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おいしかったらパンは何でもいい

■どのパンを選んでいいかわからない

まず、選択肢が多いことで
ぼくたちにどんな影響があるのか。

あるお店では20種類ほどのパンが並んでいる。
そしてあるお店では5種類のパンが並んでいる。
ぼくたちはどちらのお店に行くだろうか。

おそらく種類の多いお店に行こうと
思うのではないだろうか。
それはそうだと思う。

15種類も多いので選んだときの満足感が
上がると思ってしまうのも普通である。

でもある研究では
種類が多いお店に行った人たちの方が
満足度が低いという研究結果が出ている。

なぜかというと種類が多いことで
すごく迷ってしまい、やっとのことで
これを買おうと決めて買った後に
「あれも良かったな。」
と思ってしまうことも多いそうだ。

ぼくたちの買い物というのは
あのメーカーのあれを買おうと思っていたら
少し例外だが、

だいたいは単純でまず評判の良い、または
安いと有名などのお店に行く。
そしてそこで品物を見て判断する。

簡単にいうとほとんどの人が
「一番満足するパンを買おう!」
と思ってお店に行っているのではなく、
「おいしそうなパンを買おう!」と
ぼんやりと思っているのである。

ここにぼくたちの勘違いが生まれる。

20種類から選んだメロンパンと
5種類から選んだメロンパンは
満足感は同じ。

でも多くの種類から選んだというストレスが
20種類のお店ではあるので満足度が下がってしまう
という現象が起きている。

■選んだ時の満足感ではなく、選んだあとの満足感

少し話は変わるが
サッカーではとにかく練習することが
成長の一番の近道である。

この練習は本当にためになるのか、
この練習は本当に必要なのかなんて
考えている暇が本当にもったいない。

このパンはおいしいのかな。
買ってみようかなどうしようかなと
考える時間。

この時間が現代を生きている人は
多くなっている。
サッカー選手を目指す人も同じ。

ぼくもこの経験がある。
体幹トレーニングをしっかりやろうと思って
ネットやYoutubeやTwitterなどでたくさんの
種類のトレーニングを調べて一日が終わったことがある。

そして最終的にはどれがいいメニューなのか
なんてわからない。

結局はやってみないとわからない。

現代は情報が多すぎる。
情報が多いせいで情報入手から行動までが
すごく遠くなっている。

練習時間より情報収集の時間の方が
多くなっている選手もたくさんいる。

これはすごくもったいないこと。
せっかく上手くなりたいというパワーが
情報を集めるためのパワーに変わってしまっているから。

これはどう解決するのか。

それはどんな練習メニューでも
成長しないことはない。
だからとりあえず取り組んでみるということ。

良い悪い関係なくひたすらに
がむしゃらにやってみること。

そのトレーニングの評価はその後でいい。

行動する前に評価するのではなく、
実際に行動した後に評価する。
これを習慣にしてほしい。

そうすると自然とどれがいい練習なのかというのは
身体の感覚的にわかってくる。

■選択肢を一つづつ行動で限定していく

最初の話でも言った通り、
選択肢が多くあることで満足度が
下がってしまうこともある。

であれば見つけたトレーニングメニューから
とりあえずやってみる。

そして他のメニューを少し調べてみる。
そしてまたやってみるの繰り返しが
効率がいいのではないかと思う。
結果が出るのではないかと思う。

「即決即行動」

これを意識してサッカーと向き合って
いきましょう。

今回も読んでいただきありがとうございました!



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