これからは

うちの三女の機嫌が悪い
すこぶる

たまにあることだが
私が何か悪いことしたかしら
と親の癖に妙に気にしてしまうのは
わたしの悪い癖

そんな時ふと思うのが
次女の存在

三女の不機嫌さは脇に置いて
私に色々話しかけてくる
さ
私たちだけは普段通り
ハッピーでいなければ

といった具合に

気にし過ぎて逆に話しかけて
更に刺激してしまうような私の愚かさに
放っておくのよ
そういう時は
と言わんばかりに楽しく会話しようとしてくれる

二人一度に拗ねられているのは
私だって辛いけれど

どちらか一人でも
普通なら
ま
いっか

とこうなる

今朝はまた冷たい雨

まだ五月なんだから
やめてくれよと思いながら

またしても頭痛にうちやられている

週末には機嫌よく
美味しい2種類のクッキーを焼いてくれた三女を思い出しながら
今朝はコーヒーじゃなく紅茶を
お気に入りのティーカップで頂いてみる

大学受験
これさえ終われば
これからは自分で能動的に選んだ勉強ができるんだから
これからの4年間、もしくは6年間は彼女の自分らしさを発見する為の黄金期

私は今何期だろう？
二週間後にまたひとつ歳を重ねる
50代後半の半ば
あと三年で還暦
私のこれからは
選ばない人生にしたい
受け入れる
委ねる人生

色んなものを選んできたから
捨てて来たものも多い

荷物を軽くすれば
先に踏み出す足も軽くなる

そろそろ休みたい
休憩したい
と音をあげている夫を
少しでも休ませたいけど
私がもっと人や社会に貢献したり
喜ばれたり必要とされたりするような立派な大人なら良かったのにと思う

私が頑張れることは
家事と子育てだったのかと
バカにする人も居るけれど

三人の娘は私の宝物

余力で働ければ御の字
やれやっと今の量を働かせてもらえている
働くことで逆にできなくなった家事を夫にさせているのだから
休ませるどころの話ではない

兎に角みんな機嫌良く
この家で暮らす限りは
一緒に仲良く暮らしましょう