見出し画像

濃厚なジャム

■自由自在な人間

あなたは自分を変化させることに
抵抗がある人なのか。
それともそうでない人なのか。

これで全くその人の伸びしろが変わってくる。

成功している人は何度も自分を変化させて
トライ&エラーを繰り返している。

でも変化させることをほとんどの人は嫌う。

なぜならそのままの自分が楽だから。
自分の考え方を否定せず、
自分の知っている世界の中で生きる。
これほど楽なことはない。

自分が知らない世界で過ごすことは
すごく居心地が悪い。

■気持ち悪い環境に飛び込む

過去に”常識の裏に原因がある”という投稿をしたが
その常識を変化させることについて
今回は話していこうと思う。

では常識を変化させるということは
どういうことなのだろうか。

少し考え方を変える、
教えてもらったことを素直に理解する…
この程度だったら簡単。
むしろこの程度のことだったら自分の常識とは言わない。

毎日歯を磨く、男は女を好きになる、
ゲームは楽しい、一日に三食を食べる、
野菜は身体に良い、勉強は楽しくない。

ざっと例を挙げてみたが、ほとんどの人は
こう思っていると思う。
だけどこれはあくまでもあなたの常識。
ある人には常識でない場合もある。

常識というのは
自分の中で絶対合ってると思っていることである。

常識を変化させるということは
それを、自分の中の100%の答えを
全てぶっ壊さなければいけない。

自分の中の1+1=2という答えは
間違いだと思わなければいけない。

これがすごくすごく難しい。
自分自体を否定されている感覚が起こる。

そういう世界に入ると
居心地が悪い、気持ち悪い。

■サッカーにおける常識

ではサッカーにおける多くの人の常識は
何だろうか。

シュートは良いコースに蹴ることができれば
点を決めることができる。

何度も首を振って周りを見る。

ゴールキーパーは足元の技術がなくてもいい。

ドリブルができれば上手い選手。

フォワードは点を取れる選手でないと
試合には出られない。

いくつか挙げてみたが色々あると思う。
ある人はこの挙げた例に納得しているだろうし、
ある人はそんなことないだろうと疑問を
持っていると思う。

サッカーに常識はない。
いかに柔軟な発想でいろんな意見を
受け入れるかが重要だし、これからもっと
大切になってくる。

■常識=100%と思わない

常識の世界が出来上がっている人にとって
他の世界は本当に苦痛でしかないと思う。

その苦痛に耐えれるのなら何も言うことはないが、
なるべくその苦痛を減らしてあげたい。

それが常識=100%あっていると思わないこと。

常識=いったん、80%~70%で考えて、
残りの20%~30%で
いろんな意見を面白おかしくとりあえず
受け入れてみること。

そうすれば他の世界が苦痛ではなく、
興味というプラスのにおいがしてくる。

絶対シュートはコースが良くないと
入らないだろ!と思わずに、

え!コースが悪くてもシュートって入るの?
なんで?なんで?と思ってみる。

この感覚がすごく大事。

頑固な人は成長しにくい、
素直な人は成長しやすいとよく言われるが
まさにこれが要因。

苦痛が好奇心に変わったとき、
その人は急激に成長し始める。

■変化させたほうが正しいとは限らない

変化させることの大切さは少しは
理解してくれたと思うが、
間違って理解してほしくないのは
変化させたほうが正しいとは思わないこと。

自分のもともとの常識が正しいことなんて
いくらでもある。

大事なのはとりあえずいろんな意見を受け入れて、
やってみて、今までの自分の常識と比べてみること。
どちらが本当の成長につながるのか熟考してみること。

あなたにもいろんなことに興味を
もっていろんな知識を身に付けてほしい。

その中で情報をしっかり味わって自分の常識を
つくってみる、そしてまた情報を取り入れて
また変化させる、この繰り返し。

砂糖と果物を長く煮込んでジャムをつくる。

情報を凝縮させて常識をつくる。

そうすれば他の常識を受け入れることが容易
にもなるし、人格が大きくなる。
結果的にサッカーも上手くなる。

ぼくもまだまだ未熟だからなかなか
他の常識を受け入れられない。
これに気づけているだけでも良しとして
これからいろんなことを学んでいきたい。

あなたもいろんな常識に触れてみてほしい。

今回も読んでいただきありがとうございました!







この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?