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【Wantedly運用】 最新の登録者数・料金・採用広報機能・スカウト機能など"Wantedlyの特徴"をまとめてみました!

こんにちは。即戦力RPOです。
本日は弊社のパートナーでもある、採用媒体Watedlyについて解説してまいります!

◾️即戦力RPOとは
即戦力RPOは企業のノウハウ不足・リソース不足・コスト不足を解決する採用支援サービス事業を展開しています。ベンチャースタートアップ企業を中心にこれまで300社以上の支援を行ってきました。得意領域は新卒・エンジニア採用です。

◾️実績
・シリーズBのスタートアップ企業の20名のエンジニア組織を40名まで拡大
・CTO、PM、メンバークラスを採用し、ゼロからエンジニア組織の立ち上げに成功
・シリーズAのスタートアップ企業で、年間4名の新卒採用に成功(最高返信率57%)

即戦力RPO

ベンチャー・スタートアップではすでに導入している企業が多いですが、まだ導入していない企業や、今後導入予定の企業に向けて基礎情報を徹底解説していきます!


◆Wantedlyとは?

2012年2月にリリースされた、企業のミッションや価値観への「共感」でマッチングする採用媒体。給与や福利厚生など条件面を記載することをNG。共感の採用ということもあり、ベンチャー気質や高い成長意欲をもった登録者の傾向が強いです。

◆Wantedlyの登録者数

サービス開始から登録会社数43,000社、個人ユーザー数350万人を突破。
今も絶大な人気を誇るWantedlyの一番最新の登録者情報をまとめました。

▶︎年齢別登録者数

成長意欲が高い登録者が多いこともあり、20代〜30代前半が全体の約半分を占めています。ジュニア〜ミドル層を採用したい企業にマッチしています。

▶︎職種別の登録者割合

複数の職種が登録していますが、その中でも最も多いのはエンジニア職です。ただWantedlyに登録しているエンジニアは未経験〜微経験が多いため、即戦力を狙う企業には向いていないです。

◆料金表

3つプランが用意されており、プランによってスカウト通数やスペックが異なりますが、最も安いプランで月額5万円から始められる手軽さがポイントです。詳細な料金表はWantedlyにお問い合わせください!

▼Wantedly_料金表お問い合わせ


◆Wantedlyの強み/弱み

続いてWantedlyを運用する上で押さえておきたい「強み」「弱み」について解説していきます。

▶︎強み

・自社の採用HPとして利用できる
Wantedlyは凝れば凝るほど、本格的なコーポレートサイトを作ることができます。自社HPにそこまでお金や工数をかけられない企業や、別途採用広告に力を入れていない企業にとっては、採用と広報が媒体一つで完結できるのは、嬉しい要素です。また、作成した会社ページは、SEO対策を行わなくても高い確率でGoogle検索の1ページ目に表示されます。

・掲載制限がない募集記事
中途だけでなく、新卒・インターン・業務委託・副業など様々な職種を、制限なしに掲載することができます。職種だけでなく、募集記事数の制限がありません。

・採用広報が強い
ストーリー記事、ポートフォリオ、募集記事など、自社の魅力を伝える欄がたくさん設けられています。また、ストーリー記事や募集記事はTwitterでシェアできるので、Wantedlyに登録していないユーザーにも目に留めてもらえる可能性があります。

・返信率が高い
Wantedlyはスカウトを別途購入しないといけないこともあり、スカウトの希少性が高いです。その影響から、スカウト流通量が他媒体と比較して低く、返信率は15%前後と非常に高いです。

▶︎弱み

・運用力やリソースが必要
募集記事の投稿、ストーリー記事作成、タイトルのABテスト、スカウト送付など、媒体運用だけでなく、広報にも力を入れないといけないため、運用力とリソースが必要です。他媒体は一回募集記事を作って終わりですが、Wantedlyは定期的なアップデートやブラッシュアップが必要になります。

・自社の強みが「待遇」の企業は厳しい
Wantedlyでは給与や待遇を記載するのがNGのため、安定志向に刺さりやすそうな「年収」「福利厚生」を訴求ポイントにおいている企業は新たに自社の強みを見つける必要があります。
仮に年収などの待遇を募集記事に書いてしまうと、公開停止にされます。

・アルゴリズムをハックしていないとアカウントが伸びにくい
募集記事の上位施策表示や、PV数が高い職種タグの活用など、細かい部分ではありますが、アルゴリズムをハックしているとしていないで、アカウントの伸び率は変わります。アカウントが伸びると自然応募がきやすいので

◆Wantedlyの仕様

では実際に、写真と一緒にWantedlyの仕様について見ていきましょう。
企業ページと募集記事に分けて、以下に解説していきます。

▶︎企業ページ(ホーム画面)

ホーム画面は各機能が全て詰まっています。「読みやすさ」「ビジュアル」を意識した作りをしないといけません。

①カバー写真/企業概要、②価値観、③メンバー、④ストーリー記事、⑤募集記事、⑥会社情報、⑦ポートフォリオの7段階で説明していきます。


①カバー写真/企業概要

太字の部分に、ビジョンや企業理念を書く会社が多いですが、「プロダクトに対する想い」や「この会社で大切にしている価値観」など採用メッセージの方が刺さりやすいです。
また、スマホで求人を見る候補者の方が多いため、画像はスマホのUI/UXに合わせて設定しましょう。PCに合わせて作成してしまうと、文字や会社ロゴが切れた状態で掲載されることもあります。スマホのUI/UXについてはまた別途紹介します。


②価値観

自社が大事にしている価値観を44個の中から最低3つ、最大6つまで選ぶことができます。価値観は最初に選んだ三つが大きく表示されるため、優先順位で価値観を選択すると良いでしょう。


③メンバー

「プロフィール画像」「名前」「役職/部署」「自己紹介文」で構成されています。アイコンをクリックするとメンバーの詳細な経歴を見るとができます。意外と候補者は社員の経歴を見えるので、メンバー登録している写真はプロフィールも充実させましょう。

④ストーリー記事

固定されたストーリー記事が三つ表示されます。固定記事はPV数が高い記事や、ペルソナに刺さりそうなコンテンツを設定しましょう。

⑤募集記事

新着順に募集記事が表示され、「カバー画像」「職種名」「求人タイトル」が見える仕様になっています。1職種につき1パターンの画像を使うのが普通ですが、上記のように並べた際に全て同じですと視覚的な飽きが来る為、1職種につき3パターン用意するとよりいいでしょう。

⑥会社情報

「社名」「住所」「設立年月」「創業者名」「メンバー数」「特徴(選択式)」と、企業の基本情報が載っています。

⑦ポートフォリオ

自社のプレスリリース用途で利用する企業が多いです。ポートフォリオは固定記事にすることができず、新着順に表示されます。

▶︎募集記事

一般的な媒体は、上から順に設定してある項目を埋めていき募集記事を作り上げますが、Wantedlyの募集記事は少し特殊で、記載しないといけない項目がなく、逆に全て自社の言葉で綴らないといけません。そのため候補者を惹きつける”文章力”が非常に重要になります。

①タイトル/カバー写真、②メンバー、③募集記事詳細(4項目)で構成されています。


①タイトル/カバー写真

37文字以内でタイトルを決めます。タイトルというよりキャッチコピーの方が表現として適切で、例えばキャリアアドバイザーでも「どんな人が欲しいのか」「どんな人が向いているのか」「この仕事で何を得られるのか」など、自社のキャリアアドバイザー像を伝えましょう。

②メンバー

ホーム画面のメンバー機能と使い方が少々異なり、代表メンバーではなく、例えば営業職の募集記事の場合は営業マネージャーなど、その職種に関わりがあるメンバーを設定するのが一般的な使い方です。

③募集記事詳細

募集記事には「なにをやっているのか」「なぜやるのか」「どうやっているのか」「こんなことやります」4つの項目が設けられています。この項目にはこれについて書かないといけない、という決まりはありませんが、多くの企業は下記のような使い方をしています。

※長くなるので、スクショは「なにをやっているのか」だけ掲載しています

<募集記事の特徴>
・なにをやっているのか・・・事業内容
・なぜやるのか・・・ビジョン、創業にかけた想い
・どうやっているのか・・・雰囲気、大切にしている価値観
・こんなことやります・・・募集職種の詳細

募集記事は母集団形成が左右されると言っても過言でないくらい、大きな役割を持っています。
先ほどお伝えしたように、文章だけで自社やポジションの魅力を伝えないといけないため、見やすさも重要ですが、読み終わった後に候補者の印象に残るような記事を作成しましょう。


◆スカウト機能

続いてスカウトの機能について解説していきます。
Wantedlyの一番安いプランはスカウト機能はついておらず、スカウト付きのプランはまた別途購入しないといけません。
ただ他媒体よりスカウト返信率は高いため、スカウト付きを推奨します!

<スカウトの特徴>
・スカウト単価は高い
・スカウト流通量が少ないことから、平均15%前後と高い返信率を獲得することができる
・購入して使い切ったら、別途購入しないといけない

◆採用広報機能

採用広報機能は「ストーリー」「ポートフォリオ」「ミートアップ」の三つの機能で構成されています。
ストーリー機能は多くの会社が活用していますが、ミートアップ機能は利用している会社が41000社中、237社しかいないため、競争率が低い穴場の採用広報です。

▶︎ストーリー

社員インタビュー、面接でよく聞かれるQ&A、内定式の様子など、自社について自由に発信するコーナーです。ただ、目的は「母集団形成」なので、ペルソナと関係のあるコンテンツを作成しましょう。

▶︎ポートフォリオ

自社のプレスリリースのように使う企業が多いです。
受賞歴、YouTubeチャンネル、サイトのリニューアルなど、出来事があるたびに利用するものです。

▶︎ミートアップ

候補者と会う機会を設けることで、特定の興味・関心を持った人たちとつながることができます。開催のコンテンツ設定は自由です。

<ミートアップでよくあるコンテンツ>
・取締役以上の講演会
・エンジニアに向けた勉強会
・新卒の会社説明会
・先輩社員とのランチ


◆Wantedlyにマッチしている企業

結果、ベンチャー・スタートアップ企業はすごくマッチしています。
成長意欲が高い候補者が多く、月5万円から始められるコスパの良さ、また自社をPRできる採用広報機能が充実しているなど、利点が非常に多いです。
また利用期間が終わっても、会社ページやストーリー記事、ポートフォリオは資産として残ります。

◆まとめ

記事が長くなってしまったのでまとめると下記のような特徴になります。

・月額5万円の低コストで利用が可能
・条件ではなく、共感で勝負できる採用サービス
・会社の採用HPとして活用できる
・あらゆる職種の募集記事を無制限で掲載ができる
・採用広報ツールとして活用できる
・スカウト流通量が少なく、高い変身率が期待できる

他媒体と比較すると料金的にも導入しやすいです!
ただ、かなり工数や安定するまで時間がかかる媒体ではあるため、リソースの心配がある企業様は、弊社にご相談ください!

即戦力RPOではWantedlyの初期セットアップからこまめなブラッシュアップ、ABテストまで行っています。

その他の内容で、自社の採用に課題を感じる企業様はぜひ下記お問い合わせフォームからご連絡ください!

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