【5分で知る不登校】無理に行かなくてもいいと思うお母さん、お父さんへ
お子さんを想う気持ちはみな同じ
先日、不登校のお子さんを持つお母さん方とお話する機会がありました。
お話させていただいたお母さんお二人は、
不登校であるお子さんの状況を心から受け入れていらっしゃいました。
お二人とも高校生の娘さんが学校に行けたり行けなかったりという状況なのですが、まるで打ち合わせしたかの様に同じことをおっしゃっていました。
「娘が毎日学校に行く行かないで苦しむのを見ていると、
『無理して学校に行かなくてもいいのに』って思うんです」
って。
すごく娘さんの苦しみをくみ取っていて、
すごく心配をしていらっしゃって、
すごく娘さんを愛されているのが伝わってきました。
ちなみに、どちらのお母さんも旦那さんは
『将来苦労するから、学校に入った方が良いんじゃないか』
という考え方のようです。
この考え方も、お子さんを心配しているということではありますよね。
夫婦でも心配の方法ってそれぞれ違うんだということと、どのご家庭でも子どもを想う気持ちは変わらないんだなと、改めて感じました。
【まとめとポイント①】
・お子さんに学校に行かないでいいんじゃない?と思う親心
・お子さんを想う親の気持ちはどのご家庭でも同じ
・その表現方法がそれぞれのお父さん・お母さんによって違う
その想い、お子さんに寄り添ってますか?
では、見守られている側の娘さんはどういう気持ちでしょうか?
お二人ともお母さん側から話を聞く限りでいうと、
「学校には行きたいのに、行けない!」
という風に娘さんが話してくれているそうなんです。
娘さんが自分の思っていることをお母さんに伝えてくれている時点で、
ものすごく素晴らしい親子関係だとわかります。
そして、それは安心と信頼のあるご家庭の環境でもあると思います。
ご家庭の中で安心できていて、お母さんを信頼しているその娘さんが、
「行きたいのに、行けない!」と素直な気持ちを話してくれているのに、
「無理して行かなくていいんだよ?」と伝えるのは、娘さん側からしたら
『行きたいという気持ち』と、『違和感を持つ苦しみ』を理解してもらえない
と感じるのではないでしょうか?
お子さんを思うがゆえに紡がれる言葉ではあるのですが、
お母さんを信頼しているからこそ、その一言から受ける裏切られた感が
大きな絶望となってしまう可能性があります。
見守ることって、答えとゴールが見えないので親は不安になりますよね。
それゆえに、自分でも氣づかないところで
『自分(親)の想い』が口に出ちゃっているのです。
ただ、不安になっている時だからこそ、
親御さんの言葉で語るのではなく、ぜひお子さんの言葉で語ってほしい
と思います。
それこそが、築き上げてきた信頼を崩さないために大切な事です。
【まとめとポイント②】
・お子さんが意見を言えるのは信頼関係がある証拠
・ふとした一言が信頼関係を崩すきっかけになる
・親が不安な時こそ、お子さんの『想い』を大事に
進化のキーワードは『違和感』
「学校には行きたいのに、行けない!」と言われたら
「そうなんだね~。行きたいのに行けないんだね」って。
お子さんの言葉をそのまま受け止めて、繰り返してみてください。
そうすると、お子さんは自分の言葉と向き合うことになります。
行きたい。けど行けない。
これってお子さんにとっては『違和感』なんです。
それは、お子さんの言葉を繰り返すことで気づく場合も多いのです。
実は、自分を変える時に最初に感じるのってこの『違和感』なんです。
昨日までと同じことをやっていたら、変化を起こすことはできない。
この『違和感』を『日常』にしていく事で変化が進化になっていくんですよね。
だから、この『違和感』に寄り添うっていうことはすごく大切です。
お子さんが自分で言ってて『なんかおかしいな』と思っている
その言葉を親御さんが受け止める。
そして、違和感と感じないようになるまでお互いに支え合っていくと、
それがお子さんの『自分の答え』になるんです。
そうすることで、お子さんは新しいステップに進むことができるようになるはずです。
【まとめとポイント③】
・『違和感』は成長のあかし
・『違和感』が『日常』になれば進化できている
・お子さんの『違和感』に寄り添った声掛けを
もし、不登校で悩み、壁にぶつかって苦しいという方がいらっしゃったら、不登校のカウンセリングも行っていますので、☟の『ミライラボ』のリンクからぜひ一度お話しに来てみてください。
『ミライラボ』ってナニ?
と興味を持って下さった方、こちらの記事もよろしくおねがいします♪
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