかし、理解されるようになってきた代償として ジュニア世代で懸念材

          個人の特徴はいつ生まれるのか

          なぜぼくたちはサッカーをしているのか

          ■スポーツ選手の間で議論されているぼくは最近オンラインセミナー というものに参加してみました。 その内容は 「プロサッカー選手になぜなるのか」 「サッカーをする理由とは」 のような普通は議論しようとも思わない ことについて考えるセミナーでした。 このような問いというのは 理解しているようで理解できていないなと 感じました。 なぜあなたはプロサッカー選手になるのか という問いに対して 「サッカーが好きだから」という理由の人は 明確だと思います。 しかし、「有名になりたい

          なぜぼくたちはサッカーをしているのか

          過程にフォーカスするより結果にフォーカスしたほうが成長しやすい

          ■過程が評価される世の中成長に必要不可欠なことは 自分の行動をしっかり評価し、 フィードバックし、 次の成長につなげていくこと。 その中で自分の行動の何を反省するのかによって 成長の度合いが違ってくる。 この差で頑張っている、頑張っていないに 関係なく技術の差が開いていくこともある。 そしてぼくたち日本人は真面目なので 過程を評価する傾向にあります。 得点できたかできなかったかではなく、 しっかりゴールまでパスをつないで 運べたかどうか。 勝ったか負けたかではなく、

          過程にフォーカスするより結果にフォーカスしたほうが成長しやすい