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日経 Data Society Fes 2020 まとめ・感想 3

Freewill 「AI・ブロックチェーンで森が増える?NEXT資本主義に向けた新しいビジネス」

Freewillは「僕らで世界を動かそう」という理念で、2019年に設立された会社。
努力をした人だけに「自由に、ありのままに生きる(働く)」ことが許されている。誰かの言われるがまま働きたくないなら(上の人間の言うことを聞きたくないなら)、チャンスをつかめるよう努力をするべき。
経験値を増やす努力をする(そういう選択をする)。
社員の8割が留学・海外経験者で構成されており、ヒエラルキーのないフラット型組織。
お金を稼ぎたいということではなく社会により良い影響を与えるかどうかでビジネスを考える。

・中国の人は「ブロックチェーン」を幼い頃から学んでいる、「お金」について小さい頃から学ばせている。
→現金(貨幣)がなくなる。政府が個人情報を管理。危険かもしれないけれど、コロナ禍では人々の行動を監視することによって感染拡大を抑えた。

・日本だって政府が「デジタルトランスフォーメーション」を提言。仮想通貨を学ぶ必要性。→2030年にはオールキャッシュレス!??
・SDGsについてもっと知る必要性。「お金」だけを考えて仕事に就くな。私たちが知っておかなければいけない事実が増えた。何気なく使っている言葉の意味は本当に理解できているか?
・日本はセキュリティが(アメリカの次くらいに)弱い
・プロダクトを消費するだけではなく還元する必要性。

・「森」=SDGsの17つを表現する言葉。"森"を私たちは還元するべき。「森」を増やしたい。
→サービスを使えば使うほど自動的に森の苗木が増える仕組み
(利用されていないコインが森の苗木に)
・新しい「資本主義」を考えている最中、「コロナ」で世の中が一変し世界はある意味で一体となった。(様々なことを身近な問題と捉えるようになった)
→株主第一主義を廃止していく....?


・日本は「ポイント大国」→仮想通貨を導入しやすい
SDGsに取り組んでいる会社や団体はまだまだ少ない
→技術とニーズに見合う人間になれるか?少子高齢化が進み人口減少が活躍する社会で活躍できるか?

・ブロックチェーンでお金の流れの「透明性」が増す。ポケットマネーが誰の手に渡っているのか知ることができる。お金の使われ方がわかるシステム(信用性)お金の可視化。
・マネタイズファーストが良くない。

・自分に必要な情報はどこなのか、何なのかの見極めが重要。(勉強では)

・Freewillのサービス
①「熱」と「才能」が結びつける(人材シェアリングのプラットフォーム)→人物の(社会に対する)熱量を測れるようなサービス
②多言語対応のメディア、誰でも自由に文章が書ける。(月々いくらとかいうサブスク制ではない)
③世界中の才能を開花させる「才能へ課金!」のクラウドファンディング


クロージングセッション

◎学生プレゼン
1 滋賀大学 データサイエンス学部生
(6つの企業と連携しプロジェクトを実施)
・特に「ビジネスデータサイエンティスト」になるためには分析手法を理解するだけではなく、それを活かして課題解決する全体プロセスを推進できる力が必要である。
・分析手法の基本道具は約50。(教師ありorなし学習、数理計画、シュミレーション)それらからマーケティング課題や業務効率化課題、製造現場課題を見い出す。
・課題解決プロセスを学んだ
→自ら必要なデータを考え取りに行くこと。ロジカルシンキングにより全体プロセスを設計すること。仮説立案では担当者の"暗黙知"を引き出す。意思決定につながって初めて価値が生まれる。
→学部で分析手法を学ぶだけでは、社会で働き始めて(それを)すぐには役立てられない!

2 講評
・経験をする→学問に戻るの反復をしてほしい(社会課題に触れたら また授業や研究に戻る)
・真面目すぎるが故に視野を狭めてしまわないように。それが「最適解」とは限らない。学生だからこそまだ時間がある。専門書を読むだけだとアイディアが欠けていく。最初は興味がある分野から分析してみれば良いけれど.....。興味を広げていくことは必要。
・スペシャリストになってほしい。深掘っていったらまた別の領域に手を伸ばす。T型人材に。
・時間がある分好きなだけ"遊んで"ほしい。結局研究にそれが生かされる。



[ひとこと]
本筋からはかなりずれるけれど、最近日本のポイントカードの増え具合は半端じゃない、というか複雑すぎてもはや分からない、という状況が生じているような....。便利だけど分かりにくい?みたいな謎の矛盾を感じることがある。



まとめはこれで終了。書きたいことがあるのに課題が終わらないという発言も もう10回を超えた気がするが、そんなこんなで今日もインターンである。
今日も1日、歩きましょう。