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点と点をつなげる能力

■点の集まりだと遅い

こういう話を聞いたことが
あるのではないだろうか。

「小さいことを積み重ねて、
その点の努力が集まってやがて線となる。
いろんな事はつながっているんだよ。」と。

いろんなことがつながっているというか
繋げるとより成長できる。

他のスポーツで重要なことをサッカーに
応用すれば、新しい発見があるときがある。

スポーツ以外でも生きる上で大切な考え方を
サッカーにつなげることで安定した選手に
なることができる。

いろんな能力をつなげていくことが大切。

この意味はなんとなく分かる人が
多いのではないだろうか。

だけどぼくは点が集まって線になるという
言葉があまり好きではない。

なぜならそれだとすごい時間がかかってしまうから。

■点と点の間の線を自分で見つける

実際に書いたらわかると思うが、
点で線を書くのにはすごい時間がかかる。

シュッとやれば一秒もかからないことを
点点点点…と書くとすごい時間がかかる。

それと同じでシュッと書く能力を
身に付ける必要がある。

その能力が関連性を自ら導き出すこと。

全く関係性のないと思っていることでも
いろんな知識を入れて、いろんな角度から
見てみるとつながりが見えてくる。

成長が早い人というのはこの
自ら関係性を導き出す能力が長けている。

みんなが必死に点々を書いて
線にしようとしているときに

少し考えてここに関係性があるなと
分かったらすぐに線を引いて、次の
点と点の間に取りかかっている。

同じくらい練習しているのに
差が開いてくるのはこういうところの
差が影響している。

■勉強とサッカーって本当につながりがない?

では、例えば勉強とサッカーの
話をしてみようと思う。

勉強とサッカーって普通全く
つながりがないように見える。
むしろ、つながりがある方が
おかしいようにも思える。

だけどその人の考え方次第で、
点と点の間に線が見えてくる。

前、インスタの投稿でも話したことがあると思うが、

”勉強=辛いこと、めんどくさいこと”である。

だけど、その辛いこと、めんどくさいことって
サッカーにも絶対にある。

毎日の練習。

体力づくり。

練習前、練習後のストレッチ。

味方がボールを奪われて
カウンターを受けたときの守備。

身体が疲れてきたロスタイム。

いろんなことがあると思う。
サッカーにおける辛いこと、めんどくさいこと。

この共通点がある中で、勉強を
やらないということはどういうことなのか。
それは辛いこと、めんどくさいことから逃げているということ。

ということはサッカーの大事な場面のときに
味方がとられても守備をしないで失点。

毎日の練習は楽しくないから適当にやっていると
全然サッカーが上手くならない。

ストレッチをするのがめんどうでやっていなかったら
練習中、試合中にけがをしてしまった。

こういう選手が勝てるわけがない。
サッカーが上手くなるわけがない。

こういうことである。

辛いことから逃げる人間性が日頃の
行動でしみついてしまうとサッカーでも
おんなじ現象が起こってしまう。

■そんな器用な奴はいない

でもこういってくる人がいる。

「サッカーの辛いことと勉強の辛いことは
全然違うじゃないか。ぼくはサッカーの
辛いことであれば頑張れるんだ。」

だけど人間ってそんなに器用ではない。

辛いことを分野ごとに
これならできる、これならできないと
振り分けてその通りに行動はできない。

本気でそう思っている人でも
実際はできていなかったりする。

辛いことから逃げている人が
サッカーでは辛いこともぼくはできる!
と言っている子ほど守備の基準が低く、
自分はやっていると思っていても周りから見れば
全然守備できていないという選手は多い。

はたから見れば、守備をやっているように見えるけど、
蓋を開けてみればボロがたくさん出てくる。

■線は必ずある

その物事から何を感じて何を考えるか。
それ次第で必ず点と点の間には
必ず線がある。

その線を自分で書けるようになってほしい。
点を書き続けるのではなく、
”考える”というペンを使って”線を
たくさん書いてほしい。

そうすれば必ず他の選手より
成長している自分を感じることができると思う。

ぼくも全然線が描けない人間なので
いろんな知識を身に付けながらもそれで満足せず、
自分の色のある線を書けるように
取り組んでいきたいと思う。

あなたにもこれを
意識してみてほしい。

今回も読んでいただきありがとうございました!




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