見出し画像

キャリア面談、わたしはまだ経験したことがないけれど

つい最近人生で初めて本物の「面接」に挑戦した。練習やら模擬面接やら"面談"やらは何度かしたことがあるが、本番は初めてだった。たった1回のその面接の中で感じた「幸せだったこと」はおいおい書くとして、今日はキャリア面談について。

また私の好きなマガジンをよいこらヨイコラ持ってきた。

以下、マガジンの引用部分は枠で囲んだ。

インターンシップが飽和している今、参加学生を無策で本選考のエントリーに繋げることは難しくなっています。

うん、分かる。インターンシップが多すぎてどれが良いのか結局わからないし、選考なし1dayレベルだとまだまだ口コミが少ない企業もあるように感じている。あとそもそも「本選考(早期選考)に繋がるかどうか」を基準にインターンシップを選んでいる学生も少なくない。
就活生のオープンチャットでよく見かける質問。
「そのインターンシップって早期の案内ありましたか?」

わたしは去年20社ほどインターンに行ったけれど、本選考まで来年受けたいなぁと思ったのは実はその約半分ほどで、残り半分はインターンシップの満足度が低いわけではないけれど、企業の魅力や働く人の姿をもっと知りたいなぁという感情がわかない.....という感じで終わった。


上のnoteでは「インターンの熱量を本選考まで保つ施策」の1つにキャリア面談が挙げられている。

「キャリア面談」は悩める人事と学生を救う、マッチングシステム
インターン参加者を本選考に呼ぶ上で、とにかく重要なのは「学生にとってメリットのある情報を伝え、情報提供を通じて本選考に参加してもらえるように努力する」という点です。それを1対1で、最も学生ごとにカスタマイズして実現しやすい方法が「キャリア面談」だと考えます。

noteの読み方として、このnoteはキャリア面談のポイントや やり方の一例の話が長いと感じたため(学生がターゲットの文章ではないから当然)
最後のまとめから先に読んでしまった。

ここを読んだだけでも私はキャリア面談を受けてみたいと感じた。
理由は「情報提供を1対1で行ってくれるかつカスタマイズしてくれること」。
インターンの短い期間の中で知り得なかった情報って 確かにOB訪問で聞けば良いのかもしれないけれど、それでも私はキャリア面談を選びたいと思った。

自分の就活における課題や悩みに寄り添ってくれる社会人の存在ってありがたくない?私は長期インターン先で社員さんに就活の話を伺うことが少なからずあるし、これからもどんどん聴いていきたいと思っている。それはやっぱり自分を否定されることはないだろうなっていう信頼と、話を聴いてもらうだけで自分の中で考えが整理されるなと感じる部分があるってことなんだろうな。


話が若干それたが、noteを読んでいるとキャリア面談の難しさも感じた。面談をしてくださる社会人の方にどの程度まで自分が学生として本音を言えるのか、その人をどの程度まで信頼できるのかはやっぱり難しいところ。「御社が第一志望です!」って嘘を口にするのはとても嫌なんだけれど、いつかそれを口にしなければならない日が来るのかなぁと思ったり。

ワンキャリアさんが実際に行なっているキャリア面談の方法も公開されている。

すてきだなぁ、魅力的だなぁと感じたのは以下の点。

まずはオープンクエスチョンで「今日の面談で特に話しておきたいことは何かありますか?」と聞いてみましょう。「何に悩んでいるかもよく分からない」といった状況の場合は課題をこちらから絞り込んであげます。
あくまで面談では、学生の悩み解消を第一優先とするのがポイントです。

悩みを口に出して初めて整理できる時ってあるんだよね。言葉にならない(なったとしても、うまくまとまっていないかもしれない)悩みや不安を整理して「もしかしてこういうことかな?」と尋ねてくれる社会人の存在はとってもありがたい。きっと。
そして面談のゴールを先に示してくれるのもとてもありがたい。"今の状況がこうだから、今回の面談を通してこういう状態まで持っていけたら良い"っていうのが最初から分かれば、面談終了後に自分の中でアウトプットがより一層やりやすい気がする。
自分が話した内容を振り返った時に「本当はもっとこういうことを伝えたかったはずなのに」というポイントを言語化できるまで頑張る。これはただ私が意識している(したいと思っている)ことだけれど(笑)。



感想を書くはずがどんどん横道にそれた内容になってしまった....けれど。

だからこそ、より多くの採用担当者が思考整理をサポートすることで、就活生の悩みも解消されますし、その中で自社の魅力を気持ち良く伝えることができれば、各企業の採用力やマッチングの精度も向上していけると考えています。

私もこれを思っていたから 今日のこのnoteを書こうかなと思った次第!
就活って本当に情報が多すぎるからそれを文章っていうよりかは言葉で整理してくれる人の存在が必要な気がする。自分をどんなに客観視できる人でも、やっぱり自分で自分のことを見るのと他者に見てもらうのとではどこか違う部分があると思っている。


自分にとって「合う企業」「合わない企業」をはっきりさせるためにも、言語化は絶対に必要だよね。どんな考えや価値観がどんな経験と結びついているのか自分の中で整理した時、そこに将来までずっと持っているであろう芯や軸が見つけられたら良いな。そしてそれを揺さぶられずに持ち続けていられる会社を選ぶことができたら良いな。


就活生の本音を採用担当者の方に遠慮なく伝えられる場があったら良い。時間をもらっていることに感謝の気持ちを忘れてはいけないけれど、それでもやっぱり「御社が自分に1番合うのか分からなくて」って言える場所があったら良いなぁと思ってしまう。就活生としての本音を全部ぶつけるから、採用担当者の方の本音も知りたいです。
就活生には見えているけれど社会人には見えていない世界。
社会人には見えているけれど就活生には見えていない世界。
どちらも共有できる「新卒採用」、目指したい。