人生初のロールシャッハ・テスト
昨日、また隣の県の大学病院まで行って参りました。
精神科にて、臨床心理士による心理テストを受けたのですが、
コレが興味深いのなんのって！！
残りの詳細はまた後日にお話したいと思いますが、2時間ブッ通しで、
休み無く連続で3種類ものテストを受け、かなり脳が疲れました。
その内のテストの1つが『ロールシャッハ』という物でした。
その人の性格や、人となりなどを診る為の心理テストです。
まあ占いのようなモノです。
内容を簡単に説明致しますと、紙の上にテキトーにインクを垂らし、
その紙を2つ折りにし、インクがジュワ～と広がってシルエットになった
絵を見て、それが何に見えるか、どんな風に見えるか、を調査するのです。
正解という答えはございませんが、わたしのように想像力が豊かな人ほど、
1枚のロールシャッハの絵が、いくつもの物に見えたりします。
わたしはもう何年も前から、このロールシャッハに興味を持っており、
いよいよ日本で、そのテストを受ける事が出来、夢が1つ叶いました！！
日本に来て良かったあー！！
まず、コチラの絵をご覧下さいませ。
コチラが、わたしが実際に病院で見た、10枚のロールシャッハの絵です。
10枚もございますが、1枚ずつジックリ見て行くのがテストの内容です。
全てのカードを見て、何が見えるかを心理士に遠慮無く説明した後、
今度は2人で一緒に、また1枚ずつ見て行き、『どうしてそういう風に
見えたのか』を、心理士に説明するのです。
皆様もとっくにご存知、わたしは『共感覚』持ちですので、
絵によっては色が見えたり、香りがしたり、風景が見えたりなど、
なるべく心理士の方に『変人だ！』と思われないように答えるのが
大変でしたが(笑)、途中から、それでは意味が無いなと思い始め、
気を遣うのもしんどくなって来たので、共感覚のお話を少ししました。
残念ながら今回の心理士の方は、ほとんど共感覚の知識が無く、
わたしが少し説明する必要がございましたが、真剣に聞いて下さいました。
こういう時、『笑わずに聞いてくれる事』が、どれだけ有難い事か……。
ちなみに、澄んだ瞳が綺麗なお姉様の方でした。
そして、無事に全10枚のテストが終わりましたが、全3種類もの
テストの内、このロールシャッハ・テストが一番時間が掛かりました。
わたしが遠慮無く乏しい日本語で説明する度、心理士の方が一生懸命に
紙に色々メモっていらっしゃったのですが、わたしはその方の腱鞘炎の
心配をしてしまいましたよ。
やり方が原始的で、ちょっと驚いてしまいました。
タブレットなどでデータを入力した方が、早いのではないでしょうか？
あと『どうしてそう見えたのか』を説明する時、やはりデジタルな
やり方で、患者自身がその絵を描けないと、説明し辛く感じました。
紙とペンだけでは、今の時代にはちょっと相応しくないと思い、
わたしは心理士の方に、『iPadで患者自身が絵を描けた方が良い』と、
様々なアイディア提供をしておきました。
患者にも、お医者さん側にとっても、やり易い医療が良いですよね！
昨日は、それだけがどうしても心残りでしたので、
わたしは新居に帰ってから、ロールシャッハ・テスト中に見えた絵を、
ラクガキではありますが、ちゃんとiPadで描いてみました。
実際には、その場で描けて、心理士の方に見て頂けたら良かったのですが、
残念ながらセッションが終わる時間が近付いていた為、急いでいたのです。
ロールシャッハ・テストは全10枚で、全10枚全て分の回答を
絵に描き出すかどうかは、まだちょっと考え中ですが、とりあえず今回は、
最初に見たロールシャッハの絵の答えを載せようと思いました。
ぜひ、興味深くご覧下さいませ！
皆様にはどう見えたか、わたしも知りたいので、
興味深いコメントをお待ち致しておりますっ！！！
まず、最初に出たのが、このロールシャッハのカードでした。
皆様は、この下の絵が、何に見えますか？
最初に見た時、わたしは『何だコレは、FFVIIのジェノバか？』と
思いましたが、心理士の方にそれが通じるか通じないかは別として、
それも遠慮無く話しました(笑)。
また真剣に、笑わずに聞いて下さいました。
こんなヲタクくさい回答を笑わずに聞いてくれて、どうもありがとう…。
何なら、心理士の方も『FFVII？！ ジェノバ？！ ほうほう！』と、
興味津々のご様子でした。(※解らない人は画像検索をしてね！)
もちろんFFVIIのジェノバにも見えたのですが、他にも色々見えました。
回答をラクガキしてみましたので、どうぞご覧下さいませ！
まずはコレ。
昆虫の親玉や、RPGに登場しそうな虫系のラスボスに見えました。
蛾っぽいので、『モス・キング』とでも名付けましょうか。
コレは良いですね、自分のオリジナル作品に登場する敵キャラとして
使えそうです！！ 創作意欲が湧いて参りましたよっ！！！
そしてお次の回答は、コチラ。
横向きのゾウのようにも、わたしには見えました。
心理士の方には『なんでコレがゾウやねん？』と、何度も訊かれましたが、
家に帰って来てから描いたこの絵を、その時に見せる事が出来ていたなら、
もっとお互いに納得が行ったかもしれませんね。
もちろんですが、わたしには全ての絵がフルカラーで見えております。
ちゃんと香りとか味もします。 ナイス共感覚！
またお次の回答は、コチラ。
邪悪な犬のオバケの顔のようにも見えました。
コレは、絵全体が、犬の顔に見えました。 上の方が犬耳に見えますし。
やはりこの回答についても、心理士の方はメチャクチャ細かく
『なんでコレが犬やねん？！ どこがやねん？！』と訊いておりました(笑)。
…まあそんな感じで、最初のその絵は、そんな風に見えたのです。
でもやっぱり、FFVIIのジェノバは外せません(笑)。
残りの9枚のロールシャッハの絵でも、同じように回答を載せるかは
まだ分かりませんが、わたしの興味が続いている内は、載せようかなと
思います。 でも、記事の評判次第かな…。
人様の回答を見ていても、面白いのかどうかが謎ですので。
わたし自身は、他の方々の回答にメッチャ興味津々ですが、
わたしは大体いつもマイノリティー側に入っておりますので、
わたしとは真逆の感想の方々の方が多いかもしれません。
ちなみに結果発表は、来週になると言われました。
わたしは一体、どのような人間で、どのような性格を秘めており、
どこまで精神的に病んでいるのでしょう？ 興味津々です！！
残りの2種類のテストの内容は、また後日に記事に致します。
こういう精神テストにご興味がおありの方々、どうぞお楽しみにっ！！
もし宜しければ応援と金銭的サポートをお願い致します。 闘病エッセイ漫画を描く為の材料費にしたり、 生きて行く為に大切に使う事を誓います。