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人の役割をつくり、まちを一つに
前回のnoteでは、「まちのデザイン屋さん」としての限界を綴りました。
会社を継続、発展させ、まちが抱える社会課題を解決させていくために収益性を改善させていかなくてはなりません。
そのためには、段階を踏む必要があり、今回のnoteでは「まちのデザイン屋さん」から移行のための最初のステップを書きたいと思います。
最近ではすっかり商店街、地域のイベント屋さんとして重宝いただいてきております。
「まちのデザイン屋さん」の限界。まちとデザインの実情とボランティア。
前回のnoteで、今のネイバーズグッドに足りないものは商品だと書きました。
デザイン、ホームページ制作という商品があって今日に至ることはできていますが、積み重ねてきている「社会資本」を活かした商品がない、という状況が大きな課題だと感じています。
商品の開発にあたっては段階を踏む必要があり、今回はその具体的な内容を書こうとは思ってはいたのですが、もう少し時間がかかりそうなので、まず、弊社が抱える
「社会資本」とビジネス。「ネイバーズグッド」に今足りないもの。
前回は「ネイバーズグッド」は「社会資本」を生産しているというお話をしました。
「社会資本」は、私たち人間が幸福を感じるために欠かせない要素です。
社会の現状に目を向けてみると、地域コミュニティーの希薄化に加え、リモートワークやあらゆるハラスメントの顕在化をはじめとして、職場関係も希薄化が進みます。
こういった人と人との関係や絆が細くなるというのは、「社会資本」の欠落を意味します。
かつては
「ネイバーズグッド」は何を生産しているのか?
社会問題をどうやって「ネイバーズグッド」で解決させるのか。
その前に、「ネイバーズグッド」は何を生産しているのか?に触れておきたいと思います。
突然ですが、幸福とはなんでしょう。
宗教っぽい出だしで怖いですね。
社会評論家、橘玲氏は著書の中で、幸福とは、「金融資産」と「人的資本」、「社会資本」 のしっかりとした土台があった上で設計されるべきものと説いていて、僕はそこにヒントを見出しています。
社会問題を「ネイバーズグッド」で解決させる
地域に新しい仕組みが必要です。
前回挙げた
高齢化によるデジタルディバイトや孤独
若者が活きる場がない問題
商店街、町内会の担い手不足
といった全ての課題を解決させ、かつ結果的に究極的な地域課題である防災を高めます。
かつてであれば、有志で集まり、非営利団体やNPOを発足させ、これらの課題に挑む姿が順当であったかと思います。
しかし、成長から成熟へと一定の時代の流れを経て完成された社
僕らが対峙している社会問題は何なのか?
遠くの誰かのためではなく、目の前の大切な人のために自分の仕事があるようにする。
と、強く心に決めてから、目の前にいる人たちの困りごとに応え続けてきました。
ゴミ拾いや落ち葉はき、商店街の街路灯のフラッグの交換、掲示板へポスターの掲示…さまざまな困りごとに応えます。
そういった中でまず感じるのは「高齢化」です。
テクノロジーの進化のスピードとのギャップが生む、デジタルディバイト(ネットやスマホ
雪掻きから立ち返る初心
2月7日の東京は警報を伴う大雪でした。
数年前より雪が積もった翌朝は早起きして、近所の雪掻きをするようにしています。
昨年までは家の前止まりでしたが、今年は中杉通りまで出て通り道をつくろうと気持ちが働いて動けたのは、「この人が困るだろうな」というイメージする人の顔が拡がったからだと思います。
時間が経つにつれ、他の雪掻きをする方も増えてきて、協力して駅までの道を確保することができました。
雪