過程にフォーカスするより結果にフォーカスしたほうが成長しやすい

■過程が評価される世の中

成長に必要不可欠なことは
自分の行動をしっかり評価し、
フィードバックし、
次の成長につなげていくこと。

その中で自分の行動の何を反省するのかによって
成長の度合いが違ってくる。
この差で頑張っている、頑張っていないに
関係なく技術の差が開いていくこともある。

そしてぼくたち日本人は真面目なので
過程を評価する傾向にあります。

得点できたかできなかったかではなく、
しっかりゴールまでパスをつないで
運べたかどうか。

勝ったか負けたかではなく、
どれほどボールを保持できたか。

こういうことがある意味「美」と
されやすい世の中です。
しかし、ここに世界との差が生まれる最大の
原因があると感じています。

■海外選手の感覚

海外の評価は小さい頃から「結果」を
重視して行動します。

それはなぜか。
本質を理解しているからです。

「結果を見ること」を常に忘れてはいけないのです。
過程はあくまで結果を残すためにあるもの。
その過程が結果に結びついていなかったら
それは過程とは言わない。

結果が出て初めてその結果が
出たまでの道筋を「過程」いいます。

難しい話ではありますが、
このロジックはぶらさないようにしてください。
日本に多いのが過程は良かったけど結果が
その過程と釣り合わないときに

「過程」と「結果」の合計で評価した、
「総合評価」でフィードバックしてしまうことです。

これでは「結果」がある程度の結果でも
良しとしてしまう感覚がついてしまいます。

目を背けたくなる気持ちはわかります。
でもこのときに背けないことでより成長できる
ということを忘れないでください。

「シュートまでのドリブルは良かったから
後はシュートの精度を上げよう。」ではなく、

「得点できなかった。ドリブルは良いようにも
感じたけどシュートのときに狙えるコースが少なかったから
シュートも入らなかったんだと思う。もっと相手を抜きながらも
シュートを打ちやすいほうへドリブルできるようにしないと。」

このフィードバックの差で
成長の度合いが違ってきます。

結果にこだわってフィードバックすることで
後者は「シュートの精度」と良いと感じていた
「ドリブル」までにも課題を見つけることが
できています。

こう思える子は
シュート練習もするし、ドリブルの練習もします。

■逃げない

逃げ出したいことから逃げないことが
成長の近道です。

これからは「結果」を重視して
自分を評価する。
そして過程を振り返るように
していきましょう。

今回も読んでいただきありがとうございました!


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