逆ワシントン 2
昨日の続きをあと少しだけ書く。
3. 非オプマティス
4. 逆ワシントン
この2つの話についてまとめて少しだけ感想を書き残しておく。
人間関係、特に学校や会社のような「集団」の中では、常に"評判"というものが誰にでもつきまとう。
それは良いものかもしれないし、悪いものかもしれない。
学校のような場所での評判というのは、案外大人になってからもそのコミュニティ内では
つきまとうものであるかもしれない。
だからこそ人は自分のことを知らない人が多い世界に行きたいと思うかもしれないし、
現に私自身も地元の大学には進学したいと思わなかった。
「人間関係の一掃」っていうやつだろうか。
評判が君たちを助けてくれる。君の立派さが評判をつくる。
間違えれば、評判が君たちを邪魔してくる。
この物語に出てくる先生の主張はこうだ。
人は自分が気づかないうちに誰かを傷つけたり、迷惑をかけていたりすることがある。
それに気づいた時、自分は悪くないと開き直ることもできる。
でも、悪いことをしてしまった、と反省できる人の方が
立派な人間なのかもしれない。
🔁
人間関係っていうのは案外狭かったりもする。自分の知り合い同士が知り合いなんてこともある。
地元を離れて遠くに行っても、人間関係の繋がりが少しでもあれば評判がつきまとうこともある。
だからこそ、誰かをバカにしたあり、いじめたりしてはいけない。
いつそのことがバレるかもわからないのに
将来の自分をハードモードにしてしまっている。
将来、自分が成功や幸せを掴む時に襲いかかってくるかこの振る舞いや過ちが、少しでも少ないといい。
未来なんてどうなるかわからない。
だからこそ逆に言えば、覚えておけば良い。
自分をいじめてきた誰かを、自分を苦しめてきた誰かを。
将来その人にまた別の形で、出会うかもしれないから。
いつかの反撃のために。
そんな気がした。