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谷にいるときにどれだけ居心地よくいれるか

■誰でも必ず来る”谷の時期”

”上を目指す”
これは成長にとってとても大事な要素。

絶対あいつより上手くなってやる。
もっと上手くなりたい。
試合に負けて悔しい。

こんな感情がないと必ず
プロにはなれないとぼくは思う。

ぼくもサッカーが楽しいという感情だけでは
ここまでの上達はなかったと思う。

小さい頃は練習試合でも負けたら泣いていたし、
朝早くでも雨の日でも関係なく自主練していた。

これが確実に今のぼくにつながっている。

”谷の時期”
これは誰しもが上を目指してやれば
くる時期だ。

全然自分のプレーが通用しない。
緊張して変なミスをしてしまう。
思い通りにいかない。

こんな時期が必ず来る。

そしてそのときにどういう感情で
どういう捉え方をしてその時期と
上手く付き合っていくかが成功を左右する。

この時期に諦めて辞めていく選手。
時間に身を任せて調子が上がってくるのを待つ選手。
この時期が一番チャンスだと捉えてもう一段階
ギアを上げて練習に励む選手。

どの選手が成功しそうかは明確だろう。

■経験が自分を動かしてくれる

経験って何だろう。

その状況になっただけで経験と呼ぶのだろうか。

ぼくは経験とは
その状況になったときに自分でアクションして
変化した後の身体と脳が感覚的に覚えていることを
経験というのではないかと思っている。

少し難しい話ではあるが
経験は活かさないと経験と呼んでも意味がない。

海外に行ったことがある。
それも経験の一つだがその海外に行ったことがある
ということから自分自身は何を学び何を感じて今
生きているのかまでインプットしないといけない。

経験とはそういうものだと思う。

経験をして自分の感覚的にインプットできていれば
自然と身体が動くようになる。
これが経験のパワーであり、価値だと思う。

■挫折という経験

そして経験という中でも一番効果を
発揮すると思うのが挫折の経験である。

ぼくは調子悪いときに成長するのが得意だと
心の底から思っている。

ぼくは中学校のときも高校のときも大学も
どん底を経験した。

中学はとても長いけがでチームでも
中心的であったのにそのけが明けは一番下手くそになった。

高校は周りのレベルが高すぎて
サッカーをやめたくなった。

大学もレベルが高くて
就職を真剣に考えた。

だけど一年くらいしたらその現状は
ひっくり返っていた。

このきつい時期でも必死で自主練した。
練習量は負けないように取り組んだ。

このプラスな行動が経験となり、
自分の自信となっている。

ぼくは逆境に強いと思う。
この経験が何度もあるから。

ぼくはこの逆境のときのフレッシュさが
今の現在地につながっていると思う。

人間というのはつらいことは嫌な生き物。
そのときに逃げずに踏ん張って取り組めるかが
成功、成長の大きなカギだと思う。

あなたは挫折したときに自分を奮い立たせることができるか。
自分の原点に戻れることができるか。

一度考えてみてほしい。

もし挫折を乗り越えた経験があるのなら
それを自分の中で整理してみてほしい。

ぼくもこれを機に考え直してみます。

今回も読んでいただきありがとうございました!

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