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普通ってなに?〜次男の不登校から考えた!

「普通ってなんなんだろう?」

入学3日目から学校に行くのをいやがる次男と一緒にいてかれこれ1ヶ月、こんな疑問が浮かびました。

学校に行かない理由

それは、次男に学校がいやな理由を聞いた時のことでした。ひとつ目の理由が

「休み時間に外にでられないから」
・・まちなかの狭い校舎で500人以上の大規模校なので、ぶつかっては大変と、新1年生はなかなか運動場で外遊びをさせてもらえなかったのです。さらに、明日からは運動場で走ってはいけない、と(本当か??)それは私でもいやだわ。
もうひとつの理由は、

「すでに知っていることを、みんなと同じにやらないといけないから。」
・・次男は入学数ヶ月前から読み書きを始めたぐらいです。でも、進度別の学び方って、今やタブレットなど活用したら当たり前のこと。7年前からzoomを駆使し、今は完全オンラインで最先端の学びを子連れMBAで提供していると、学校がうん十年前から変わっていないことにむしろ驚愕。

というわけで、反論の余地もないので、
「学校に行きたくないことは尊重する。ただし、勉強はしなさい!」と約束しました。

ただ困ったのが、(幸いリモートで仕事できるけれど)仕事をしながら勉強をさせるのが超絶に大変なことです。
フリースクールを調べたところ、学校や幼稚園のようにたくさんあるようなものでもなく、通える距離にある施設自体が相当少なく、校庭もない。
走り回れそうな施設が郊外にはありましたが、家族の事情でそうそう簡単に引っ越しできないし、もちろんお金もそこそこ必要で、私学並みにかかるところまであります。

普通って一体なに?

小学校に行かないと行き場所がないのは、決まった年齢になれば、小学校に行くのが「普通」だからなのでしょう。
ただ最近、私の周囲をみても、不登校の子や、学校に行きたくないという子を数えると、軽く10人近くはいます。

そんな今、「普通って一体なんなんだろう?」と考えざるをえません。

今やオンラインを活用すると、戦後の大量生産のような教室ばかりでなく、進度にあわせた取り組みも可能だし、学校の先生だけでなく、さまざまな経験を持つ民間の人や法人と一緒にやると、多様な学びをコンビニほど身近に実現できるはず!

今や幻想である「普通」にあわせるより、誰もが個性をいかせる社会をつくるほうが絶対に楽しいだろうな!と、マインクラフトで私は到底つくれない作品を作っては、通りすがりのプレイヤー達の作品とリアクションをしあいっこしている子供をみているとそう感じる今日このごろです。 (おしまい)

みんなが普通にあわせるより、誰もが個性をいかせる社会をつくりたい!
私のそんな想いがきっかけで、発達障害という個性をアートに活かされている福祉実験ユニット、株式会社ヘラルボニーの松田代表と、子どもの多様な好奇心を研究し続け、発達障害への取り組みも開始されたピープル株式会社の桐渕代表(男子2人の父)とのトークイベントが実現しました!

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#子連れMBA

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