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【まとめ①】 2023年、何に注目してる?

『mie Shanghai』のnoteを始めて約5か月。
振り返ってまず思うのは、掲載できなかった魅力的な写真が多すぎたということ。
載せられなかった一枚とともに、これまで取材に応じてくれた皆さんに、
2023年、注目していること、気になるものを聞いてみた。


01 joi

取材メモには、「誰もやってないことを見つけられるかどうか。参考はない」「世代っていうか、世界はもっと多様」など、印象的な言葉がいっぱい残っている。「○○女子」みたいな括りは、このコンテンツでは使わないようにしようと思わせてくれたのがjoiさんだった。

――2023年、注目していることは?
joi もうすぐ公開される映画『DUNE/砂の惑星Ⅱ』。音響、美術制作、続編のストーリーなど、どれも期待大。あとは、海外旅行に行けるようになったらケニアに行きたい。行ったことがある友達が、「風景や野生動物の姿がとにかくすごかった」と。コロナが収束したら音楽フェス(特に海辺の)も参加したいですね。それと、2023年注目しているブランドは『Jacquemus』。あとは国内のフレグランス系のブランド。アジア人好みのすごくいい香りがたくさんあって、最近よく使ってます。


02 aki

akiさんは現在日本でお仕事中。彼女がSNSに上げる物が魅力的なのは、多分「意図」を感じさせないから。取材時も、「人の意識を変えることはできないから」と言っていた。akiさんの記事は、読み返すたびにラクになる気がする。

――2023年、注目していることは?
aki 自分の気分と感覚。素のままの自分でいることは、ローコストでハイリターン。何かを装う必要もないし、それがバレることもないから。限られたエネルギーを自分のために使って、それ以外のことは自然にまかせたい。私たちはみんな普通の人なので、常に明るく輝いている必要も、人の目を気にして緊張している必要もないと思うから。で、具体的にやりたいことを言うとすれば、北海道でのスキー。雪原のなかでのスキーは、自分のなかでもっとも直感的な感覚に集中できるから。


03 aya

網紅(インフルエンサー)としてずっと活躍中のayaさんは、多分中国のZ世代マーケットを知りたい日系企業にいちばん刺さる人なのでは? 日本の流行も把握した上での意見は貴重。取材後、いっしょに行った『DEMO和洋食堂』のシチュー、絶品だったな。

――2023年、注目していることは?
aya 中国コスメ。特に『INTO YOU』のリップはこの前試してみて、そのふんわりとした質感と絶妙な色が日本でも流行りそうだと思いました。お湯メイク(白湯メイク)や純欲メイクにもGood。注目している人は、IVEのウォニョン。スタイル抜群で、ヘアメイクがかわいい。


04 李璇

ケーキづくりやアクセサリーづくり、インテリアコーディネートなどを、趣味ではなくきちんとビジネスにしていることにびっくり。李さんの才能ももちろんだけど、話を聞いてすごくストイックなのだということも伝わってきた。吉祥寺のカフェ、待ち遠しい。

――2023年、注目していることは?
李璇 どうやってハッピーに過ごすか、ということ。物質ではない幸せ感を得ること。なので、買い物ではなく旅行に行きたい。阿那亜(河北省秦皇島市)とか、日本とか、心を幸せ感で満たしてくれるようなところ。なぜ阿那亜? 海に降る雪を見てみたい。あと、のんびりリゾートを楽しみたいから。


05 Chunlee

「考え方に共感した」という、働き世代からの感想が多かったChunleeさんの記事。相変わらずすごく忙しいみたいだけど、たまに上海蟹とか、火鍋の会で家に呼んでくれるのがうれしい。年末年始は実家のある寧波で過ごしてるんだろうな。

――2023年、注目していることは?
Chunlee いつ海外旅行に行けるようになるのかということ。海外に行きたい。場所は日本。友達に会って、ショッピングして、おいしいものを食べたい。あとは健康。2023年はスポーツをやりたい。


06 miko

取材した中では最年少で、でもいちばん大人っぽかったmikoさん。知り合って世界が広がった気がしたし、自由な生き方で全然OKということも改めて教わった気が。あと、実家でつくっているという高級プーアール茶、いつか飲んでみたい……。

――2023年、注目していることは?
miko とっても楽しみな年。なぜなら、1月下旬に2年ぶりにニューヨークに帰れるから。ミュージアム、レストラン、公園、ヴィンテージストアなど行きたいところがいっぱい。ニューヨークはいろいろなブランドのショップがあるし、ヴィンテージも充実しているのでいまからお財布の中身が心配。でも、いちばん楽しみなのは新居に友達を呼んでパーティーすることかな。ニューヨークでは友達と部屋をシェアするので、いまより広い部屋になるので。新しい人や場所との出会いも楽しみでわくわくする〜。


07 渊倩

2022年末現在、渊さんも日本各地を旅行中だそう。あの独特の雰囲気とファッションの素敵さは、東京のおしゃれなエリアでも注目を浴びていそう。行ってみたいと言っていた場所やお店はぜひ記事で。お勧めだという杭州のお店もかなり良さそう。

――2023年、注目していることは?
渊倩 海外旅行とアイドル! ライブに行きたい。コロナ前は、推しのグループといっしょにワールドツアーをまわりながら旅をしたこともあったけど、もう3〜4年そういう体験ができていないので。2023年はいろいろな場所へアイドルを応援に行きたい。彼らは人にエネルギーを与えてくれる存在だから。


08 YUME

YUMEさんに日本酒の魅力を教わってから、「私たちがまだ気づいていない日本の魅力」について考えるようになってしまった。2022年12月末現在、上海市内は気軽に飲みに行けない状態だけど、YUMEさんとの日本酒新年会はやりたいな。

――2023年、注目していることは?
YUME やっぱり旅行の動向です。ゼロコロナ政策がなくなったので、2023年の春以降、外国に行き来できるようになることをいちばん期待しています。そしたら生活がコロナ前に戻り始めるので、展覧会のためにイギリスに行くとか、映画のためにシンガポール、コンサートのために日本とか、行きたい国に行けるようになる。活気が一気に戻ってくるのでは、と期待しています。


text
萩原晶子
フリーライター。上海にて2007年頃よりガイドブック、ファッション誌、機内誌、ウェブなどの記事を手がけている。
カルチャー誌『Ketchup.』(上海と東京で販売)など。
ins:@hagiwara_akiko_
微博:Akiko06

photo
阿部ちづる
2006年にフォトグラファーとして独立。ファッション誌、ビューティー誌、週刊誌、写真誌等のグラビア、ポートレート写真を撮影。アイドルグループやグラビアモデルからのアーティスト写真撮影で指名されることも多く、女の子の新鮮な表情を切り取る。
佐々木希『ささきき』(集英社)、武田玲奈『Rena』(集英社)ほか多数。
ins:@chizuru0821
https://lov-able.com/photographer/chizuru-abe

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