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地元の定食屋

■店を選ぶ基準は本当に美味しさ?

あなたはどうやって昼に食べる
お店を決めているだろうか。

美味しいから。
安いから。
近いから。
カレーが食べたいから。
行きつけだから。
お店の人と仲がいいから。

まあ、いろんな理由があると思う。

でもよく行くところというのは
地元の知っているお店に行くことが
多いのではないだろうか。

そう、人はいろんな要素を組み合わせて
どこで食べるかを瞬時に判断している。
だけど、人間は人間だ。
人とのかかわりがすごく大きな理由になりやすい。

美味しいからそこの店を選んだと思っていたとしても
無意識の理由で行きつけだからとか
お店の人と仲がいいからという理由で
行っている場合も少なくはない。

人と人のつながりが自然と
その人の判断を大きく揺さぶっている。

■本当に上手いから使っている?

これを自分なりにサッカーにつなげて
考えてみようと思う。

監督も本当にA君より、B君の方が上手いから
試合で使っているのだろうか。

上手いというぼんやりとした判断基準で
大事なことを本当に決定しているのだろうか。

ぼくはYesよりのNoだと思っている。
はっきりとした実力の差があればすんなりと
決めることができるかもしれないが、
どっちもあまり変わらず、人によってこっちが上手いと
変わってしまうくらいの差であれば難しい。

ということは上手いという要素に加えて
他の何かでその二人を比べて判断しているということになる。

■信頼という分厚い魅力

実力以外の判断基準。

あなたもどういうものがあるか考えてみてほしい。

ぼくはその人の「信頼」が
一つの答えなのかなと思った。

「信頼」。これもぼんやりとしたものだけど
これは判断基準にしやすい。
なぜならすごく時間をかけないと作れないし、
チョンと触るだけですぐ崩れるようなものだから。

信頼のパワーはすごいと思う。
人の体の中に訴えかけてくる。
信頼があることでその決定に自信や安心感や、
決断力を生み出すことができる。

監督も人間。

日常の行動、大事な試合でのその選手の結果。

こういうものを見て信頼が積みあがっていく。

ではなぜ信頼はそんなに
人間に訴えかけることができるのか。

その答えが先ほども言ったが、
すぐに壊れてしまうものだから。
すぐに壊れるとわかっているからこんなにも
積みあがっているのかと思って監督も自信が持てる。

最後に選ばれる選手になるためには
信頼を積み上げることを意識したほうが良い。

■これからどういう行動をしていくか

信頼が大切なことを知ってほしいと思って
この記事を書いた。

では具体的に何をしていくのか。
それはたくさんある。
だから自分で考えてどうやったら信頼を
積み上げることができるか考えてみてほしい。

ぼくだったら誰よりも練習している子や
日常から小さな変化に気づける子、
人として安心感がある子、
みんなを引っ張っている子などかなと思った。

そして一番重要なのが信頼を崩す行動しない子。

あんなに上手いのに日常がずんだれていたり、
問題を起こしていたり。
こんな選手を使おうとはなかなか思わない。
こういう選手は大事な時にミスをしてしまうのではないかと
何にも根拠はないがそう思ってしまう。

仕事でも同じではないか。
仕事をする力はあるのに寝坊をよくする社員に
大事なことは任せられない。

もちろん、大事な時に結果を出す選手には
魅力がある。こいつを出せば点が取れるのではないかと。

だけどこの実力にも信頼はなかなか負けない。

そのくらい分厚い魅力なのである。

■だから日常を大切にしろ

お店の話から信頼の話をして
サッカーの話につなげて話してみた。

逆にわかりにくかったかもしれないが、
戻ってつなげるとすれば、お店は美味しさよりも
お客さんと密にかかわることが集客において
本当に大事だったりするということ。

サッカーの技術じゃない、定食の美味しさではない。
人と人のつながり。信頼。

これが大切であると思った。
ぎりぎりのところで勝負する飲食店もサッカーも
ここが決め手となっていることがあるということを
知ってほしいなと思った。

そしてそれを積み上げていくためには
料理を作っているときではない、
練習中や試合中ではない。

平凡な日常にあるということを
理解してもらって終わりにしたいと思う。

今回も読んでいただきありがとうございました!




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