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不安を上手にコントロールする

先週は自分の人生の中で割と大きめな出来事が起こる、はずだった。

あるフランスのブランドのクリエイティブ・ディレクターの話が来ていて、その最初の面接がある週だったのだ。

私はそのチャンスを逃すまいと、いろいろと面接に向けて準備していた。

だが、結局第1回目の人事面接の際、会社の方針が変わって、やはりクリエイティブ・ディレクターの経験が既にある人を採用したいという事になり、経験のない私の夢は儚くも消えてしまった。

今回の転職活動で、ヘッドハンターからは推薦されたものの、「クリエイティブ・ディレクターの経験がない」という理由で断られたのはこれが2回目だ。

「どんなに有名なクリエイティブ・ディレクターだって、始めは誰だってみんな初心者だったでしょう!」

と、思わず叫びたくなってしまう心境だ。


悔しいが、お見合いと就職活動は相性の問題。どんなに一方的に「あの人と結婚したい!」と思っても、その人とご縁が無ければそれは叶わないのだ。

今回はパッと気持ちを切り替えて、次の求人を気長に待とうと思う。

最近ヘッドハンターからも少しずつ話も来ている。秋に蒔いた種が今になってちょこちょこ芽を出し始めてきた感じだ。

本当の季節ももうすぐ春だし、これから少しずつ大きくなっていく木々の芽のように、私の転職活動も少しずつ明るく活発になってくるような気がしてきた。


確かに不安はある。いくら5回目の転職で慣れているからって、毎回目指すポジションが違うし、高いポジションを目指せば目指すほど、求人もぐっと少なくなるので競争率も激しい。今回は最悪、自分の目指すポジションが得られないかも知れないということも覚悟している。

でも、やっぱり諦められないのだ。この夢のために、2つも専門学校に通い、日本で5年間、そして海外で20年間一生懸命働いてきたのだ。

もし、最終的に夢が叶わなかったとしても、それに挑戦したという事実に後悔はない筈だ。だから自分の中で決めたタイムリミットまでは精一杯チャレンジしてみようと思っている。


そして、先ほども述べたように、これはご縁の問題なので、もし私にクリエイティブ・ディレクターとしてのご縁がなかったらきっとそれは私の運命なので、それはあっさり受け入れたいと思う。

何も海外ブランドのクリエイティブ・ディレクターになることが人生の全てではないし、なれなくて違う道を進んでみたら、案外、その方がうまくいったりするかも知れない。

一生懸命、できる限りの努力はするが、執着はしない。ある程度限界まで頑張ったらあとは運を天に任せて、無理はしない。


人生、生きているといろいろなことが起こって、不安になったり心配になったりする。トイレットペーパーだってつい買いだめしたくなる。

でもその不安をなんとか上手くコントロールしてこのピンチを出来るだけ明るく乗り切り、そして結果的に有意義なものにしていきたいなと思う。





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