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緑の日々

春になり日常が活気づくと
ついすぐにお茶を飲みに入ってしまう。昨日は飯田橋の外堀を上から眺めながらサイダーで初夏気分♪

思えば東京でこの仕事を始めて
そろそろ丸三年。
最初は都内のあちらこちらを奔走していた。
夫の付帯でアメリカから東京に帰ってきたのが2019の春。
慣れる間もなくコロナ禍が始まり2021の春から漸く働き始めた。
地方出身で学生時代も田舎だった私が東京の電車生活に慣れるには時間がかかった。
兎に角がむしゃらに仕事を取って足がパンパンに腫れるまで歩き回った。路線も電車を降りてからも右に歩けばいいのか左に歩けばいいのか、改札出口と、乗り換え出口の区別さえつかないレベルだった。
上を見て歩けば書いてある情報も,多すぎて何をみて歩けば辿り着けるのか目がチカチカ頭ブンブン。無事出口に出てからも、地図の通りに歩き出したつもりが、しばらく歩き出して反対向き?Googleマップの見方さえおぼつかない。
約束の時間までに迷わずに行けることはまずなく、かなり余裕を見て予定を組んでいるつもりでも、着けるのは時間ギリギリ。何度も迷ったり、反対方向の電車に乗って引き返したり。
あらゆる路線に乗ってあらゆる場所が行き先へ向かった。バスに乗り換えることもある。ひたすら目的地に向かって歩いた。仕事の道具以外に天候や気候に対応する為、夏も冬も荷物は増える。いつもカバンは重かった。靴もカバンも、使いやすいものをと何度も買い替えた。良いものなんて持てるはずもない。服を買ったりしてお洒落を楽しむ余裕すらなく、ひたすら仕事。
収入は大した額にはならず、経費とトントンだった。
石の上にも三年とはよく言ったもので、今ではあの頃と比べると、
1日の仕事量は半分でも、収入の方は当初のおよそ3倍近くにはなっている。ふるいにかけたつもりはないが、需要と供給の折り合うところで、合わない生徒や気を使う親とは、不思議と縁が切れて今は仕事の全てがやりやすい。毎日毎場所この仕事に感謝してお伺いしている。これは、本当にありがたいことだし、当たり前ではないことだと思う。

果敢に踏み込んで仕事を取った自分の粘りと努力の成果でもあるし、丁寧に一人一人と向き合って,今では理解ある良いお相手に恵まれて,毎日仕事ができていることは本当に幸せ✨

そして当初からの願い、目標であったピアノがとうとう買えた。
一流のものではないけれど、今の私の身の丈に合う中古だけど、敬意を持ってお迎えした。家にあるのだからもう暑い夏も寒い冬も電車に乗って練習室スタジオまで行かなくて良いし費用も掛からないからありがたい。三年ローンだから、あと3年で払い切り、次はバージョンアップした物に買い換えることが目標!

飽きっぽいので、もうそろそろ、違う仕事も副業で一つ入れたいと思っている。個人を相手にする仕事、私ができること他に何があるだろう。

本業にもつながる副業。
考えよう!
働いていないと身体の調子が悪いし、出掛けていないと心に苔がつく。

でもおうち時間はそれなりに好きだし、ベランダや部屋には緑を置いて
気分良く過ごしたい。今日の仕事先南阿佐ヶ谷の商店街で通りかかった花屋さんで、モンステラの鉢を見つけた。大きさといい葉の数といい,我が家にぴったりで、電車だけどなんとか持って帰りたいと言うと、持ちやすいように包んでくれた。赤ん坊のように抱き抱えるようにして我が家に連れて帰った。環境変わっても元気に伸びて欲しい。
明日から仕事から疲れて帰る部屋にモンちゃんが迎えてくれると思うと嬉しいな♪







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