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1歩先を考えることができれば”怖い”という感情から”楽しい”という感情になる

■人間はなぜ怖いという感情が湧き上がってくるのか

サッカーにおいて”怖い”という感情に
なってしまうことはありますよね。

例えば、相手のプレッシャーが早くて
奪われそうになって怖いと思ったり、

次のプレーがわからなくなって
ボールを受けるのさえ、怖いと思ったり…

こういう悩みを持つ選手というのは
多くいるんです。

ぼくも調子が悪いときはボールを受けたくないなとか
ボールを受けても奪われるだけだし。
と思って怖がってたこともあります。

こうなってしまうとあまり
良いプレーはできなくなってしまいますよね。

ではなぜ人というのは”怖い”という感情が
湧き上がってくるのでしょうか。
どうやったらその怖いという感情を
”楽しい”という感情に変えることができるのでしょうか。

■お化け屋敷から見えてくるもの

怖いの定番いえば
お化け屋敷ですよね(笑)

お化け屋敷を元に原因を探ってみました。

お化け屋敷って女子のように
お大泣きして怖がる人もいれば
少し驚くぐらいで”楽しんでいる”人もいます。

この違いって何なのでしょうか。
お化け屋敷が怖い理由はいろいろあると思いますが、
サッカーとつなげて一つ理由を考えてみました。

そしてぼくは
「予測して一歩先まで状況を
読んでいる人は怖くない」という
結論に至りました。

一歩先まで読んでいる人は
怖くないんです。

なぜかというと
怖いという感情が出てくるときは
自分が思いがけないとき、もしくは予測しても
それがはずれていたときに何かをやられたり、
アクシデントのようなときは特に怖いと思います。

「ここからでてくるのかなぁ…。」
(後ろからおばけが驚かしてきて)
「きゃーーーー!!」
のような感じですよね。

反対に怖がらず、楽しんでいる人というのは
「ここから出てきそうだな。あ、でも
ここも怪しいな。そう思わせといて実は後ろからか!」
(後ろからおばけが驚かしてきて)
「やっぱりだ!お化け屋敷最高!」のような感じです(笑)

もうお分かりいただけたかと思いますが、

自分なりに考えていくつも予測をたてると
怖いという感情から”楽しい”という感情に変わります。

ある本に書いてあったんですが、
人間というのはコントロールしたいという欲求があって
コントロールできたときにプラスの感情、
できなかったときにマイナスの感情が生まれます。

楽しんでいる人というのは
おばけを”自分なりにコントロールしている”んです。

これはサッカーも同じです。
「いつボールを取りに来るんだろう…」
「相手のプレッシャーが早かったらどうしよう…」
と思うのではなく、

「このタイミングで相手がボールを奪いに来たら
こういうプレーをしてやろう!」

「プレッシャーが早かったら
こうすればプレッシャーを回避できるな!」

というように1歩先を読み、
「自分で相手をコントロールしている」
ような感情でプレーをすると
落ち着いてプレーできるようになったり、
楽しくプレーできるようになります。

■予測の引き出しを増やす

でもこれはそう簡単でもありません。
これには「予測する能力」が必要になってきます。

ですから日頃から常に考えて練習してほしいです。
予測の引き出しを多く持てるように練習してほしいと思います。

「こうボールを持ったら相手はこうやって奪いに来るだろう」
「このときはこうやってボールを動かせばいいだろう」
「プレッシャーが速いときはこうだ」

おばけがどこから来るのか、どういうおばけなのか、
自分の思い通りに相手がきてくれるように
プロの試合を見たり、たくさん経験を積んだりして
サッカーを理解していきましょう。

そして相手の1歩先で常にプレーして
楽しくサッカーをしていきましょう。

今回も読んでいただきありがとうございました!

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