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森の情景

ロベルト•シューマン Op.82 森の入り口~ そこは気持ちがはやり ワクワクした足取り 特に初めて入る時の好奇心と言ったら、他のどんなことに例えられるだろう 物言わぬ精…

Kozi-Cozy
4日前
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生まれた街で

軍港で栄えた町も 今では本当に寂しくなってしまった 次々と当時からある企業は撤退してしまいました 昼間も人通りはなく それでも港に吹く風は 多分あの頃の風と同じな…

Kozi-Cozy
9日前

かきくけ転けた

よー転ける 何回目? 自転車危ない年齢になってしもた かといって歩いて駅までの往復は 辛すぎる 荷物もあるし 時間かかってヤダ 家族にはもう自転車はやめてと言われてい…

Kozi-Cozy
11日前
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これからは

うちの三女の機嫌が悪い すこぶる たまにあることだが 私が何か悪いことしたかしら と親の癖に妙に気にしてしまうのは わたしの悪い癖 そんな時ふと思うのが 次女の存在 …

Kozi-Cozy
2週間前
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緑の中

いい空気を胸いっぱい 吸い込めるのは 本当にありがたい マスクで過ごした4度の春は実にもったいなかった 曇りの日なのに 昨日鉢の植え替えをして株分けしたモンステラ …

Kozi-Cozy
2週間前
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五月の雨

昨日でG.Wが終わり 10日振りに 朝スーツ姿の夫を見た 私は娘の弁当を作り 制服姿の三女も見た  あと何ヶ月かでこの制服姿も見られなくなる 私の最後の子育てもあと少しな…

Kozi-Cozy
2週間前
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嗚呼高き哉

山に登った 本当に険しい山道で 山の上から岩や石が落ちて来たから出来たような道だった 日本の山は険しい やっと辿り着いた山頂で見た景色より 本当に見たかったのは 奴…

Kozi-Cozy
3週間前

小さきもの

黄砂やPM2.5、花粉などのせいで 季節性の気管支喘息が 私の肺から酸素を取り込みにくくしてしまう だからかこんなにも緑が愛おしくなるのかしらと思う 生徒に風邪をうつさ…

Kozi-Cozy
4週間前

考えたから始まった

去年の秋分の日前位から少しづつ意識し始めて行動に移してきたことは 『部屋の気を変える』こと 要らぬもの処分して スペースを作り始めた そうしたらまた前の様に 居心…

Kozi-Cozy
1か月前

Strength

私は元来あんまり強くない 調子に乗っているとすぐに 体調を壊してしまう I got it bad 夢中になってなんでもしすぎると調子を崩す 春になって緑や花々が嬉しくて つい…

Kozi-Cozy
1か月前
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緑の日々

春になり日常が活気づくと ついすぐにお茶を飲みに入ってしまう。昨日は飯田橋の外堀を上から眺めながらサイダーで初夏気分♪ 思えば東京でこの仕事を始めて そろそろ丸三…

Kozi-Cozy
1か月前

春だもの

お花畑の様にはいかないが 我が家のベランダにも春を連れて来た 少し仕事が早く終わる日に 駅の近くの園芸ショップに立ち寄ってみた 自転車のカゴに積める量と大きさの花…

Kozi-Cozy
1か月前
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三日見ぬまの

三日見ぬ間の桜かな、 とはよく言った物で たった一週間の間にもこの時期は時節の流れや移ろいを感じます 桜のドラマはもう幕引きで 皐の蕾やハナミヅキが花を開き始めま…

Kozi-Cozy
1か月前
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シーズンインザシェード

シェードで外からの視線を遮ることはリラックス効果のあることだと思います。 部分的に外からの光を取り込みながらプライバシーは守るやり方。 向かいの建物の住人からう…

Kozi-Cozy
1か月前
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お母さんのルージュ

子供はお母さんのお化粧品を持ち出して自分の顔に塗ってみたりするものなのだろうけど どうしてか 自分が母親になると子供がそんなことをしているのを見つけると やめて欲…

Kozi-Cozy
1か月前
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得て尚得られぬもの

目の前にすぐに現れるものを得たとして一体何になるのだろう また新たに他のものを出現させたくなるのだから これはもうイタチごっこの様で仕方がない 得たいのではない …

Kozi-Cozy
1か月前
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森の情景

森の情景

ロベルト•シューマン Op.82

森の入り口~
そこは気持ちがはやり
ワクワクした足取り
特に初めて入る時の好奇心と言ったら、他のどんなことに例えられるだろう
物言わぬ精霊に挨拶しに来たような
初対面であまりズカズカと無遠慮に踏み入ってそれらを怒らせてはいけないような
それとは逆に心は徐々に
不安よりも快活な喜びが満ちてくる
ようこそ不思議さん
そう私を呼んで
来るのを待っていてくれていたような

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生まれた街で

生まれた街で

軍港で栄えた町も
今では本当に寂しくなってしまった

次々と当時からある企業は撤退してしまいました

昼間も人通りはなく

それでも港に吹く風は
多分あの頃の風と同じなんだろう

どことなく勇ましさと
悔しさの余韻を含んだような
それでいて潔い
立派にやり尽くしたこの町の面影を見るように思う

私もここで頑張った
辛かった事もあった
身体もしんどかった
三女をここで産んだのは
17年前

もう若く

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かきくけ転けた

かきくけ転けた

よー転ける

何回目?
自転車危ない年齢になってしもた
かといって歩いて駅までの往復は
辛すぎる
荷物もあるし
時間かかってヤダ
家族にはもう自転車はやめてと言われているが
なかなかそういうわけにもいかない

大事に至らず済んだが
今回は仰向けに転び
頭を打ったので
MRIまで撮った

頭を打ったと聞いても慌てもしない夫に腹が立ち
日頃の鈍感さは仕方ないとしても
人への共感が無さ過ぎる夫に
この先

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これからは

これからは

うちの三女の機嫌が悪い
すこぶる

たまにあることだが
私が何か悪いことしたかしら
と親の癖に妙に気にしてしまうのは
わたしの悪い癖

そんな時ふと思うのが
次女の存在

三女の不機嫌さは脇に置いて
私に色々話しかけてくる

私たちだけは普段通り
ハッピーでいなければ

といった具合に

気にし過ぎて逆に話しかけて
更に刺激してしまうような私の愚かさに
放っておくのよ
そういう時は
と言わんばか

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緑の中

緑の中

いい空気を胸いっぱい
吸い込めるのは
本当にありがたい

マスクで過ごした4度の春は実にもったいなかった

曇りの日なのに
昨日鉢の植え替えをして株分けしたモンステラ
大丈夫だろうか?
部屋中を植物の緑にしたいという
娘の願望
部屋の緑化 
ペットが飼えない家の環境なら
それくらいしかないと考えてしまうだろう人は少なくないらしく
ホームセンターの園芸コーナーは
とても賑わっている。
あまり世話をし

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五月の雨

五月の雨

昨日でG.Wが終わり
10日振りに
朝スーツ姿の夫を見た
私は娘の弁当を作り
制服姿の三女も見た 
あと何ヶ月かでこの制服姿も見られなくなる
私の最後の子育てもあと少しなのかと思うとそれを考えたくない
遅れて起きて来た次女も会社に行った  
家に一人きり残された私
ということは10日ぶりの一人時間

猫のようにゴロゴロするもよし
そうしないであれこれこまめに働くもよし
掃除は昨晩しておいた
そうい

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嗚呼高き哉

嗚呼高き哉

山に登った
本当に険しい山道で
山の上から岩や石が落ちて来たから出来たような道だった

日本の山は険しい

やっと辿り着いた山頂で見た景色より
本当に見たかったのは
奴の笑顔だったのに
とうとうそれは見られなかった
奴も疲れていたのだろうが
記念写真位は撮ろうと向けた
スマホの反転画面に景色と一緒に入る自分たちの位置を予め決めてから
ここにどうぞと構えると
それが気に入らないのか
「なんでいつも俺

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小さきもの

小さきもの

黄砂やPM2.5、花粉などのせいで
季節性の気管支喘息が
私の肺から酸素を取り込みにくくしてしまう
だからかこんなにも緑が愛おしくなるのかしらと思う

生徒に風邪をうつされたかと思っていたら
熱が出ないところを見ると
これはどうやらいつもの…?毎年不意打ちの様にやってくる
どうして忘れるんだろう
自分が毎年こうなることを
認めていない
そしてこうなると急に
自分ってなんにもできない無力で
小さなて

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考えたから始まった

考えたから始まった

去年の秋分の日前位から少しづつ意識し始めて行動に移してきたことは
『部屋の気を変える』こと

要らぬもの処分して
スペースを作り始めた

そうしたらまた前の様に
居心地よく過ごせる空間づくりに、やっと意識が行き始めた

部屋がどうやったら
どうなっていたら
自分が落ち着けるのか
家族ではなく
自分自身が落ち着く空間づくり

やっと座って落ち着けるスポットが
できてきた。
音楽が聴けること
緑や花が

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Strength

Strength

私は元来あんまり強くない
調子に乗っているとすぐに
体調を壊してしまう

I got it bad

夢中になってなんでもしすぎると調子を崩す

春になって緑や花々が嬉しくて
つい半袖で歩き回ったり
植物🪴を暮らしにも取り込みたくて
つい土いじりや観葉植物の世話に夢中になってみたり
人の世話に関してもそうかもしれない
普段人と関わることを極力最小限にしている癖に
つい集まりなんかに出ていってしま

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緑の日々

緑の日々

春になり日常が活気づくと
ついすぐにお茶を飲みに入ってしまう。昨日は飯田橋の外堀を上から眺めながらサイダーで初夏気分♪

思えば東京でこの仕事を始めて
そろそろ丸三年。
最初は都内のあちらこちらを奔走していた。
夫の付帯でアメリカから東京に帰ってきたのが2019の春。
慣れる間もなくコロナ禍が始まり2021の春から漸く働き始めた。
地方出身で学生時代も田舎だった私が東京の電車生活に慣れるには時間が

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春だもの

春だもの

お花畑の様にはいかないが
我が家のベランダにも春を連れて来た

少し仕事が早く終わる日に
駅の近くの園芸ショップに立ち寄ってみた
自転車のカゴに積める量と大きさの花と鉢を幾つか選び
カゴいっぱいに花を揺らしながら帰ってきた。
恥ずかしくなんかない

今朝はそれらをベランダに並べて
新聞を敷いて
土いじり
好き放題に勝手な方向に伸びすぎた
オリーブの枝を、新芽が2本生えてくる方向を考えながら出ている

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三日見ぬまの

三日見ぬまの

三日見ぬ間の桜かな、
とはよく言った物で
たった一週間の間にもこの時期は時節の流れや移ろいを感じます

桜のドラマはもう幕引きで
皐の蕾やハナミヅキが花を開き始めました。花ってどんな花も人を喜ばせてくれるから、通り道に花が植えてあると、この家の人は、人を喜ばせてくれてるな、と思う。
花は買ってきて植えるのもお金がかかる。それでも植える人のサービス精神には頭が下がる。
きっと人に、サービス精神出し切

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シーズンインザシェード

シーズンインザシェード

シェードで外からの視線を遮ることはリラックス効果のあることだと思います。

部分的に外からの光を取り込みながらプライバシーは守るやり方。

向かいの建物の住人からうちの部屋の中が見えないようにするには
カーテンだけでは足りない。朝にしかない特別な光。
これを取り込むために、ドレープカーテンは遮光でも、レイヤーのレースカーテンは可愛めに。閉めっぱなしにしない為でもある。

ベランダにシェードを張って

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お母さんのルージュ

お母さんのルージュ

子供はお母さんのお化粧品を持ち出して自分の顔に塗ってみたりするものなのだろうけど

どうしてか
自分が母親になると子供がそんなことをしているのを見つけると
やめて欲しいと思ってしまう

私のものを使われて嫌なのではない

無垢な素肌にそんな余計なものを塗って綺麗な肌の健康をわざわざ損ねる様なことをさせたくはないのだ。

自分だって通ってきた道であるが
ちゃんとその辺のことには気を遣って選んで使って

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得て尚得られぬもの

得て尚得られぬもの

目の前にすぐに現れるものを得たとして一体何になるのだろう
また新たに他のものを出現させたくなるのだから
これはもうイタチごっこの様で仕方がない

得たいのではない

満たされたいだけなのに
これは難しい

手に触れるもの
見えるもの
作れるもの
自分で変えられるもの

目の前に現れては消えないものを
どう変えてみたとて

流れる時間と
移りゆく季節
揺れる現実
変わる心

予期せぬものに憧れて

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