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協力隊員のおすすめ!絶品☆郷土料理

緑のふるさと協力隊が1年間活動する農山村には、その地域ならではの食材を使った料理があります。各家庭で作り方や味が少しずつことなっていたり……脈々と受け継がれている料理の一部を27期協力隊が紹介します!

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『おろしうどん』【石川県白山市白峰地区】


雪だるまカフェ」の名物、おろしうどん

大根おろし、毎朝手作り「ろくぞう」の油あげ、ネギ、地元の醤油「おや玉」を混ぜてうどんにかけて食べる。油あげはサイコロ状に切り、油で焼いてから混ぜるのでカリっとして香ばしい。

昼時になると観光客も地元の人もおろしうどんを食べにカフェを訪れる。

お客さんの中には出汁をいれて自分なりの美味しいアレンジをしている方も。私のアレンジ方法は白峰で今もまだ残る文化、焼き畑で作った「ななぎ大根」をおろして混ぜること。
ななぎ大根のすりおろしは甘くてさらにおいしい。

地元のものがつまったシンプルだけど愛されるうどんです。

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『トンちゃん焼き』【福井県坂井市】


トンちゃん焼きがおすすめです。

鉄板で豚ホルモンを焼くだけの簡単料理です。地区の飲み会では大体これが出てきます。地区の方と飲み交わしながら色々な話が聞けます。

仲間同士一気に仲良くなれる魔法の食べ物です。

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『筍寿司』【宮崎県日之影町】

派遣先の日之影町では、色々な郷土料理やお母さんたち自慢の漬物や料理をご馳走になることがあります。皆さん作り方を聞くと嬉しそうに教えてくれます。

最初に教えてもらったのが日之影町で食べられている「筍寿司」。

酢飯の上に大葉をのせて砂糖、醤油、みりんで薄く味つけした筍を上にのせて巻きすで形を整える。食べる時は、わさび醤油で食べると美味しい。
春先に筍を取って使う時まで冷凍しておくそうです。

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『栗の素揚げ』【宮崎県日之影町】


日之影町の有名な特産品は栗です。
主に関西の方のお菓子屋さんに出荷してるそうで、ある市場の関係者の方によると丹波の栗より美味しいとか。

栗料理といえば、栗ご飯や渋川煮ですよね。

栗農家さんに聞いた美味しい渋川煮の作り方は、栗1キロに対して砂糖は700gを使うみたいです。700gだとちょっと甘い渋川煮ができるので自然の甘みがいい人は600gぐらいが丁度いいみたいですよ。

渋川煮や栗ご飯も美味しいですけど個人的に「栗の素揚げ」が推しです。薄皮のままカラッと揚げて塩をかけて食べる。

これをつまみにお酒を飲む人もいるとか。

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他にも漬物も色々教えてもらいましたが各家庭で全然味も作り方も違うので、料理好きの人はお母さんの味を聞いていくのも楽しいと思います。

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