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#推薦図書 ビジネスに役立つ本 まとめ

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#推薦図書中心に 、ビジネスに役立ちそうな本をピックアップ
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2020年12月の記事一覧

【書評】文系AI人材になる

【書評】文系AI人材になる

今年の締めくくりの書評にふさわしい本です。もしよろしければ、ポチっとして正月休みにお読みくださいませ。

この本では AI 社会になって職がなくなることはないだろうかと心配している人たちに 、文系の人間でも AI 社会になっても生き残っていけるためのスキルを磨くことができることを具体的に示しています。

AI は、技術がどんどん一般化してきており、誰もが AI を気軽に扱えるようになってきました。

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超成功しているのに日本人だけが知らない!世界のスタートアップ儲けのモデルを紹介

超成功しているのに日本人だけが知らない!世界のスタートアップ儲けのモデルを紹介

今回のPodcastのテーマは「世界の意外なスタートアップ企業」です。

こちらからお聞きください。

世界のスタートアップ、有名IT企業といえば、とかく、GAFAやマイクロソフト、アリババなど米中の一部の企業ばかりが話題になりがちです。

しかし、実は日本のメディアにはほとんど登場せずとも、米国、中国、インドには大成功しているスタートアップが多数あります。
一方、日本には大成功したといえるスター

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【書評】なぜ日本企業のビジネスは、もったいないのか

【書評】なぜ日本企業のビジネスは、もったいないのか

日本企業はもっと強くなれる!とこの本の著者である黒田豊氏は断言しています。先日、黒田氏の講演で感銘を受けたので、著書を読んでみました。

端的に言うと、日本企業は①ビジネス・イノベーションの仕組みが作れない、②画期的なアイデアを消してしまう日本的思考と環境、③優れたアイデアを生んでも、グローバル展開できない現状、の3点だと看破しています。技術や人材は揃っているのに生かし切れていないということなので

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【書評】デジタル時代のマーケティング・エクササイズ

【書評】デジタル時代のマーケティング・エクササイズ

マーケティング実務家には非常に役に立つ本をご紹介します。

現在の置かれている状況は変化が激しい訳ですが、今までのように時間をかけて戦略を練って、なんて言ってられません。なので、世間に広まっている理論やフレームワークなどを活用して、短時間で判断する方が手っ取り早いです。

本書では、外部環境分析、内部資源分析、新たな市場の策定、マーケティング戦略の立案、マーケティング戦術の策定、実行計画に基づく施

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【書評】共感経営 「物語り戦略」で輝く現場

【書評】共感経営 「物語り戦略」で輝く現場

リクルートのマネジメント誌に18年間連載された具体例に解釈を加えた形になっていて、非常に分かりやすいです。 昨今のMBA上がり経営者には耳が痛い内容が多く、「共感経営」「物語り戦略」というキーワードがとても心に残ります。

今までの企業経営は分析的手法駆使した競争戦略が一般的なっており、その代表例は「ポジショニング理論」です。もちろん、企業経営の基本として分析的手法は必要ですし、身につけていること

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