初診はなんと7万？不妊治療専門クリニック初診体験談と費用内訳公開

2019年9月1日 20:02

＊この度、こちらのマガジンや配信を通じて数名の方々から有り難いメッセージを頂きました。

自分1人で頑張っていると視野が狭くなるので、こうして他の方から意見をいただけるのはとても嬉しい限りです。ひとまずお礼にて失礼します(^o^)

あと、Twitterにて初診料8万円と記載しましたが、後々改めて領収書を計算したところ68270円でした……。

実は初診前に「8万円位かかりますので、それだけ現金持ってきてください。内容によっては減るかもしれませんが、それくらいかかります」と言われており、すっかりお金払った時点で8万円位かかってしまったと思い込んでしまったのです。申し訳ありません。

↓本文はこちらから

本日、転院先の不妊治療クリニックの第1回初診がありました。診察内容は診察、内診、血液検査、精液検査、精液凍結の半年分費用です。費用は、ざっくり全体で7万円程度。

保険適用のものもありますが、ほとんど保険適用外です。

前回の病院はお産も可能な産婦人科でしたが、今回転院した病院は不妊治療専門クリニック。お産はできないものの、不妊治療に特化した内容が強みです。

さて、診察内容の内訳は以下の通り。

私
・保険適用内 4480円(超音波検査、初診料など)
・保険適用外 20370円(血液検査、不妊初診セットなど。血液検査だけで、ガラス管が7本ありました)

夫
・保険適用内 1160円 (初診料など)
・保険適用外 42200円(精液検査、精液凍結半年分、血液検査)

合計 68270円。

今後、どれだけお金がかかるのだろうと思うと気が遠くなるばかりです。

ただ、この病院でいいなと思ったものももちろんあります。それは、今まで見つからなかった小さな筋腫が見つかったこと。前の病院では「膣にポリープがあるけど、放っておくと流産の原因になる」と言われて切除したものの、「まだポリープあるよ。でも、ポリープあったところで別に問題ない場所だよ」と言われたこと。

もちろん、どの医師が正しいのかはわかりません。ただ、医師とはいえ人によって判断が異なることもあるのだということを改めて実感しました。

また、診察の待合室には患者さんたちの意見が詰まったメモがありました。

そこには成功した人、失敗した人たちの数々のドラマがありました。失敗して諦める人の文は、まるでゼロ戦に今から突っ込む戦士の最期の叫びのように感じ、思わず言葉を失いました。

その中でとくに印象的だったのは「治療できるお金と時間があることは幸せなこと。それができなくてやめた人は何人もいます。頑張れる方は、頑張って」という言葉。

さらに、その言葉に続いて「私ももうお金がありません」「仕事との両立に疲れました」などが溢れ、それ以上ページが読めませんでした。

今こうして夫が隣にいて「治療頑張ろう」と笑って言えること、私に手に職があり「また記事を数本書いてお金稼げばいいや」と思えたこと、フリーライターのため時間に融通がきいて治療がやりやすいこと……全てに感謝しよう。そう思えました。

全ての診察が終わり、夫は私に「まぁ、楽しみましょう」とボソッと言いました。

初診が終わった後、私たちはもくもくファームへ。夫が「お互い健康にいいものでも食べますか」と一言。

↑美味しかった！

モクモクファーム後は、結婚前にしか行かなかった星ヶ丘テラスへ。

星ヶ丘テラスはセレブタウンとして有名なエリアですが、普段は「名駅裏が俺の庭(893と風俗店多いかな)」という夫なりに一生懸命頑張ってくれていたのだと思います。

あの頃の2人を思い出し、再び新鮮な気持ちになれました。そういう意味でも、クリニックの門をくぐって良かったと思っています。

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