【創作大賞☆お疲れ企画】人気&実力派noterが集結!あとがき集企画に参加していただいた方の作品&メッセージ紹介(第1回)
先日、noteで「創作大賞に応募した作品、もしよかったらそれぞれあとがきを書いて一記事にしてまとめませんか?」と呼びかけたところ、たくさんの方に参加して頂きました。
↑企画記事はこちら。実は私も応募作を紹介しているので、もしよかったらスキ・コメントいただけると泣いて倒れます。
その、参加メンバーが錚々たる顔ぶれすぎて、企画提案者が怯えるほど……。ななんと!プロの作家の方にも、ご参加いただきました。
これはもう、サザンオールスターズならぬ「創作大賞オールスターズ」なのでは?と思った程です。
今回はお礼として、「現時点の応募者(7月22日現在)」のあとがき集記事と、作品のイメージから生まれたコピーをタイトルに添えつつ(有吉かよ!)、そして私からの「創作大賞、お疲れ様メッセージ(誰得だよwww)」、そして1作品のみおすすめの作品を紹介していきます。
なお、他にも「参加したい」という声をたくさんいただいているので、2回目の際にぜひ紹介させてくださいね。
なんと現在、応募者が10人!たくさん集まったので、一旦「第1回目」として紹介します。(応募者がその後少なかったら、こちらの記事に追加するかもしれません)
①note界に咲くひまわりの花とは、まさに彼女である/本田すのう様
彼女の作品は、決して明るいネタばかりではないのに。不思議と、読了後はすっきり爽やかで、まるでポカリスエットのよう。ポジティブさと、心の葛藤のバランスが絶妙で、文章もすらすらと読みやすい。着飾っていない真っ直ぐなスタイルが魅力的で、noteにも数多くのファンがいます。
読むと「明日も頑張ろう」と活力がでてくる、本田すのうさんのnote。仕事、育児、プライべートや恋などなど。疲れた時に読むと、きっとパワーをもらえるはず。
【おすすめ作品】
私も彼女と同じく、人の上に立つより「人の下に立っていたい」というタイプ。でもだからといって、ピラミットを求めている訳ではない。そう、リーダー以外は横並びの存在でいてほしい。
うん、わかる。私も、ピラミット構造は苦手で、隣の誰かとは横に並んでいて欲しい。でも人って、微妙なマウントだったり、格差社会を作りがちというか。人間関係って、色々あるなぁと考えさせられます。この他にも共感できるエッセイがたくさんあるので、みんなもぜひチェックしてみてね。
note界のアイドルことすのうさんと、みんなもジャンケンしちゃおう!
②実力派noterの本格的ヒューマンドラマに触れたくて/小暮沙優さま
小暮沙優さまを知る前、最初から小説を発表されている方だと思っていました。理由は、発表されている作品がいずれも完成度が高かったからです。スピンオフ作品にも魂を込めて執筆されている様子が感じられ、彼女の作品を見てより一層「今年……創作大賞レベル高いなぁ……」と唸ったものです。
彼女のあとがき集を読んで、そこにはさまざまなドラマがあったことを知りました。あとがきに書かれた「物を書くというのはエネルギーの源なのだなと理解できた3ヶ月でした」を見て、私も同じような気持ちを感じていたので、嬉しかったです。
書くって大変だけど、同時に活力も得られますよね。これからのご活躍も、心より応援申し上げます。
【おすすめ作品】
作品を読んで感じたのが、まず冒頭の書き出しがめちゃくちゃ上手で一気に引き込まれます。「私も、正直こんな冒頭文が書きたい……」と思っていました(笑)
細かい描写も丁寧で、情景が浮かびやすく、すらすらと読めるのも魅力と感じました。ストーリーは、東京の北西にある架空の町「北三日月町」を舞台とした、喪失から始まる再生ストーリー。実力者noterの本格派小説を、ぜひチェックしてみてくださいね。
③噛めば噛むほど味がでるエッセイを堪能あれ/青空ちくわ様
いつも明るくて楽しい「ちくわさん」として仲良くさせていただいていますが、このあとがきを見て彼女も色々と抱えながら奮闘してきたのだと感じました。
明るい笑顔の裏には、いろんな葛藤がある。でも、そんななかで明るく振る舞い、人々をエッセイやメッセージで励ましてきたちくわさん。あなたは素敵な人です。これからもよろしくね!(ただの個人的な手紙になってしまってすいません)
【おすすめ作品】
現時点で一番読まれている印象なのが「あなたまだ毛があるの?」ですが、ちくわさんの妄想に対する覚悟、決意を感じられるエッセイを私はここで推したいです。
こちらのエッセイでは、「異性にモテたい」「推しがいる」といった欲があれば、誰でも妄想の資質は十分であると師匠は説いています。
煩悩を持つことが恥ずかしいと感じている、そこの貴方。むしろ大切にして、伸ばしていきましょう。そうすれば創造力が働き、彼女のように素晴らしいエッセイを紡ぐことができるのかもしれません。
④真っ直ぐな姿勢には、何度も袖を直したくなる/蒼龍葵さん
彼女はとても、まっすぐでいつも一生懸命な人だ。「一切忖度はしない」「言いたいことを腹に溜めない」「どうでもいい人には、何も言わない」という言葉から見える強さの裏には、どこか不思議と繊細さも感じられて。
彼女は自分の言葉だけでなく、人に寄り添うメッセージを作品やコメント(Twitterやnoteのつぶやきなど)を呟くことがある。その言葉を見て、自分も思わずハッとして袖を直す瞬間がある。
あとがきには、作品に対する彼女の真面目さと、これからも地道に努力していこうとする覚悟が感じられる。そんな彼女の姿を見て、私もまた袖を直し続けていくのかもしれない。
【おすすめ作品】
エッセイや他の作品ももちろん面白いですが、やはりここでは本格的なラブストーリーの「砂の城」を推したいです。
……といっても、実はまだ途中まで読んだところで、他作品に手を出してしまった私。←(葵さんのもうひとつの作品「拝啓、3人の葵へ」がめちゃ面白い。きっと書き手の人なら、学びになるポイントがたくさんあるはず……!)
「兄弟の禁断の恋」をただの禁断だけでは終わらせず、いろんな謎や伏線が随所に用意されているので、楽しみながら読めるはず!
⑤小説からエッセイまで、多彩な才能を持つ人気noter/青豆ノノ様
noteで、青豆ノノ様のことを知らない人はいないのではないか(私調べ)。それくらい、青豆さんのことは実はnoteをガチり始める前から知っていました。そんな人気noterの青豆さんが、私が考えた企画に応募してくれるなんて!もはや「萌えーーーー!」の域です。本当に、ご参加ありがとうございます。
「みくまゆたんさん・・・・・・・・って言うとアイドルプロデュースの炭酸飲料みたいではないですか。だからあえての呼び捨てです」もちょっと痺れてしまいました(変態か)。
たしかに「みくまゆ炭酸」って、ちょっと美味しそう。サント〇ーさん、開発してくれないかなぁ。というのは、冗談で!これからも、どんどん呼び捨てしてください!
【おすすめ作品】
彼女が「おじさんエッセイ」と呼ぶ、昔からの知り合いの男性とのエッセイシリーズはどれも面白いです。
私も昔、誰かと文通をしていたことがあって。でも続かないんですよね。文通でも、どんな関係でも「続く関係」ってかけがえのない存在という気がします。これからも、素敵な関係を大切にしてくださいね。その他にも、恋愛小説部門で応募している「ソウアイの星」もキュンキュンを楽しめます。
推し活をしていた方なら、きっと共感できるポイントがあるはず。
⑥繊細さと芯の強さと夫婦愛に惹かれて、夏/なつき希
時には大胆に過去の想いを吐露し、ある時は夫とのなれそめ愛を語る。強い意志と芯の強さの裏に垣間見れる、繊細さ。絶妙さが絡み合い、彼女の素敵な作品は今宵も誕生し続けるのでしょうか。
私は、なつきさんの夫への愛を語る話が好きです。また、素敵なエッセイが読める日を楽しみにしています。
※個人的には、あとがきに書かれた「皆さんの意気込みをたくさん読んだ。言い方が悪いが〝引くほど〟熱かった」という素直な表現も大好きです。
【おすすめ作品】
どの作品も素敵ですが、やっぱ一押しはこのエッセイ。「差別のない世界へ」というタイトルの論文を書いた時のエピソードがあって。
なかなか難しいテーマでもあり、私だと書くのを正直躊躇してしまうのですが(実は弱気です)、堂々とその想いを書き連ねる彼女に「みんな平等でありますように」という強い覚悟と芯を感じられました。
⑦そこはまるで、天下一武道会。神々との会話を堪能できるあとがきを読んで/酒本 歩さま
酒本歩さまは、プロの作家の方です。
ご本人様からの許可は受けておりませんが、noteで酒本先生が綴っている「小説の書き方」を何度も参考にさせていただいているため、勝手に心の中で「師匠」と呼んでいます。(いつか弟子として認められる日を夢見て……三千里へと向かうのであった)
今回のあとがきでは、人気noterである豆島圭さんとのやり取りが綴られています。
内容については、あとがきの方をぜひチェックして欲しいです。作品を書く上で、とても大切なことがたくさん書かれています。(※実力派の2人の対談なので、私からすれば吉田沙保里さんと福原愛さんがかつてTwitterで「金メダルについて」を語っていたやり取りを、ふと思い出してしまいました。)
真剣に作品を綴る2人からしかわからない「あとがき」を、ぜひ読んでみて下さい。
【おすすめ作品】
師匠のあとがきによると「改稿している内に、制限一杯の14.9万字になってしまいました。もしや全エントリー中、私が一番の長編かも」とのことです。
ストーリーは最初、紫草の蕾が出てくるのですが、植物で「怖さ」を表現するスキルの高さに唸ったほど。(なぜ怖いのかは、作品を読んでみて下さいね)
長くても読みやすいので、気づけばあっという間に読めてしまうかもしれません。
⑧人生初の小説を書いた男性の、ひと夏の大冒険/はれるやさん
普段は癒し系のかわいいコメントや、ほっこりするアイコンが印象的なはれるやさん。今回、人生初の小説を創作大賞に応募したそうです。
なんと、入院中に細かい設定を考えていたそうで。ハングリー精神に脱帽です。私が入院するとなると、多分普通に寝てしまうか、Twitterをダラダラやってしまいそうです。いつか、爪の垢を煎じて飲ませてくださいね。悩んだときは散歩の時間に考えているとのことで。この辺りも、ちょっと真似したいところ。
【おすすめ作品】
実はイスラエルを舞台にした作品って、今回はじめて目を通したんですよね。怖い国という印象があって、ずっと目を伏せていたけれども。どんな国にも、いろんな歴史があると知りました。
世界にはまだ自分の知らない国があるし、国の数だけ歴史が眠っている。イスラエルは流石に勇気がないけど、この作品を見てふと他の国を見てみたいし、歴史も勉強したいと感じました。
⑨復職って、働くって大変だ。復職エッセイを読み「働くとはなにか」を考える/真矢(みけにゃん)
仕事を休むと「働かなきゃ」と思うけど、仕事を再開すると今度は自分の時間がなくなってしまう。休むと仕事のバランスを上手く両立させたいけど、人生は難しい。
人生の働き方や休み方について、あらためて考えさせられるあとがきでした。この度は、企画に参加してくださりありがとうございます!
【おすすめ作品】
「復職して最初にびっくりしたことは、体力がガクンと落ちていたこと」というメッセージに、首がもげるほど激しく同意。
産後復帰した時は、以前より体が動かず、凄くもどかしい気持ちになったことがあります。一度でも仕事を休み、復帰した方ならきっと共感できるエッセイだと思いました。
⑩noteにあらわれた、カリスマの到来。天才エッセイストの極上エッセイを堪能せよ/めぐみティコ様
今回のnoteラストに紹介するのは、アンカーにふさわしい天才カリスマエッセイスト(と、私が呼んでいる)である、めぐみティコ女王様である。彼女の作品に触れた瞬間、私の携帯画面が衝撃で割れるかと思いました。
圧倒的な感性と、魂、熱意。完成度とかそういうものではなく、いろんな線を越えて心をぐっと掴んで離さない彼女の作品を、みなさんにもぜひ感じ取って欲しいです。
今回のあとがきでは、地元の本屋さんが閉店してしまう日のエッセイが紹介されています。いつも通っている本屋さん、途端になくなると寂しいですよね。馴染みの本屋さん、大切にしようと思いました。
【おすすめ作品】
いろんな方が絶賛している、このエッセイがやはり一押しです。
一見、辛い出来事も、淡々と受け止めていくように感じられる文章ですが。それまでには言葉では言い尽くせないほどの葛藤があったはず。
実は私も、不妊治療の経験者です。当時はそのころをエッセイなどで綴っていたこともありましたが、終わりのみえない戦いを書き続けるのは正直、辛かった。
ティコ姫がどんな思いをしていたかは、この作品以外にもいろいろあったかもしれませんが。溢れ出す感情を自らぐっと飲み込み「作品」として形にしたあなたの勇気と、文章への情熱を私はここで称えます。これからの活躍を、心より応援していますよ。ティコ姉さん。有名人になったら、サインください。
以上、「第1回目」の「創作大賞2024あとがき集」に応募してくださった方々の紹介記事をおくりました。他にも参加したいという声があったので、その場合は「第2回」にするか、それとも数が少なければこちらの記事に足すかも?
さあ、この中から大賞、入選受賞者、または中間選考通過者があらわれるのか……?(ぶっちゃけ、何人も出そうな予感がするぜ……。フッ……!その時は、あの場でみんな会いましょう!←なぜか自分も行くことになっている点は突っ込まないでください)
その時は、お祝い記事を書きますよ~! いよいよ明日、創作大賞締め切りですね。みなさん、ラストスパート頑張ってくださいね。
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